2月3日（月）に松山市道後姫塚の「にぎたつ会館2Ｆ楓の間」において「第17回重信川フォーラム」を開催しました。約110名の参加があり、発表者が長年にわたり学習・研究したテーマの講演に熱心に耳を傾けていました。各発表の後には、発表者と会場の聴講者との間で積極的な意見交換も行われました。

　今回は東温市立拝志小学校の重信川の水生生物調査・簡易水質測定、松山市立椿中学校の重信川の水質の移り変わり、済美平成中等教育学校3年生高橋慶丞くんの重信川汽水域におけるカニの生態系調査、愛媛県立伊予農業高等学校のThe　Sea　Turtle～ウェル・カメ～、日本野鳥の会愛媛岩本孝会員から重信川河口の鳥類、愛媛大学農学部泉智揮講師から重信川の地下水状況、事務局松山河川国道事務所から事務局からの紹介・報告2013と題して発表いただきました。

　発表とともに行われた意見交換では、特定の生物だけでなく様々な生物に配慮して環境を創出する事の重要性や、人の活動が生物に対して影響を与えていることを再認識するなど、参加者それぞれが、河川環境保全について考えさせられた事と思います。