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四国河川ニュース

7/20(土)〜7/26()610

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2013.7.29発行】

 

 

○四国・水こぼれ話談話室は、お休みです。

 

 

○今週のニュース

    ○「吉野川現地(フィールド)講座 〜吉野川河口干潟の海浜植物を守ろう!〜」を開催 (吉野川水系 徳島河川国道事務所)

    ○「着衣泳講習会」を開催 (肱川水系 大洲河川国道事務所)

    ○「肱川絵画コンクール」を開催 (肱川水系 大洲河川国道事務所)

    ○「高知県沿岸海岸保全施設景観検討委員会(新居工区)」を開催 (高知海岸 高知河川国道事務所)

    ○「親子水難事故防止教室」を開催 (渡川水系 中村河川国道事務所)

    ○「水の週間in那賀川」を開催 (那賀川水系 那賀川河川事務所)

 

 

 

今週のニュース

 

1.「吉野川現地(フィールド)講座 〜吉野川河口干潟の海浜植物を守ろう!〜」を開催 (吉野川水系 徳島河川国道事務所)

 

○7月13日()、吉野川河口干潟(1k/0付近の中洲)において「第5回 吉野川現地(フィールド)講座 〜吉野川河口干潟の海浜植物を守ろう!〜」を実施しました。

 

○開催にあたり、徳島県自然保護協会会長の森本康滋先生に指導員としてご協力をいただきました。

 

○今回の講座では、外来植物であるナルトサワギクの生態や、在来種の生育環境を守るために外来植物の駆除作業が必要である事などを説明していただきました。

 

○参加者の皆様には、猛暑にもかかわらず熱心にナルトサワギクの駆除作業を行っていただきました。その結果、前回総重量を40kgも上回る約370kg、ゴミ袋で117袋のナルトサワギクを駆除する事ができました。

 

○また、参加者の皆様から「外来植物の生態を知る良い機会となった」「暑かったけど、少しでも吉野川の役に立つ事ができて良かった」「機会があれば、また参加したい」などのご意見をいただきました。

 

○今後もこのような機会を通じて、多くの方々に河川への親しみ・愛着を持っていただけるよう河川愛護を呼びかけていきます。参加者の皆様、ありがとうございました。今後も河川愛護にご協力をよろしくお願いします。

 

 

 

2.「着衣泳講習会」を開催 (肱川水系 大洲河川国道事務所)

 

○川での水難事故が多発する夏休みの時期を前にして、7月1日〜12日の間において、肱川沿川の小学生を対象に「着衣泳講習会」を開催しました。

 

○これは、水難事故に巻き込まれたときの対処として、「服を着たまま水に浮かぶ方法」について出前講座するもので、平成23年度から大洲消防署と連携して行っています。

 

○平成23年度は1校、平成24年度は2校、今回は5校から出前講座の要望があり、延べ5回開催しました。

 

○講習は各学校のプールで行い、大洲消防署員の技術的指導のもと、子ども達に服や靴を身に付けたまま実際に水に入ってもらい、浮かぶ方法について学んでもらいました。

 

○本来は、この講習の成果を発揮するような事態が起こらないことが一番ですが、万が一のときは、今回の体験を活かし自らの命を守っていただくことができれば幸いです。

 

 

 

3.「肱川絵画コンクール」を開催 (肱川水系 大洲河川国道事務所)

 

○今年も7月の河川愛護月間における行事の一つとして、「平成25年度クリーン肱川絵画コンクール」を開催しました。

 

○これは、大洲市内における小学4、5年生を対象に昭和63年度から行っているもので、4年生は「川の思い出」、5年生は「未来の川」というテーマで絵画を募集したところ、大洲市内の全ての小学校(19校)から、計666点の応募がありました。

 

○厳正な審査により入選作50点を選定し、そのうち大賞(2点)及び金賞(8点)の受賞者については、7月1日(月)に大洲河川国道事務所において授賞式を行いました。

 

