高規格幹線道路
■高規格幹線道路網計画
国土交通省では、昭和62年5月に道路審議会に対し、高規格幹線道路網を構成する路線要件等を諮問し、
同6月26日に適当と認める旨の答申を得たあと、これに基づき14,000kmの高規格幹線道路網計画を決定
しました。
第4次全国総合開発計画(昭和62年6月30日閣議決定)でも、21世紀に向けた多極分散型の国土を形
成するため“交流ネットワーク構想”を推進する必要があるとして、この高規格幹線道路網を形成するとさ
れています。
この高規格幹線道路とは、自動車の高速交通の確保を図るため必要な道路で、全国的な自動車交通網を構
成する自動車専用道路のことをいい、その構成は高速自動車国道(国土開発幹線自動車道等)約11,520km、
国土交通大臣指定に基づく高規格幹線道路(一般国道の自動車専用道路)約2,480km(うち本四180km)と
なっています。
■高規格幹線道路の整備状況
|
総延長 |
平成25年度末開通延長(進捗表) |
|||||
全国 |
四国 |
全国 |
四国 |
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高規格幹線道路 |
約14,000km |
779km |
10,696km |
(76%) |
570km |
(73%) |
|
高速自動車国道 |
11,520km |
662km |
<845km> |
(80%) (73%) |
<38km> 490km |
(80%) (74%) |
|
一般国道自動車専用道路 |
約2,480km |
117km |
1,443km |
(58%) |
80km |
(68%) |
注1.
高速自動車国道の<>内は、高速自動車国道に並行する一般国道自動車専用道路である。
(外書きであり、高規格幹線道路の総計に含まれている)
注2.
一般国道自動車専用道路の開通延長には、一般国道のバイパス等を活用する区間が含まれている。
注3.
総延長は、高速自動車国道においては、国土開発幹線自動車道建設法第3条及び高速自動車国道法第3条、
本州四国連絡道路及び一般国道においては、国土交通大臣の指定に基づく延長を示す。
■四国地方整備局 高規格幹線道路網図
■本州四国連絡道路
本州四国連絡橋は、昭和30年以来種々の調査、研究が進められてきました。
そして、昭和45年7月の本州四国連絡橋公団設立の後、昭和48年度中に着工の予定でしたが、おりからの
総需要抑制等の見地から本工事の着工が一時延期されていました。
しかし、昭和50年8月に当面の建設方針が決定され50年12月の大三島橋を皮切りに、 順次各橋が着工
され、平成元年12月には唯一未着手橋梁であった多々羅大橋の事業化が追加決定されました。
このような経緯の中、昭和63年4月10日に児島・坂出ルート、 平成10年4月5日に神戸・鳴門ルー
トが全線開通、 平成11年5月1日に尾道・今治ルートが一部区間を残し開通し、平成18年4月29日に
全線開通しました。
お問い合わせ先
国土交通省四国地方整備局 道路計画課
〒760-8554 高松市サンポート3番33号 高松サンポート合同庁舎
Tel: 087-851-8061