改良工事

三坂道路の改良工事

地域の人たちに喜んでもらえる道をつくります。
改良工事概要

補強土壁 急な山肌で山を切ったり、盛り土をすると広い範囲に改変が及びます。しかし、補強土壁は斜面上に鉛直な壁面を立て、それにつながった帯状鋼板を挟み込むように土を敷き固めることで、鋼板と土の摩擦力によって、鉛直な盛り土を行うもので、地形をあまり改変せずに道路を作ることが出来ます。

のり枠工切り取った山肌は、そのままでは崩れるおそれがあります。
のり枠工は、山肌に沿って鉄筋を組み立てた後、コンクリートを吹き付けて、格子状のコンクリート枠を作り、枠内に種子を混ぜた土を吹き付けて緑化することで、法面全体を保護します。

アンカー工三坂道路の計画区間には、地すべり地形を通過する部分もあります。アンカー工は、ワイヤーを束ねたアンカー体を安定基盤にセメント接着し、油圧ジャッキで引っ張り、受圧板で締め付けることで、地盤が動くのを防止します。