住宅市街地総合整備事業

 既成市街地において、快適な居住環境の創出、都市機能の更新、美しい市街地環境の形成、密集市街地の整備改善、街なか居住の推進等を図るため、住宅の整備、公共施設の整備等を総合的に行う事業について、地方公共団体等に対し、国が必要な助成を行い、もって公共の福祉に寄与することを目的としています。 この事業には「拠点開発型」と「密集住宅市街地整備型」、「街なか居住再生型」の3つの型があり、四国管内では拠点開発型と密集住宅市街地整備型の実績があります。 (密集住宅市街地整備型):老朽化した住宅が多く道路や公園等の公共施設が著しく不足している密集住宅市街地において、住環境の改善、公共施設の整備、老朽住宅の立て替え等を行うもの (拠点開発型):規制市街地において、快適な居住環境の創出、都市機能の更新、街なか居住の推進等を図るため、住宅市街地の再生、整備を総合的に行うもの

事例1)四国中央市江之元地区(事業中)
当該地区の住宅戸数密度は33戸/ha、延焼抵抗率は0.00、老朽木造住宅戸数割合は87%となっており、また、地区内は狭隘道路が多く災害時の対応が困難であり、防災面、居住環境面の両面で問題をかかええていますが、本事業により安全で快適な住宅地や魅力ある生活環境の形成、住民と行政の協働によるまちづくりの推進を行います。
四国中央市江之元地区整備前 四国中央市江之元地区整備後
[整備前] [整備後]
事例2)高知駅周辺地区(H22年度完成)
当該地区は県都の玄関である高知駅に隣接する事から、業務ビル・ホテル・マンション等の建設が行われているが、土地利用の高度化が図られておらず、都市基盤の立ち後れ及び住環境の整備が課題となっていたため、JR四国土讃線連続立体交差事業や、土地区画整理事業と併せて、公共施設整備や老朽化住宅除去等を行い、住環境の整備を図りました。
四国中央市江之元地区整備前 四国中央市江之元地区整備後
[整備前] [整備後]
関係法令・要綱等
・住宅市街地総合整備事業制度要綱
・社会資本整備総合交付金要綱
四国地方整備局管内の主な事業
・名東(東)地区住宅市街地総合整備事業(徳島県)
・江之元地区住宅市街地総合整備事業(四国中央市) 事業中
・高知駅周辺地区住宅市街地総合整備事業(高知市)
・潮江西部地区住宅市街地総合整備事業(高知市)
・旭駅周辺地区住宅市街地総合整備事業(高知市) 事業中
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