四国河川ニュース《8/10(土)〜8 /16(金)》No.52
1,四国の渇水情報
石手川ダム貯水率60%割れ〜松山で節水呼び掛け〜
(重信川水系、愛媛県)
○石手川ダムの貯水率が低下する中、松山市公営企業局は7日に松山市の大型スーパーでPR活動を行い、買い物客らに一日バケツ半分の節水を呼び掛けました。
・石手川 石手川ダム 現在の取水制限(8月1日午後5時〜)
上水15%、農水50.0%、かんがい50.0%
8月19日0時 現在の貯水率 55.4%
四国の渇水情報については、以下のURLをご覧ください。
四国地方整備局 渇水関係ホームページ http://www.river.or.jp/shikoku/
2,宇治川流域で浸水被害が発生
○高知県吾川郡伊野町において8月10日(土)の夕刻より降り始めた雨は、11日(日)未明に掛けて最大時間雨量62o/h、累計雨量205o(枝川雨量観測所)を記録し、
11日午前1時頃には枝川水位観測所(宇治川指定区間基準地点)において警戒水位を超える(約1時間)出水となりました。
○今回の出水により伊野町枝川地区において浸水面積2.3ha(参考値)、床下浸水家屋28戸(伊野町建設課調べ)の内水被害を生じましたが、
夜間の出水にもかかわらず人的被害の無かったことは幸いでした。
3,「新しい時代における安全で美しい国土づくりのための治水政策のあり方」
〜 社会資本整備審議会 河川分科会 中間取りまとめ 〜 のお知らせ
○新しい時代の治水政策の基本的な方向性について、今年4月4日に社会資本整備審議会へ諮問がなされました。
○これは、現在の第9次治水事業七箇年計画を1年前倒しをして、H15を初年度とする新しい長期計画を策定することを想定して、進められてきたものです。
○先日の扇大臣の記者会見でもご承知のとおり、H15からの国土交通省の長期計画として、9本の長期計画をまとめて5本以内で作成する、という方針が出されましたが、
これをもって、正式に治水も1年前倒しをしてすすめることとなりました。
○河川分科会(昔でいう河川審議会)における議論を「中間取りまとめ」としてまとめ、これを、広く国民から意見募集をすることとなりました。
○具体的には、8/13(火)〜9/17(火)の期間で、河川局ホームページ上(下記アドレス)で意見募集がなされます。
http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha02/05/050812_.html
(本アドレスは、本省HPご意見募集の「社会資本整備審議会河川分科会に関する意見募集「中間とりまとめ」について」にリンクしています。)
(意見募集の資料は、本文が一太郎で17頁、参考資料がパワーポイントで17頁となっています)
限られた期間ではありますが、ご協力お願いいたします。
4,吉野川ファン通信ふる〜ぶ「ふる〜ぶ展」を開催!(徳島市)
○「ふる〜ぶ展ー表紙イラスト原画展ー」を8月10日(土)〜12日(月)の間、徳島県文化の森徳島県立21世紀館において開催しました。
この「ふる〜ぶ展」は、昨年秋から県内外で開催しており、今回で7回目を迎えました。
○3日間で612名もの方々にお越し頂くなかで「吉野川にもいいところがいっぱいあったんですね」といった声が聞かれるなど、多くの方々の関心を集めました。
○「ふる〜ぶ」と「ふる〜ぶ展」お問い合わせ
ふる〜ぶ編集部 TEL:088−623−6085
5,大渡ダム探検隊、今年も元気に開催!
○8月7日に大渡ダムの監査廊を利用した宝探し(大渡ダム探検隊)が仁淀川支川の長者川で行われました。本イベントは仁淀村主催の「わんぱくカーニバルin仁淀」の
イベントの一つとして企画され、毎年夏休み真っ盛りの地元の子供達がたくさん参加してくれます。
○宝さがしは、電気を消した監査廊を洞窟に見立て、懐中電灯を片手に持った子供達が宝の地図と宝箱を見つけだすといったもので、約30人の子供達が参加してくれました。
※お詫びと訂正:前号において松山工事事務所長のお名前を間違えておりましたので、訂正と共にお詫びいたします。「平井浩二」→「平井節生」
「四国河川ニュース」に関するご意見、ご要望や四国の河川についての資料の要求、
また河川に関するニュースなどがありましたら、以下までご連絡をお願いいたします。
■連絡先■
四国地方整備局 河川部 防災対策官 松尾裕治
〒760-8554高松市福岡町4丁目26−32
TEL 087-851-8061(代) マイクロ88-3125(松尾)
FAX 087-851-8474(河川計画課)