石手川ダム上流域では、放置竹林の拡大や森林の荒廃により、自然の多様性が乏しくなってきています。そこで松山市内の大学に通う留学生に上流域の自然環境を知ってもらうだけでなく、普段なかなか交流の図れない水源地域の小中学生と一緒になって手を取り合い、汗を流して植樹を行うことにより、自然環境の向上と国境を越えた交流を図るものです。
当日は、午前中に日浦小学校体育館で留学生と小学生の交流会が行われました。小学生による伊予万歳・日浦太鼓が披露され、大学生主導による交流ゲームが行われました。その後は各教室に分かれての交流給食があり、笑顔のあふれる楽しい時間となりました。
午後からは植樹場所である福見川町市有林に移動し、植樹方法等の説明を受けた後に4班に分かれ、記念植樹を含めヤマザクラ約50本の植樹作業を行いました。
今後も、このような活動を通じて、「水源地域の自然環境の保全」と「地域における持続的かつ発展的な交流の実現」に努めていきたいと思います。