大渡ダムについて
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大渡ダムはいつできたのですか? |
大渡ダムは昭和38年に計画、昭和41年から調査を開始、そして15年もかかって昭和55年に完成しました。管理を開始したのは昭和62年からです。 |
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大渡ダムに流れてきている水はどこから来ているのですか? |
大渡ダムに流れてきている水は仁淀川ですが、その源は面河川で、石鎚山から流れてきています。 |
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大渡ダムにはどれくらいの人が働いているんですか? |
ダムは無人だと思っている人もいるようですが、大渡ダムでは平日の昼間は19人もの人が働いています。
また夜間、祝祭日も宿直の人が1人います。と言うことで、24時間365日、ダムには人がいるということになります。 |
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ダムから放流するときサイレンが鳴りますが、誰がどのようにしてならしているのですか? |
職員がコンピュータ制御によってならしています。
最初にならす時間をセットすれば後はコンピュータが自動で鳴らします。また、警報車でも注意を促すために走ります。
サイレンが聞こえたり警報車がまわってきたときには川の水位が上昇するので十分気を付けて下さい。 |
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ダムの水はどれくらいあるのですか?
また、どうして夏と冬で水の高さが違うんですか? |
出水期(7月1日〜10月10日)は台風や大雨に備えて、ダムに水を貯められるようにEL.188.5m、非出水期(10月11日〜6月30日)は雨があまり降らないので、渇水(水不足)に備えてEL.204.0mのところまで水を貯めています。
また、台風が近づくときは、前もってダムの水位をEL.177.5mまで下げて、最大でEL.214.0mの水を貯められるようにしています。 |
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ダムの仕事はどんな仕事ですか? |
台風や大雨の時に洪水になるのを防ぐための仕事、かんがい用水・水道用水・発電のための水量を確保するための仕事、ダム施設の点検や整備などの仕事をしています。 |
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ダムの見学は出来ますか? |
事前に連絡下されば出来る限りの対応をさせていただいております。見学コースとしては、ダムの操作室並びにダム堤体内部(コンジットゲート)を職員が同伴して案内しています。
なお、見学にかかる時間は約1時間程度かかります。
詳しくは大渡ダム管理所代表0889-32-2120
担当は管理第一係となっています。 |
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ダムの仕事って大変ですか? |
はい、大変なこともあります。特に台風や大雨の時はダムから放流している間、昼夜を問わずにゲートの操作をしなければいけないからです。
でも、下流に暮らしている人たちや、川を利用する人たちが、安全且つ快適に暮らして欲しいという願いがあるのでとってもやりがいのある仕事だと思っています。 |
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ダムの水(仁淀川の水)は何に利用されているのですか? |
不特定かんがい用水・上水道・発電・川の維持等に使われています。
不特定かんがい用水は鎌田用水・吾南用水があり、樋門というゲートから水を取って、水路に流していて、それが田んぼや畑に行き渡ります。
上水道は針木浄水場で飲料水となって高知市に送られています。発電は四国電力に使われています。
川の維持は川をかれさせないようにしたり、川に住んでいる生物を守るために流す水です。 |
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大渡ダムの発電で約35,000世帯の電気量がまかなえると聞きましたが、標準世帯の電気使用量をどの様に(年間 kwh)として想定しているのですか。 |
標準世帯の電気使用量は年間約3,500kwh(1995年度)として想定しております。
2001年度の標準世帯の電気使用量は年間約3,600kwhであり、年々数値は変動しています。(電気事業連合会調べ) |
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国土交通省、川の防災情報から見れるリアルタイムダム諸量一覧で
- 2005/07/01 00:10
貯水量10904 貯水率83.9
- 2005/06/30 24:00
貯水量10913 貯水率32.1
となっています。貯水量が減ってるのに、貯水率は劇的に向上してるんですけど、貯水率ってどうゆう風に算出してるんでしょうか?
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大渡ダムの運用ルールで以下の事が決まっています。
- 洪水期 (7月1日〜10月10日)
非洪水期(10月10日〜6月30日)
- 常時満水位 204.0m
洪水期制限水位 188.5m
1.の洪水期中は台風等で雨が多い時期ということで、通常、ダムの貯水位を、2.のように洪水期制限水位という非洪水期より約15m低い水位で管理しています。
このため、6/30の貯水率は、貯水位204.0mの時の貯水量34000千m3に対して計算する値となります。
7/1の貯水率は、貯水位188.5mの時の貯水量13000千m3
に対して計算する値となります。
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毎年、GW・盆休みと大渡ダムで釣を楽しませて頂いております。
貯水率を教えていただきたいのですが。 |
質問の貯水率についてはhttp://i.river.go.jp(携帯電話用サイト)からでも確認できますのでよろしくお願いします。 |
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いつもダム湖でレジャーを楽しませていただいております。ダムの貯水量の事で質問です。7月31日に大渡ダムを利用させていただいたのですが、前日に貯水率を調べると確か98%ぐらいだったと思います。翌日に行ってみると普段の満水状態から10m以上減水していました。100%が満水とゆう訳ではないのでしょうか?ちょっと疑問に思ったので今後の事もありますので御質問させて頂きます。宜しくお願い致します。 |
ご質問の件ですが、大渡ダムの運用ルールで以下の事が決まっています。
- 洪水期 (7月1日〜10月10日)
非洪水期(10月10日〜6月30日)
- 洪水期制限水位 188.5m
常時満水位 204.0m
1.の洪水期中は台風等で雨が多い時期ということで、
通常、ダムの貯水位を2.のように洪水期制限水位という非洪水期の常時満水位より約15m低い水位で管理しています。
そのため、以前来られたのが非洪水期の場合、同じ貯水率においても、ダムの貯水位が変わってきます。
貯水池の利用においては、スロープを利用してボートを降ろせますが、出水または渇水等により貯水池の安全な利用に支障をきたす場合は、一般の利用者の安全を確保するため貯水池の利用を制限させて頂きます。
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