******************************************

四国河川ニュース

5/19(土)〜5/25()551

******************************************

                                                                                                                                                              2012.5.28発行】

 

○四国・水こぼれ話談話室はお休みです。

 

○今週のニュース

    ○「桑野川合同排水ポンプ車操作訓練」を実施  (那賀川河川事務所)

    ○渡川(四万十川)水系水難事故等防止連絡会を開催  (中村河川国道事務所)

    ○〜来る災害に備えて〜「重信川・排水ポンプ車・操作訓練」を実施  (松山河川国道事務所)

    ○土器川水防演習の開催  (土器川水系 香川県)

    ○「中筋川ダム見学会」について (中筋川総合開発工事事務所)

 

 

今週のニュース

 

1.「桑野川合同排水ポンプ車操作訓練」を実施  (那賀川河川事務所)

 

○ 徳島県南部総合県民局と四国地方整備局那賀川河川事務所は、合同で5月17日(木)、「豪雨時の浸水被害軽減」、「津波による湛水の排水」を想定して、徳島県阿南市桑野川左岸河川敷にて、83名の参加で『桑野川合同排水ポンプ車操作訓練』を実施しました。

 

○ 緊急時に円滑かつ迅速に排水作業が行えるよう、徳島県及び国土交通省の維持工事を受託している維持業者が、排水ポンプ車のホース等の接続作業及び放水作業、照明車の点灯作業の操作訓練を行いました。

 操作訓練を行った車両は下記のとおりです。

 ★徳島県南部総合県民局保有の排水ポンプ車1台

 ★四国地方整備局那賀川河川事務所の排水ポンプ車3台、照明車2台、待機支援車(バス型)※展示のみ

 

○ これから出水期を迎える時期でもあり、参加者は緊張感を持って操作訓練に取り組みました。

 

 

2.渡川(四万十川)水系水難事故等防止連絡会を開催  (中村河川国道事務所)

 

○ 平成24年5月17日(木)中村河川国道事務所会議室において、渡川(四万十川)水系水難事故等防止連絡会(以下、本会という)を開催しました。

 

○ 本会は、渡川(四万十川)水系の下流地区の高知県幡多土木事務所、四万十市(総務課、教育委員会)、四万十消防署、中村警察署及び当事務所の委員(6名)で構成されており、オブザーバーとして四万十川流域住民ネットワークが参加しています。

 

○ 本会は、水難事故等の防止を目的に、関係機関の連携により河川利用者の川の水難事故リスクの理解・危険回避能力の習得を促し、また、河川利用者が安全・安心して利用できる河川空間の創出をはかっています。

 

○ そのため本会では、「事故発生時の連絡体制」を確認し、「近年の水難事故等」について当事務所より報告し、本会主催の『親子水難事故防止教室』(7月29日(日)10時から12時、百笑町小畑地先(赤鉄橋上流500m)で開催)の取組について討議しました。

 

○ 渡川(四万十川)水系における水難事故発生時の迅速で的確な情報連絡や、関係機関相互の連携協力体制等について確認し、有意義な会議となりました。今後とも、水難事故等の防止に向けて関係機関と連携を図っていく所存です。

 

 

3.〜来る災害に備えて〜「重信川・排水ポンプ車・操作訓練」を実施  (松山河川国道事務所)

 

○ 平成24年5月17日(木)に、愛媛県松山市古川南地先(重信川右岸6K300付近)「かきつばた樋門」において、松山河川国道事務所主催で排水ポンプ車の操作訓練を実施しました。

 

○ 毎年行っているこの訓練は、内水被害に備え、迅速かつ的確に排水作業が行えるよう松山河川国道事務所所有の2台の排水ポンプ車について、乗越し架台の設置・撤去も含めて作業員が1つ1つの作業を確実に行うとともに、排水ポンプ車の状態が万全であることも確認しました。

 

○ 当日の訓練には、事務所・出張所職員及び実際に操作を行う建設業者を含めて23名の参加がありました。

 

○ これから出水期を迎えるにあたり、地域を洪水から守るために防災関係者一同万全の備えで臨みたいと考えております。

 

 

4.土器川水防演習の開催  (土器川水系 香川県)

 

○ 5月20日(日)香川県丸亀市垂水町地先の土器川左岸(土器川生物公園前)河川敷において、一般の方々も含め1,200人以上の参加のもと平成24年度土器川水防演習を開催いたしました。

 

○ 演習は、大規模洪水が発生することを想定し、国土交通省、香川県、土器川流域の関係市町と各水防(消防)団、警察、陸上自衛隊、日本赤十字社、四国電力、NTTなど関係機関が、土器川の洪水被害の防止・軽減、早期復旧のための「水防工法の習得、情報伝達、人命救助、ライフライン復旧等」を中心に演習を行いました。

 

○ また、地域住民にも水防活動などを体験していただくため、自主防災会や香川大学工学部の学生にも水防工法訓練に参加していただきました。

 

○ 演習会場では、一般参加者に水防工法を身近に感じてもらうため、家庭で出来る水防工法体験やロープワーク体験、降雨体験など多くの方々に実際に触って体感してもらいました。

 

○ これから出水期を迎えるにあたり、今後とも関係機関と連携し、防災に万全の備えを行っていきたいと考えています。

 

 

5.「中筋川ダム見学会」について  (中筋川総合開発工事事務所)

 

○ 5月22日(火)に宿毛小学校から、4年生(50名)が社会科見学で中筋川ダムに来ました。

 

○ 児童たちからは、たくさんの質問を事前に郵送で受け取ってもいましたが、当日も、スライドや模型などで職員がダムの仕組みや役割を解説する際にも、前に身を乗り出して職員の話に聞き入っていて、中筋川ダムにとても興味を持ってくれている姿勢がうかがえました。

 

○ 特に、発電の仕組みを職員手作りの模型で、実際に高いところからホースを通して水を流し水車を回して発電し、ライトが点灯したり音楽が鳴る様子に歓声があがっていました。

 

○ ダム内部の見学では、最下層に設けられているプラムラインに興味津々の児童もいました。ダムに貯めてある水の水圧によって起こるダムの傾きを計測している装置のことですが、装置の上部から重りで垂らした約50mのピアノ線が続いている穴を見上げていました。

 

○ 屋外に出て、下からダムを見上げた時には、階段状のダムのデザインに感心がわいたようで、「誰が設計したんですか?」という質問もあがっていました。

 

○ 終始、元気で活発な社会科見学でした。学校に戻ってから、どんな発表にまとめてくれるのかが楽しみです。

 

 

 

 

 

 「四国河川ニュース」に関するご意見、ご要望や四国の河川についての資料の要求、また河川に関するニュースなどがありましたら、以下までご連絡をお願いいたします。

 

  ■連絡先■  四国地方整備局 河川部  河川管理課 建設専門官  柳 忠和

          760-8554 高松市サンポート3番33号

          TEL 087-851-8061(代)マイクロ88-3753(柳) mailto:rivers-news@skr.mlit.go.jp

          FAX 087-811-8417(河川計画課)

  ────────────────────────────────────────── 

       四国地方整備局 ホームページURL(河川)

          http://www.skr.mlit.go.jp/kasen/index.html

         四国地方整備局 ホームページURL(四国河川ニュース)

               http://www.skr.mlit.go.jp/kasen/topics/news/news.html