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東中筋小学校・中学校の皆さんと秋のツルの自然体験学習会を行いました。

2020年10月28日

 令和2年10月28日(水)東中筋小学校・中学校の生徒(計21名)の皆さんと秋のツルの自然体験学習会を行いました。この学習会は四万十つるの里づくりの会の皆さんと平成18年度より継続して開催しているものです。
 例年夏と秋に開催していた学習会ですが、今年は新型コロナウイルスの影響により秋のみの開催となりました。


 東中筋中学校では「四万十つるの里づくりの会」による勉強会が行われ、子どもたちはメモを取ったりしながら熱心に学んでいました。
 その後、四万十つるの里づくりの会の皆さんが餌場づくりに取り組んでくれている水田で、ツルが越冬してくれることを願いながらデコイの設置を行いました。また、水田周辺の水路に生息する水生生物を紹介すると、水路にも沢山の生き物が生息できる環境があることを興味深く聞いていました。


 子ども達は、「ツルがいっぱい来て欲しい」、「この自然環境をどういう風に守るか僕たちも考えていきたい」と話してくれました。
     
 四万十市では、平成29年度~令和元年度と3年連続でツルの越冬を確認しています。
 今年も子ども達と取組を行った中筋川流域で沢山のツルの飛来、越冬を期待したいと思います。また、この日の午後には今季初となる四万十市へのナベヅル9羽の飛来が確認されています。

 

ツルの授業風景
 
デコイの設置作業
 
餌場の水田周りの生き物紹介
 
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