事務所トピックス
「土砂ダム発生」の防災訓練を実施 を実施
2013年12月1日
土砂崩れで河川がせき止められる「土砂ダム」発生を想定した国・県・市合同の防災訓練を実施しました。南海トラフ地震により四万十市西土佐地区で大規模に山斜面が崩落し、目黒川が閉塞した想定で、地元消防団・住民参加の避難訓練も合わせて行いました。土砂災害への対策は、刻々と変化する現地状況に対し、関係機関の円滑な情報の伝達・共有、関係住民への速やかな避難指示、避難行動が重要です。訓練は、午前中が行政機関による情報伝達訓練、午後は住民参加の避難訓練と土砂災害学習会の二部構成で実施しました。
●情報伝達訓練
河道閉塞を想定したロールプレイング方式の情報伝達訓練を行い、行政関係機関の連携強化を図りました。
場所:四万十市西土佐総合支所
参加者:中村河川国道事務所、高知県、四万十市、四万十消防署
●住民避難訓練
多くの地区住民参加による避難訓練を実施し、自主防災力の向上を目指しました。
場所:一次避難所(5地区の集会所)から二次避難所(西土佐小学校体育館)へ避難行動
参加者:目黒川流域7地区住民約150名 四万十消防署(西土佐分署、津野川分団、大宮分団)
●防災学習会
土砂災害の危険性や気象情報など防災上重要な情報を説明し、併せて、四国地方整備局が所有する災害対策車両等の展示を行いました。
場所:西土佐小学校体育館
参加者:地元消防団、住民約200名
情報伝達訓練の様子 |
会場には、防災に関するパネルも展示されていました |
訓練には、四万十市長も来られていました |
河道閉塞の決壊シミュレーション説明の様子 |
愛らんど号からのヘリテレ映像受信機器設営の様子 | 災害対策車輌 |
降雨体験装置 |
土石流3D体験シアター |