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四国河川ニュース

6/23(土)〜6/29()556

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2012.7.2発行】

 

○四国・水こぼれ話談話室 お休みです。

 

○今週のニュース

    ○「ホタル鑑賞会」および「ホタルまつり」の開催  (土器川水系 香川県)

    ○四万十川自然観察会(マイヅルテンナンショウの観察)の開催        (渡川水系 高知県)

    ○第3回 ツール・ド・にし阿波(自転車王国とくしま)開催  (吉野川水系 徳島県)

    ○「高知県総合防災訓練・地域防災フェスティバル」に参加  (高知県)

    ○平成24年度 波介川床上浸水対策特別緊急事業監理委員会を開催  (仁淀川水系 高知県)

 

 

今週のニュース

 

1.「ホタル鑑賞会」および「ホタルまつり」の開催  (土器川水系 香川県)

 

○今年も6月2日(土)に、土器川生物公園で「ホタルまつり」を開催しました。

 

○本イベントは、土器川ホタル同好会が主催し、「きれいな川の象徴であるホタルを復活させよう」という同好会主旨のもとに、平成9年よりほたる鑑賞と土器川河川愛護並びに美化啓発を目的に開かれているもので、今年で16回目となります。

 

○「ホタルまつり」では土器川生物研究会の協力を得て、ホタルの鑑賞や生態説明と共に、土器川に生息する水生生物の展示・紹介を行う「ホタルの一生・魚類探検コーナー」や、網を張ったテントに放しているホタルが何匹いるかを当てる数当てクイズ、水風船のヨーヨー吊り、楽しみながら水の循環について学ぶ体験型ゲーム、サイコロゲーム、香川県内の「水辺の88カ所」の紹介や、土器川の現状についての展示パネルなど様々な催し物を行いました。

 

○今年は、夕方一時的な小雨交じりの悪天候にもかかわらず、家族連れを中心に約1,000名もの参加者を迎えたイベントとなりました。

 

○また、5月25日(金)と5月26日(土)の19時30分〜21時までの間では、土器川出張所で「ホタル鑑賞会」を開催し、約150名の地域住民方々が来場されました

 

 

2.四万十川自然観察会(マイヅルテンナンショウの観察)の開催  (渡川水系 高知県)

 

○環境省や高知県のレッドリストに掲載されているマイヅルテンナンショウの観察会が、平成24年6月2日(土)参加者25名で、高知県希少野生動植物保護条例で保護区に指定されている入田地区で開催されました。

 

○初夏を迎え多くの草木が茂った保護区ではマイヅルテンナンショウはすぐには目にすることができませんでしたが、この日は保護育成のための草刈りを同時に実施したため、草刈り中に多くの個体を見つけることができました。

 

○また、今年は開花した株も多数見つかり、花に見える部分(仏炎苞:ぶつえんほう)が長大で、秋に果実をつける可能性が大きいものも見られました。

 

 

3.第3回 ツール・ド・にし阿波(自転車王国とくしま)開催  (吉野川水系 徳島県)

 

○平成24年6月3日(日)、池田ダム湖畔の運動公園をスタート・ゴールとし、三好市、美馬市、東みよし町、つるぎ町の吉野川沿い及び山間部を走るサイクルイベント、第3回 ツール・ド・にし阿波が開催されました。

 

○このイベントは、広く自転車に親しむ人々に対して、サイクルイベントの開催等の事業を提供することにより、サイクルスポーツの振興・普及を図るとともに、環境にやさしい乗り物としての自転車の利用を促進し、「にし阿波」の地域振興に寄与することを目的としており、吉野川をはじめとしたにし阿波観光圏の風光明媚な景観を楽しみながら、チェックポイントでは半田そうめんなどご当地グルメも堪能できるものです。

 

○黒沢湿原や雲辺寺という難所があるにもかかわらず、700名あまりの参加者のうち10数名を除くほとんど全ての参加者が完走できたようです。県外からの参加者も相当あり、吉野川の風景を楽しみながら、それぞれのペースで心地よい汗をかいていました。

 

○3回目を迎える当イベントは、回を重ねる毎に参加者が増えており、吉野川を舞台としたこのようなイベントが今後も続くよう願っております。

 

 

4.「高知県総合防災訓練・地域防災フェスティバル」に参加  (高知県)

 

○平成24年6月10日(日)に、高知県宿毛市で行われた「高知県総合防災訓練・地域防災フェスティバル」に参加しました。

 

○高知県・宿毛市・土佐清水市・四万十市・大月町・三原村・黒潮町の防災会議の主催で、幡多地域での開催は四年ぶりです。

 

○中村河川国道事務所からは、照明車、排水ポンプ車及び衛星通信車を用い訓練に参加しました。照明車は夜間の道路啓開作業を想定した照明の確保訓練、排水ポンプ車は津波により浸水した地域の排水訓練を行いました。また、衛星通信車は整備局の「愛らんど」号からのヘリテレの映像を受信して、会場のモニターに映す訓練を行いました。

 

○地域防災フェスティバルにも参加し、災害対策用機械(照明車、排水ポンプ車、衛星通信車、待機支援車)及び防災関係パネルの展示を行いました。また、四国山地砂防事務所からは土石流3Dシアター及び降雨体験車が出展され、同じブースで一緒に参加しました。

 

○当日は天候にも恵まれ、一般の方も沢山訪れ大変賑わっていました。

当事務所のブースにも多くの方々が足を運んで頂き、皆さんの防災意識の高まりを感じました。

 

○あまりの天気の良さに訓練では大汗をかいて日焼けの跡もくっきり残りましたが、とても充実した一日を過ごすことが出来ました。

 

 

5.平成24年度 波介川床上浸水対策特別緊急事業監理委員会を開催  (仁淀川水系 高知県)

 

○平成24年6月15日(金)に、中筋川総合開発工事事務所において、「平成24年度波介川床上浸水対策特別緊急事業監理委員会」を開催しました。

 

○この委員会は、波介川床上浸水対策特別緊急事業における、適切な事業執行の観点から、コスト管理方策やその実施状況、事業執行等について、専門家等の第三者からご意見・ご助言を頂くことを目的として、平成20年度に設置しました。

 

○委員会の開催に先立ち、高知県土佐市新居地先の波介川河口導流事業の現地視察を行い、工事の進捗状況について確認して頂きました。

 

○委員会の審議結果概要は次のとおりです。

 1.事業を進める中で、残土処理、埋蔵文化財調査等により約20億円のコストが増加したが、築堤・護岸の構造・工法の工夫などにより約20億円のコスト縮減を行った結果、最終的には総事業費161億円で事業を完成させた。

 2.コスト縮減を図り、事業を完了させたことは評価できる。

 3.平成24年度内に全ての事業が完成するため、波介川床上浸水対策特別緊急事業監理委員会は今回をもって終了する。

 なお、本治水事業が当該地域の治水安全度を高め、防災に貢献することを期待します。

 

○今後、頂いたご意見・ご助言等を踏まえ、平成24年度内の事業完成に向けた適切な工程の管理とコスト縮減に努めていく所存です。

 

 

 

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