トンネル工事

トンネル工事の特徴

岩と話し、地球の声を聞くのが仕事です。

前方調査

トンネル工事では地質状況によって、突発・大量湧水の恐れもあるため、切羽前方の地山性状を予め知ることが、安全施工上、非常に重要です。本工事では、危険性を把握するために、前方探査を行いながら、工事を進めています。

NATM

ナトム工法は1950年頃、オーストリアで考え出された工法で、吹き付けコンクリートとロックボルトで周辺地山と一体化させ、トンネル断面を安定化させるもので、現在では、山岳トンネルの標準工法として広く採用されています。
トンネルの作りかた
写真「ドリルで小さな穴を空けます」 写真「穴の中にダイナマイトをつめます」 写真「ダイナマイト」 写真「発破で崩れ落ちた砂や石を運び出す」
ドリルで小さな穴を空けます   穴の中にダイナマイトをつめます   ダイナマイト   発破で崩れ落ちた砂や石を運び出す
写真「コンクリートを吹き付け固定」 写真「鉄骨の支保工を設置」 写真「支保工の上から吹き付けまわりの岩に固定」 写真「ロックボルトを打ち込む」
岩や砂が崩れるのを防ぐため、コンクリートを吹き付け固定   トンネルの形をした
鉄骨の支保工を設置
  コンクリートを支保工の上から吹き付けまわりの岩に固定   地山と一体化させる岩にロックボルトを打ち込む