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四国地域にふさわしいITSのあり方 −四国地域ITSビジョンの策定−
道路を利用するドライバーや歩行者のニーズに応えるため、ITSのモデル展開やフィー
四国地域におけるITS推進のあり方
国土交通省四国地方整備局では、道路交通問題を始めとし
て四国地域が抱える様々な課題をITS(高度道路交通システム)
を活用して解決していこうと考えています。
四国地域ITSビジョン(案)は、四国地域にふさわしい
ITSを、関係機関の連携と協力の下に総合的・計画的に推進
するため。「四国地域ITS推進懇談会」の意見を踏まえて
策定したものです。
ITS(高度道路交通システム)とは
■最先端の情報通信技術を駆使した新しい道路交通システム<ITS>
ITSは、Intelligent Transport Systemsの頭文字を取ったもので
「高度道路交通システム」と訳されています。
ITSは、最先端の情報通信技術を用いて人と道路と車とをネットワーク
化することにより交通事故や渋滞などの道路交通の諸問題を解決する新
しい道路交通システムです。
■ITSがもたらす効果
●VICSにより渋滞情報や通行規制情報
をリアルタイムで提供します。
●料金所での料金支払いを自動化し、
ノンストップで通過できるようにし
ます。
●道路と車両の情報のやり取りにより、
前方での危険発生等をドライバーへ
警告します。
●車両の自動制御機能を追加することに
より、衝突等の危険の自動回避や自動
運転を実現します。
●車載機を初めとして、電子、通信、情報、
自動車分野等システムの研究・開発・普及
を通じ、50兆円規模の大きな市場を送出
します。
●渋滞の解消により省資源と環境への負荷
軽減を実現します。
●商用車への道路交通情報の提供と物流セ
ンターの自動化・システム化により集配
業務の効率化を図ります。
●自動運転技術による商用車の連続運転の
実現により、輸送効率が飛躍的に向上し
ます。
■「ITS全体構想」策定の異議
政府は、平成6年8月に内閣総理大臣
を本部長とする高度情報通信社会推進
本部を設置し、高度情報化に向けた様
々な検討を行ってきましたが、平成8
年7月に「高度道路交通システム推進
に関する全体構想」、いわゆるITS
全体構想を策定し、ITSを国家的プ
ロジェクトとして積極的に推進するこ
とを全世界に向けて示しました。
四国にふさわしいITSをめざして <4つのキーワード>
四国地域ITSビジョンは、四国地域の現状と課題を踏まえた上で、本地域で
推進すべきITSのあり方・方向性を定めるものです。これにより、関係機関
が連携・協力し、四国地域において総合的・計画的にITS施策を推進するこ
とが可能になります。
山間部道路のITS
●四国では、特に山間部を通過している道路が多く、常に落石・土砂崩れなどの危険性に
さらされている所も少なくありません。
●山間部の安全な走行を支援するITSを実現するためには、道路、交通、気象等各種の情
報について収集・処理・提供を行う様々なシステムの整備が必要となります。
●そのためには、各システムを相互に連携させることが必要であり、光ファイバーケーブ
ル等高速・大容量の通信網の整備が不可欠です。
四国で動き始めたITS
ルド実験が四国ですでに始まっています。
「道の駅」の情報化
「道の駅」を拠点に道路と地域を情報化
「道の駅」を地域の拠点として、県外からの道路利用者や
地域住民に対して、道路交通情報や観光情報を含む様々な
情報提供サービスを実施しています。さらに高知県では、
インターネット等を利用したより高度な情報提供サービス
の実験を行っています。
VICS(道路交通情報通信システム)
快適で安全なドライブをサポート
道路上に設置したビーコンから車載機(カーナビゲーション)
に渋滞情報、規制情報、道路案内、駐車場案内などをリアル
タイムで送信するシステムです。
四国でも高松自動車道、松山自動車道などですでに平成9年
からサービスが始まっています。
特殊車両自動計測システム
情報通信技術で道路管理を効率化
橋梁などの道路構造物を保全し、安全な道路交通を確保するためには、
大型車などの重量の大きい特殊車両がルールを守って運行しているかを
取り締まる必要があります。
平成8年に国道11号香川県坂出市に設置されたこのシステムは、特殊
車両の重量、幅、長さなどのデータを自動的に計測し、違反車両の取締
まりを効率化するシステムです。