○また、入選作50点については、大洲河川国道事務所玄関ロビー(7月1日〜12日)及び、アクトピア大洲(7月13日〜26日)において展示を行いました。

 

○「肱川」を題材とした絵画を描いてもらうことにより、多くの子ども達に今まで以上に「肱川」に親しんでもらい、河川愛護の気持ちを持っていただくことを願っています。

 

 

 

4.「高知県沿岸海岸保全施設景観検討委員会(新居工区)」を開催 (高知海岸 高知河川国道事務所)

 

○7月16日(火)高知河川国道事務所会議室において、「高知県沿岸海岸保全施設景観検討委員会(新居工区)」(委員長:重山高知工科大学教授)を開催しました。

 

○本委員会は、高知県沿岸において国および県が、東南海・南海地震に対する地震津波対策として海岸堤防の設計・施工を行うにあたり、海岸周辺の景観や海岸利用への影響が懸念されることから、学識者等に設計、施工上の配慮・工夫について指導、助言をいただくことを目的に、高知県と協同で今回初めて開催しました。

 

○委員会では、今年度実施予定である新居工区の新居海岸堤防改良工事について、景観および利用への配慮事項に関する意見が交わされ、「堤防上部コンクリートにスリットを入れることで、圧迫感が軽減できる」などの助言を頂きました。

 

○今後、頂いた意見・助言等を踏まえ、地震津波対策の設計・施工に配慮していく予定です。

 

 

 

5.「親子水難事故防止教室」を開催 (渡川水系 中村河川国道事務所)

 

○7月28日(日)に、四万十市の赤鉄橋(四万十川橋)上流左岸側の河原で、小学生20人と大人10人程度の参加で「親子水難事故防止教室」を開催しました。

 

○地元防災関係機関(水難事故防止連絡会)と四万十川水中探偵団(四万十川流域住民ネットワーク)が協力し、川で遊ぶ楽しさを体験しながら、水難事故から身を守る方法について親子で学んでもらい、水難事故の防止を目的として平成22年から開催し今年で4年目となります。

 

○内容的には、小学生(3〜6年生)を主対象とし、箱メガネによる水中生物調査に始まり、シュノーケリング教室、ゴムボートでの早瀬下り、カヌー体験、宝探し、着衣水泳、カナディアン・カヌーを使っての「組み立て式飛び込み台」からの飛び込み体験などを実施しました。今年も子供達から大きな歓声が上がっておりました。

 

○水難事故から身を守るために、大人向けには消防署によるAED講習会を実施しました。また警察署による発射銃及びロープによる救出デモの披露が行われました。その後、ペットボトルにレスキューキャップをとりつけロープで川中に投げて水難者を救出する訓練も実施しました。

 

○今年も天気に恵まれ、メニューが盛りだくさんで、今回のイベントで子供達は川で遊ぶ楽しさを堪能し身を守る術を学び、大人は救命方法の体験により学ぶことが出来たと思います。

 

 

 

6.「水の週間in那賀川」を開催 (那賀川水系 那賀川河川事務所)

 

○「水の日(8月1日)」及び「水の週間」(8月1日〜7日)における行事の一環として、7月26日(金)から27日(土)に、水の大切さを啓発するための街頭広報を「阿南の夏まつり」に合わせて実施しました。

 

○那賀川水系では、毎年のように渇水に見舞われており、特に「渇水」をテーマに水の大切さを啓発する街頭広報「水の週間in那賀川」を、那賀川農地防災事業所や徳島県と共に平成15年度より実施しています。

 

○初日の開幕パレードでは、「水を大切に」の横断幕を掲げて行列に参加してのPR、その後は、地元商店街の一画をお借りしての街頭PRキャンペーン(渇水チラシや事業概要の配布、団扇に絵を書こう、パネル展など)を実施しました。

 

○2日間とも、祭りに訪れた多くの家族連れや子供たちにお立ち寄りいただきました。今後もこういった取り組みにより、「水の大切さ」について少しでも関心を持っていただけるよう活動していきたいと思います。

 

 

 

 

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