四国河川ニュース《４/２６（土）〜５ /２（金）》No.８８

１．第１３回｢那賀川流域フォーラム2030｣を開催
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（那賀川水系､徳島県）

○4月26日（土）委員２７名（全委員３５名）、運営会議委員５名の参加のもと「第13回那賀川流域フォーラム2030」が、小松島市ミリカホールで開催されました。
○前回の復習として、「河川環境に関する課題整理」の確認が行われました。
○その後、各グループにて「治水の課題」「利水の課題」の整理を行いました。また、「森林について」の課題についての議論が行われました。
　 なお、詳細の結果につきましては、追ってホームページに掲載されます。
○次回は、那賀川の課題整理の最終回となります。今後、河川整備計画案骨子の策定に向けた本格的な議論が始まります。
○次回は、５月２４日（土）に開催の予定です。　　
　　

２．緑の愛護で土器川生物研究会が表彰される
　　　　〜「みどりの愛護」で功労者表彰〜
　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（土器川水系、香川県）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

○4月26日（土）、兵庫県津名郡淡路町･東浦町の国営明石海峡公園にて、皇太子殿下、同妃殿下をお迎えして、関係者１５００名の参加のもと
　 第１４回全国「みどりの愛護のつどい｣開催されました。
○この「緑の愛護のつどい」において､｢土器川生物研究会（宮崎武会長）｣が国土交通大臣表彰を受けました｡
○｢土器川生物研究会｣は､会員約40名で構成され､土器川生物公園を中心に樹木管理･河川清掃･生物調査･地域の環境学習を積極的に実施している団体です｡
○継続的に月1回程度の公園清掃及び環境学習の実施などの活動に対して表彰を受けたものです｡

３．早明浦ダム湖畔で植樹を実施
　　　〜吉野川源水をはぐくむ会と嶺北ＮＰＯが共同で〜
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（吉野川水系、高知県）

○４月２６日、早明浦ダム湖畔において吉野川源水をはぐくむ会と嶺北ＮＰＯが共同でケヤキの木１００本の植樹をおこないました。
○前日の台風２号の影響で実施が懸念されましたが、当日は晴天に恵まれ、新緑の中、吉野川に関係する上下流の交流と早明浦ダムの水源林の保全を目的に
　 実施されました。
○ケヤキの木は、個人の方が４年間育てた貴重な苗を寄付していただきました。この方は「吉野川のためになるのであればと言う気持ち」で
　 寄付を申し出たとのことでした。
○植樹を通じいろんな方々の吉野川に対するあたたかい気持ちを実感することができました。

４．第１回砂防等講習会を開催
　　　〜「吉野川上流域の活性化を語る」〜
　　　　　　　　　　　　　　　　（吉野川水系、徳島県）

○四国山地砂防事務所では、若手職員の育成及び技術向上を図るため、各方面の有識者を講師に招いて講習会を開催しております。
○４月３０日に今年度第１回の講習会として、「れいほくＮＰＯ」事務局の石川水愛女史を招いて、当事務所及び吉野川ダム統合管理事務所等の
　 所長から若手職員まで１６名で「吉野川上流域の活性化」についての意見交換を行いました。
○上流域の現状と課題、上流域の魅力とは、れいほくＮＰＯの役割、国交省の立場等について熱心な意見交換がなされましたが、集約すると
　 「魅力等情報発信を積極的すること」、「カンフル剤でなく、息の長い活動を地道に続けること」、「地元の全面的な理解とやる気」でありました。
○講師が熱心で、かつ同年代で話しやすかったためか、若手職員が積極的に自分の意見をしっかり言うことができ、活発で非常に有意義な講習会となりました。
○今後とも、様々なジャンルの有識者を講師に招いて、職員の技術及び感性の向上を図っていくこととしております。

５．５月は水防月間です（５月１日〜５月３１日）

○我が国は、自然的・社会的環境から洪水等による災害を受けやすく、このため毎年のように豪雨や台風による洪水が全国各地で発生し、
　 水防活動が行われています。
○このため国土交通省では、水防演習の実施、水防工法・技術の習得等を図っているところですが、国民一人ひとりが水防の意義及び重要性について理解し、
　 水防意識の向上を図るため、「水防月間」を中心として、以下の行事をはじめとした広報活動を積極的に展開する予定です。

　（１）地域住民・企業や地域の有識者及びＮＰＯ等が参加する総合的な水防演習の実施
　（２） 水防団を含めた情報伝達演習の実施
　（３） 重要水防箇所の周知徹底
　（４） 河川管理施設等の点検・整備
　（５） 水防資器材の点検・整備
　（６） 住民への避難場所等の周知
　（７） 水防技術講習会等の開催

○四国地方整備局においても水防月間中に洪水対応演習、土器川水防演習等を実施していく予定です。

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