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「第6回広瀬霞自然観察会」を開催

記載日:平成25年5月31日

5月27日(月)に、重信川広瀬霞において、6回目となる「広瀬霞自然観察会」を周辺住民の方々を含めて関係者約100名の参加により実施しました。
広瀬霞自然観察会は、自然再生事業により蘇った広瀬霞で、モニタリング調査の一環として平成20年から毎年実施しています。
5年経過した広瀬霞は、湿地池及び周辺には、植物が生育し、それに伴って両生類・魚類・底生動物等の重要種を含めた様々な生物が戻ってきた一方で、特定外来種(ブラックバス、ウシガエル、ボタンウキクサ)を含む外来種も多く見られ、監視しながら適切に維持管理することが必要となってきています。
自然観察会では、松山東雲短期大学松井名誉教授から、広瀬霞に生育する様々な植物(オランダガラシ、ヘラオオバコ、クズ、イタドリ、ツルヨシなど)の説明だけではなく、外来種・在来種の生育環境を含めた解説がありました。また、愛媛大学三宅講師から、湿地池に生息する魚類等(ウナギ、ギンブナ、シマドジョウ、コイ、オイカワ、カワムツ、ブラックバス、ウシガエルの幼生、アメリカザリガニ、ミナミヌマエビなど)の説明、外来種の問題点など湿地池の環境について解説がありました。 その後参加者は清掃、除草、湿地池を覆うオランダガラシ、ツルヨシ等の除去を、服を泥だらけにして汗を拭いながら行いました。
  • 写真:【植物観察(松井先生)】
    【植物観察(松井先生)】
  • 写真:【魚類観察(三宅先生)】
    【魚類観察(三宅先生)】
  • 写真:【捕獲した魚類】
    【捕獲した魚類】
  • 写真:【参加者記念撮影】
    【参加者記念撮影】

  • 写真:清掃前(オランダガラシ除去前)
    清掃前(オランダガラシ除去前)
  • 写真:清掃中
    清掃中
  • 写真:清掃前(オランダガラシ除去後)
    清掃前(オランダガラシ除去後)

【再生された廣瀬霞全景】
【再生された廣瀬霞全景】