国土交通省 高知河川国道事務所

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堤防耐震・液状化対策について

高知県は、今後30年以内に約70%の発生確率とされる南海トラフを震源とする地震、津波に対し、国、県、市が連携し、総合的な整備を進めています。高知海岸では地震・津波に対し、堤防の耐震・液状化対策を行い、液状化による海岸堤防の沈下、変形をおさえ、津波による浸水を防ぐ対策を平成23年度より実施しています。平成24年度には仁ノ工区、平成26年度には新居工区が完成し、平成26年度には長浜、戸原工区の工事に着手し、平成27年度より南国工区に着手しました。


出典:内閣府 南海トラフの巨大地震モデル検討会第1回資料(一部加工)
  津波のレベル 地震・津波対策
比較的
発生頻度の
高い津波
最大クラスに比べ発生頻度は高く、津波高は低いものの大きな被害をもたらす津波(数十年~百数十年の頻度) 堤防等のハード整備を実施し、最大クラスの津波に対しては、粘り強い構造とします。(避難時間の確保)
最大クラスの
津波
発生頻度は極めて低いものの、発生すれば甚大な被害をもたらす津波 住民避難を軸に、ソフト・ハードの両面より、総合的な津波防災対策を進めます。
鋼管杭施工状況(戸原工区)
鋼管杭施工状況(戸原工区)