四国河川ニュース《10/12(土)〜10 /18(金)》No.61


1.10月19〜20日に12oの降雨、ただし、貯水率は先週に比べ0.7%低下 〜石手川ダム貯水率47.1%に〜 
                      (重信川水系、愛媛県)

○石手川ダム、取水制限を継続中。
○石手川ダム流域では19日(土)〜20日(日)約12ミリの小雨があったものの渇水状況が続いており、貯水率は本日21日8時現在47.1%と
  先週と比べ0.7%と低下しています。引きつづき 節水等が必要です。
  石手川ダム、現在の取水制限(10月6日午前0時より):上水   15.0%
                                    農水   33.0%
                                   かんがい 33.0%
                       10月21日8時、現在貯水率 47.1%
四国の渇水情報については、以下のURLをご覧ください。
     http://www.river.or.jp/shikoku/index.html

2.高城山雨量レーダ観測所アンテナに携帯アンテナ設置
   〜四国東部山間部の不感地帯解消、防災面に活用を〜 
                             (那賀川水系、徳島県)

○徳島県木沢村の高城山山頂に設置している国土交通省四国地方整備局の「高城山レーダ雨量観測所」に劾TTドコモ四国の携帯・自動車電話基地局が併設され、
  10月11日より、これまで全くの通信不感地帯であった、剣山スーパー林道沿線の広い範囲で携帯電話の使用が可能となりました。
○この地域一帯は、ブナなどの原生林が数多く樹生する四国有数の観光スポットであり、四季に移り変わる壮大な自然に魅せられ、年間5万人もの観光客が訪れる場所です。
  反面、近年は自然災害、自動車やバイク事故、高山地を散策する人たちの遭難などが起こっており、今年5月には自動車転落による痛ましい死亡事故が発生、
  連絡さえ取れればとの思いに、改めて通信回線の重要性を再認識させられた事故のあった場所です。
○山間部の不感地帯解消により、高城山レーダ雨量観測所の管理を行っている四国地方整備局も、防災にも活用できる携帯・自動車電話が利用が出来るようになり、
  防災面や施設の維持管理等に活用ができ安心感も増と思います。

3.「とくしま環境県民のつどい〜クリーン&グリーンフェア2002〜」  開催近し!
 〜徳島工事事務所も出展しています。みんなで来てね!〜
                             (徳島県)

○11月9,10日にアスティ徳島で、クリーン&グリーンフェア2002が開催されます。
○このイベントにおきまして、「環境保全への取り組み」をテーマに、多自然型川づくりについての取り組みや堤防除草に伴う草のリサイクル及び
  吉野川一斉水質調査結果などを出展。
○また、道路清掃のボランティア活動「ボランティア・サポート・プログラム徳島」についても紹介し、広く県民の方々に環境への関心を持って頂く取り組みを進めて
  いますので是非お立ち寄りください。


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