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四国河川ニュース

《3/3(土）〜3/9(金)》541号

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【2012.3.12発行】

○四国・水こぼれ話談話室はお休みです。

○今週のニュース○

　　○「四国三郎（吉野川）ふれあい会議」を開催　（吉野川水系　吉野川ダム統合管理事務所）

　　○『気候変動に伴う那賀川での水問題を考える会』の開催　（那賀川水系　那賀川河川事務所）

今週のニュース

１．「四国三郎（吉野川）ふれあい会議」を開催　（吉野川水系　吉野川ダム統合管理事務所）

○　平成２４年２月２８日（火）吉野川ダム統合管理事務所において、「四国三郎（吉野川）ふれあい会議幹事会」を開催しました。「四国三郎（吉野川）ふれあい会議」とは、水源地域の民間代表者、市町村、四国４県、水資源機構、国土交通省で構成され、吉野川の上流と下流の交流を活発化させ、水源地域と受益地域の健全な交流を図ろうとするものです。

○　「四国三郎（吉野川）ふれあい会議」は平成８年に発足し、平成８年から２０年までの１３回に亘ってスポーツ交流大会を開催してきました。平成２２年からはスポーツ交流大会から「吉野川上下流交流大会」と改称し、内容についても四国４県の協働と、受益地域の人々が水源地域への社会貢献を行うことを基本理念として、水源地域での水源林の間伐や下草刈りのボランティア活動を行ってまいりました。

○　今回の幹事会では、平成２３年度に開催した「第１５回　吉野川上下流交流大会」の報告と平成２４年度に開催予定の「第１６回　吉野川上下流交流大会」の実施方針について話し合われ、平成２４年度は水源地域（高知県嶺北地域）において、間伐などのボランティア活動を引き続き行うことで、構成メンバーの合意形成を図ることができました。

○　会議では、水源林の間伐や下草刈りのボランティア活動のほか、イベント等への参加を盛り込むことにより、参加者の満足度の向上を図る意見などが出されました。

○　今後、実施内容について事務局（吉野川ダム統合管理事務所）で計画案を作成し、次回６月頃に予定されている幹事会において、再び詳細を話合う予定です。

２．『気候変動に伴う那賀川での水問題を考える会』の開催　（那賀川水系　那賀川河川事務所）

○　平成２４年２月２８日（火）に、那賀川の周辺地域で活動されているNPO等の住民団体と、学識経験者・行政機関で『気候変動に伴う那賀川での水問題を考える会（以下考える会という）』を開催しました。

○　『考える会』は、那賀川流域や、関連地域での水資源の活用状況、洪水や渇水と気候変動との関係を整理し、流域で生活する人たちが今後の水問題について共通認識を持てるよう、関係住民の目線で様々な取り組みを考えていくものです。

○　今回は初回ということで、京都大学名誉教授の池淵周一先生をお招きし「気候変動と水循環・水資源」をテーマとして基調講演をいただきました。

　

○　また、那賀川流域の農業関係のお話を徳島県南部総合県民局農林水産部 副部長 多田 善年様、同じく工業関係のお話を王子製紙�� 富岡工場事務部 調査役 岩浅 広様にお願いして、那賀川流域の状況について講演いただきました。

○　今後、『考える会』では、那賀川流域で水に関わる様々な分野の方から地域の実情をお聴きし、那賀川の水問題について議論を深め、その内容を広く広報することで関心を持ってもらえるように取り組んでいきます。

　「四国河川ニュース」に関するご意見、ご要望や四国の河川についての資料の要求、また河川に関するニュースなどがありましたら、以下までご連絡をお願いいたします。

■連絡先■ 　四国地方整備局　河川部 河川管理課　課長補佐　　藤田　博史

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