水は、高い所から低い所に流れるので、この高低差(落差)によって生じる水の力で水車を回し、その水車に連結した発電機を回して電気エネルギーに変える(電気を発生させる)のが、水力発電の原理。
旧湯山第一発電所(出力260キロワット)は1903年1月に四国初の水力発電所として建設された。
この発電所は当時としては世界最高水準の発電所だった。
その後1911年、1923年と第二、第三発電所が建設されたが、1957年にこれらを廃止して一つにまとめたのが、現在の湯山発電所。
湯山発電所は、常時無人で、愛媛系統制御所(東温市)から遠隔制御している。