石手川ダム 国土交通省松山河川国道事務所
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市之井手浄水場(いちのいでじょうすいじょう)

市之井手浄水場

■市之井手浄水場

着水井

■着水井

   
沈でん池

■沈でん池

急速ろ過池

■急速ろ過池

市之井手浄水場(施設能力97,000m³ /日)は、石手川ダムを水源として昭和49年6月に完成した浄水場で、松山市の上水道の約半分を賄う中核的な施設。
ダムから放流された水は、この浄水場できれいな水にし、主に松山市の中心部へ給水している。
また、市之井手浄水場は、地形を利用して取水から給水までのほとんどが自然流下で効率的に送られるという省エネルギー型浄水場。

市之井手浄水場の「水の旅」は、石手川ダムから流された水を「取水堰(しゅすいせき)」でせきとめて、とり入れるところから始まる。
大きなゴミや砂などを「沈砂池(ちんさち)」で沈めてとりのぞき、「着水井(ちゃくすいせい)」で水をきれいにする薬(パック・塩素)を入れる。
薬がすみずみまでいきわたるように「薬品混和池(やくひんこんわち)」でよく混ぜて、「フロック形成池(けいせいち)」でこまかいにごりをかたまり(フロック)にするパックの力を利用し、「沈でん池(ちんでんち)」で大きく重くなったフロックをしずめとりのぞく。
うわずみをさらに、「急速ろ過池(きゅうそくろかち)」できれいな水にして、さいごに「塩素混和池(えんそこんわち)」でもう一度塩素を入れて、安全な水にする。
そして、「配水池(はいすいち)」を通って、家々へ水を送っている。
市之井手浄水場 2階には、松山市水道資料館もある。