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四国河川ニュース

7/9(土)〜7/15()507

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2011.7.19発行】

 

○四国・水こぼれ話談話室はお休みです。

 

○今週のニュース○

 

  ○ 出水期に向けた取り組み『肱川・矢落川水防連絡会』を開催 (肱川水系 愛媛県)

 

  ○ 石手川ダム水源地域ビジョン推進委員会・推進連絡協議会を開催 (重信川水系 松山河川国道事務所)

 

  ○ 吉野川流域ホテイアオイ等対策連絡会の開催 (吉野川水系 徳島県)

 

  ○ 平成23年度 横瀬川ダム事業費等監理委員会を開催 (渡川水系 高知県)

 

  ○ 排水ポンプ車による実排水操作訓練を実施 (肱川水系 大洲河川国道事務所)

 

  ○ 中筋川ダム絵画展開催について (中筋川総合開発工事事務所)

 

 

 

今週のニュース

 

1.出水期に向けた取り組み『肱川・矢落川水防連絡会』を開催 (肱川水系 愛媛県)

 

○ 大洲河川国道事務所において、6月8日(水)に「肱川・矢落川水防連絡会」を開催しました。

 

○ この連絡会は、肱川・矢落川における水害を防止し、又は軽減するために水防に関する連絡及び調整の円滑化を図り、もって公共の安全に寄与することを目的にしております。

 

○ 当日は、委員・幹事(愛媛県、大洲市、大洲警察署、大洲地区広域消防事務組合)の参加により、水防警報、洪水予報及び危険水位の見直しについて周知し、また、重要水防箇所については現地にて確認しました。

 

○ 連絡会の目的にあるように、地域住民の方々の安全な暮らしに、寄与できるよう取り組んでいきたいと思います。

 

2.石手川ダム水源地域ビジョン推進委員会・推進連絡協議会を開催 (重信川水系 松山河川国道事務所)

 

○ 平成23年6月9日(木)に、石手川ダム管理支所会議室において「石手川ダム水源地域ビジョン推進委員会」が開催されました。

 

○ 石手川ダム水源地域ビジョンでは、石手川ダムの水源地域の活性化や、環境保全のため様々な活動をしています。

 

○ 毎年この時期に、学識経験者や地元代表者等で構成される推進委員会を開催しており、今年度においても学識経験者ら、10名(代理出席含む・全委員数11名)が出席し、事務局から昨年度の活動報告を受け、今年度のビジョンの方針等を話し合いました。

 

○ 今年度においては、昨年度の活動を踏まえつつ活発な活動をしていくことが確認されました。また、同日夜には地元公民館において、「石手川ダム水源地ビジョン推進連絡協議会」が開催されました。

 

○ 推進連絡協議会では、推進委員会で出された今年度の方針を受けて、具体的にどのような活動を行っていくかについて話し合われました。

 

○ 会議には、学識経験者や地元代表者等で構成される、推進連絡協議会の構成員ら24名(代理出席含む・全構成員数30名)が参加し、活発な意見交換が行われました。

 

○ その中で今年度については、「オオムラサキの幼虫を探そう!」「野鳥観察」等の水源地域における自然観察会、「竹を使おうDAY!」等の放置竹林対策の取り組み等を実施することが決定されました。

 

○ 石手川ダム水源地域ビジョンでは、上記で決定した活動を通して今後も石手川ダムの水源地域の活性化や、環境保全を目指して活動していきたいと思います。

 

3.吉野川流域ホテイアオイ等対策連絡会の開催 (吉野川水系 徳島県)

 

○ 平成23年6月9日(木)に、徳島河川国道事務所において、吉野川流域ホテイアオイ等対策連絡会が開催されました。

 

○ 会議には国や県、市町村などの担当者が出席し、旧吉野川や今切川など吉野川流域での、水草の大量繁殖を防ぐ方策について確認をおこないました。

 

○ 旧吉野川、今切川では平成20年に大量の水草が発生し、その対処に大変な労力を費やしましたが、近年はその経験を元に早期発見・早期除去に努めて大量発生を未然に防いでいます。

 

○ 会議では昨年度の取り組みの一つとして、四国地方整備局四国技術事務所で検討・作成された「水草対策の手引き(案)」が関係機関に配布され、水草の生態や防除対策について紹介されました。

 

