| 「那賀川生物環境調査結果」について |
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| 那賀川の環境状況を把握することを目的に、魚介類や植物などの環境調査を平成3年度より5ヶ年ごとに行っています。平成13年度には魚介類・底生動物調査を行いました。 今回の魚介類・底生動物調査は平成3年、平成8年につづき3回目です。調査の結果那賀川の生物環境に大きな変化は見られませんでした。 ●魚介類調査は71種の魚類と35種のエビ・カニ・貝類を確認しました。魚類は前回調査(平成8年度調査)の101種と比較し、30種少ない確認数となりました。原因は、前回調査では夏場に渇水傾向で河口付近の塩分濃度が高かったため、メバルなどの海水魚が河口で確認されましたが、今回調査では夏季から秋季に出水が多く河口付近の塩分濃度が高くなかったため汽水・海水魚の数が半減したためと推測されます。 ●底生動物調査は257種の底生動物を確認しました。前回調査(平成8年度調査)の186種と比較し71種多い確認数となりました。原因は那賀川の1地点(中央橋付近)を底生動物の豊富な早瀬のある地点に移したため、その地点の確認種数が56種から130種と約2.5倍になったためと推測されます。 ●特定種として、徳島県の絶滅のおそれのある野生生物(2001)で「絶滅危惧T類種」、環境省レッドリスト(2000)で、「絶滅危惧U類」に指定されているウツセミカジカ(カジカ小卵回遊型)など、魚類24種・底生動物19種(魚介類調査で発見された2種を含む)の特定種を確認しました。 ●ウツセミカジカはカサゴ目カジカ科の回遊性の魚で、本州と四国の太平洋側に流入する河川に分布していましたが、河口付近の取水堰などの各種構造物や、砂利採取等による環境の変化により各地で絶滅が生じ、現在徳島県で確認されているのは那賀川水系のみです。 那賀川工事事務所では、今回の調査結果をはじめ、既往調査の結果を基に環境に配慮した川づくり等に生かしていきます。 (ウツセミカジカの説明) 河川水辺の国勢調査(魚介類・底生動物)総括 魚介類調査編 ・河川の概要 ・現地調査概要 ・現地調査で確認された魚介類出現リスト(PDF ファイル 158KB) ・写真票 底生動物調査編 ・河川の概要 ・現地調査概要 ・現地調査で確認された底生動物出現リスト(PDF ファイル 39KB) ・写真票 |
平成14年12月6日(金)
国土交通省四国地方整備局
那賀川工事事務所
| 問合せ先 |
| 国土交通省 四国地方整備局 那賀川工事事務所 電話(0884)22−6461 副所長 小野 重充 内線(204) |