四国河川ニュース《9/21(土)〜9 /27(金)》No.58
1.四国渇水情報
(重信川水系、愛媛県)
○石手川ダム、取水制限を継続中。
○9月27日(金)の夜から28日(土)にかけて石手川ダム流域平均15.5ミリの降雨があったものの、貯水率は本日30日8時現在49.1%と先週と同じ貯水率となっています。
引きつづき節水等が必要です。
石手川ダム、現在の取水制限(8月20日午後5時より):上水 15.0%
農水 55.0%
かんがい 50.0%
9月30日8時、現在貯水率 49.1%
四国の渇水情報については、以下のURLをご覧ください。
http://www.river.or.jp/shikoku/index.html
2.国土交通省河川局渇水対策本部 本日9月30日14時、設置
○全国の渇水対策本部支部の設置状況(9月27日現在)は下記のとおりです。
※近畿地方整備局渇水対策本部(平成14年8月12日設置)
猪名川工事事務所渇水対策支部 8月6日設置
淀川ダム統合管理事務所渇水対策支部 8月13日設置
淀川工事事務所渇水対策支部 8月16日設置
琵琶湖工事事務所渇水対策支部 9月18日設置
※九州地方整備局渇水対策本部(平成14年9月30日設置)
筑後川工事事務所渇水対策支部 9月 6日設置
筑後川ダム統合管理事務所渇水対策支部 9月30日設置
※その他 事務所
(四国)松山工事事務所渇水対策支部 6月27日設置
(中部)豊橋工事事務所渇水対策支部 8月12日設置
(中部)浜松工事事務所渇水対策支部 9月 6日設置
(中国)岡山河川工事事務所渇水対策支部 9月 6日設置
3.安全で美しい国土づくりに向けて
〜21世紀型土砂災害対策の推進〜 中間報告意見募集
○国土交通本省砂防部において、本年4月より学識経験者や一般有識者で構成される「21世紀の土砂災害対策を考える懇談会」を開催し、
21世紀における土砂災害対策のあり方等について議論を行っているところですが、このたび「中間報告」がまとまりました。
○また、この「中間報告」について、意見募集を行っています。
皆様からのご意見をお待ちしています。
○皆様からのご意見につきましては、今後の政策検討の参考とさせて頂きます。
なお、頂いたご意見に対しての個別の回答はいたしかねること、また、頂いたご意見は後日、懇談会などにおいて公開することがありますので、あらかじめご了承下さい。
※「安全で美しい国土づくりに向けて」
〜21世紀型土砂災害対策の推進〜 中間報告
中間報告及び意見募集については、下記インターネットのホームページよりご覧いただけます。
http://www.mlit.go.jp/kisha/boshu/boshu33_.html
四国地方整備局のホームページからでも閲覧可能です。
http://www.skr.mlit.go.jp
4.第6回「吉野川フィールド講座」実施
(吉野川水系)
○第6回吉野川現地(フィールド)講座を、平成14年9月21日(土)9時より、「洪水遺産調査」と題して、歴史探訪サイクリングを行いました。
○当日は快晴の中、子どもや家族を含む24名の参加があり、印石→田中家→川贄さん→愛宕地蔵等の吉野川洪水遺産を探訪しました。
○参加者は、車ばかりの日常生活と違い、サイクリングを通して異なった視点で吉野川に親しみ、先人達の苦労と知恵に対して感謝の気持ちが生じたという感想を頂き、
次回以降も是非参加したいということでした。
○「吉野川フィールド講座」は、今回で6回目。今回で延べ130人の参加があり、今後も順次講座を実施していきます。詳しい内容は下記アドレスまで。
「吉野川現地(フィールド)講座」ご案内
http://www.toku-mlit.go.jp/(徳島工事事務所HP)
5.第6回那賀川流域フォーラム2030開催される
(那賀川水系)
○9月28日(土)、委員27人(全委員35人)、運営会議委員3人(全委員5人)参加のもと、第6回「那賀川流域フォーラム2030」が、那賀川中流域の上那賀町開発センターで開催されました。
○前回までの流域視察を踏まえて、今回から本格的な討議を開始。
これからの討議に先駆けて、3つのグループ分けも行われました。今後はグループ毎に討議等を行っていく予定です。
○今回は、本格的な討議の第1回目として、治水の勉強会を主な内容として、開催されました。
・河川整備計画の流れや基本的考え方、那賀川の歴史や現状について、
・河川管理者・事務局から説明の後、治水上の問題点と課題について、
○今年度末にかけて、流域内の市町村の会場で、治水・利水・環境等の課題別に勉強会と討議を行い、問題点・課題を抽出・整理する予定です。
6.非常に強い台風、台風21号が太平洋上が北上し本土に接近中
○明日1日〜2日未明にかけ本州に上陸する可能性もあり、四国地方も警戒が必要です。
○地球温暖化の影響か、今回の台風は9月27日15時に発生し、5日目、本土に接近し上陸する可能性がある予報となっています。
従来に比べ台風に備える感覚、時間が短くなっています。今後の台風情報に注意して備えてください。
「四国河川ニュース」に関するご意見、ご要望や四国の河川についての資料の要求、
また河川に関するニュースなどがありましたら、以下までご連絡をお願いいたします。
■連絡先■
四国地方整備局 河川部 防災対策官 松尾裕治
〒760-8554高松市福岡町4丁目26−32
TEL 087-851-8061(代) マイクロ88-3125(松尾)
FAX 087-851-8474(河川計画課)