○ 会議の後、現場において水草回収船の試運転を行いました。これまでは水草の回収を人力で行っていたため多くの時間と労力を要しましたが、今後水草回収船による効率的な回収が期待できるほか、回収時に水草が裁断されるため処分量の減容化も図られます。

 

○ 水草は夏場に大量発生する傾向があり、今年も繁殖シーズンを迎えることとなりますが、早期発見・早期除去に努め水草の大量発生を未然に防いでいきたいと考えています。

 

4.平成23年度 横瀬川ダム事業費等監理委員会を開催  (渡川水系 高知県)

 

○  6月10日(金)に、高知河川国道事務所波介川監督官詰所において、「横瀬川ダム事業費等監理委員会」を開催しました。

   大年委員長:高知大学農学部 教授

   那須委員:高知工科大学マネジメント学部 教授

   石井委員:高知県土木部長

 

○ 本委員会は、横瀬川ダム建設事業における適切な事業執行の観点から、コスト縮減策やその実施状況、事業執行等について、意見・提言を行うことを目的としています。

 

○ 委員会では、「現在のおかれている状況の中で事業費の縮減に努め、適切に執行されている。ダム検証の結果を踏まえ、適正に対応すること。」とのご意見を頂きました。

 

○ 頂いたご意見を踏まえ、今後、より一層のコスト縮減に努めていく所存です。

 

5.排水ポンプ車による実排水操作訓練を実施 (肱川水系 大洲河川国道事務所)

 

○ 6月10日(金)に、大洲市柚木の肱川右岸河川敷において「平成23年度排水ポンプ車操作訓練」を実施しました。

 

○ 当日は、大洲河川国道事務所が保有する排水ポンプ車5台(150m3/min級:1台、30m3/min級:4台)を使用し、災害出動時に各ポンプ車を担当する土木業者の作業員42名が、操作手順や設置作業のノウハウを習熟すべく、梅雨時の蒸し暑い中にも関わらず熱心に取り組みました。

 

○ 合わせて今年度は昨年度に引き続き、大洲河川国道事務所に所属する緊急災害対策派遣隊(TEC−FORCE)の職員及び、ポンプ車出動時の現地状況連絡担当職員ら総勢12名が訓練に参加しました。

 

○ 今年の訓練では、東日本大震災での排水支援作業派遣者の意見を参考に、新しい試みとして、現地で指示する立場としての基礎的知識の習得と、排水ポンプ車をコース上で実際に運転して車両感覚を体験したり、照明車を操作し手順を習得したりしました。

 

○ その後は昨年と同様に、担当業者と共に排水ポンプの投入やホースの敷設、ポンプの運転操作などを職員自らも実際に行い、災害対応技術力の向上を目指して真剣に取り組みました。

 

○ また、照明車や照明装置を現地にて点灯させ、排水ポンプ車と併せて稼働し、不具合等が無いことを確認しました。

 

○ 今後の本格的な出水シーズンに向けて、ハード、ソフトの両面で万全の態勢を整えることができました。

 

6.中筋川ダム絵画展開催について (中筋川総合開発工事事務所)

 

○ 中筋川ダムでは、6月9日(木)に三原小学校4年生(10名)、10日(金)に平田小学校4年生(23名)の参加で、毎年恒例の写生会を開催しました。

 

○ 梅雨時期の蒸し暑い中、みなさん汗ばみながらの写生会となりました。

 

○ ダム直下から見上げる迫力のあるアングルと、ダム天端と同じ高さの展望所からのアングルの、2箇所に分かれて描いてもらいました。

 

○ みなさん熱心に取り組み、2時間程度の短い時間ではありましたが、早い人は絵の具での色つけまで終わっていました。

 

○ 皆さんに描いて頂いた絵画を対象として、森と湖に親しむ旬間(7月21日〜31日)に、中筋川ダムの直ぐ横にある管理庁舎の1階展示室にて、「中筋川ダム絵画展」を開催しておりますので、近くに来られる機会がありましたら、是非御覧になってください。なお、開館時間は平日、土日とも朝9時 から夕方の16時30分までとなります。(入館無料、駐車場有り)

 

○ また、優秀作品については、11月13日(日)に実施予定の『第16回 蛍湖まつり』にて表彰式を行う予定です。

 

 

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  ■連絡先■  四国地方整備局 河川部  河川管理課 課長補佐  藤田 博史

          760-8554 高松市サンポート3番33号

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