5月19日、第12回「マイヅルテンナンショウの会」総会と第49回四万十川自然観察会が開催されました。
マイヅルテンナンショウの会は絶滅危惧種マイヅルテンナンショウの保護や貴重植物と清流四万十川を保全することを目的として取り組んでいる団体で、国土交通省が自然再生事業により実施した入田地区の樹木の伐採・間伐後に、より多くのマイヅルテンナンショウが確認された入田地区を主なフィールドとして活動しています。
総会では、平成29年度の事業報告に加え、平成30年度も引き続きマイヅルテンナンショウの保護・管理・育成作業を継続していくことが確認されました。
また、総会後にはNPO法人 四国自然史科学研究センターの谷地森秀二氏を講師に迎え、「四国のカエル 高知のカエル」と題した講演が行われました。
総会後はマイヅルテンナンショウが自生する入田ヤナギ林の保護区に移動し、マイヅルテンナンショウ付近に目印となる杭をたて、マイヅルテンナンショウを傷つけないように注意しながら草刈り作業を行いました。
自然観察会は毎年2回程度開催しており、今回で49回目の開催となりました。
第12回総会の様子 |
基調講演の様子 |
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目印となる杭立て作業 |
マイヅルテンナンショウ周辺の草刈り |