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サイクリストの目線で国道196号の海の見える景観を考慮しました。

国道196号海岸線部「越波対策と景観との両立を目指した試行」を拡大

記載日:平成30年11月16日

 松山市から西条市までを結ぶ国道196号。特に松山~今治の高縄半島の海岸線を周回する区間では、 晴れた日には瀬戸内海の美しい眺望を楽しみながら快適に通行できます。
  しかし、この区間も台風や冬期の強風などによる悪天候時には道路に高波がかぶさる越波により通行が危ぶまれる状況となっていました。そこで悪天候時の安全対策として道路へ越波を防止する「越波防止板」を平成24年度までにこの区間に設置しました。
写真:【対策前】 写真:【矢印】
写真:【対策後】

 しかし、越波防止板により眺望が悪くなったとの意見もあり、安全面を十分に考慮しながら、平成29年より「越波対策と景観の両立を目指した試行」を現地で行っています。
 これまでの試行と調査から、悪天候による越波の影響が少ないと思われる区間を割り出し、平成30年10月28日の「サイクリングしまなみ2018」の開催に合わせて、さらに越波防止板の一時撤去を行い、「試行区間の拡大」を図りました。

写真:【対策前】 写真:【矢印】
写真:【対策後】
 ※この試行は引き続き実施していますが、現在は一時撤去している区間についても悪天候により国道の走行等に影響があると判断される場合には、再設置を行いますのでご了承ください。