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四国河川ニュース

3/12(土)〜3/18()491

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                                                                        2011.3.22発行】

 

                                                                               お知らせ

 

 平成23年3月11日14時46分に発生いたしました、三陸沖を震源とするマグニチュード9.0の大地震「平成23年 東北地方太平洋沖地震」により、東北・関東地方を中心に広域で大規模な被害が発生しました。このため、四国河川ニュースにつきまして、当分の間、東北地方太平洋沖地震の対応状況報告とさせていただきますので、ご理解ほどよろしくお願いいたします。

 

○今週のニュース○

 

  ○東北地方太平洋沖地震が発生 (四国地方整備局)  

 

今週のニュース

 

1.東北地方太平洋沖地震が発生 (四国地方整備局)

 

○ 平成23年3月11日(金)14時46分頃に、三陸沖深さ約24kmを震源としたマグニチュード9.0の大地震が発生しました。

 

○ これによる各地の震度は、宮城県北部で震度7を観測したほか、震度6強が宮城県南部・中部、福島県中通り・浜通り、茨城県北部・南部、栃木県北部・南部で観測され、合わせて日本の太平洋側を主に大津波警報、津波警報等が発令され、福島県相馬の検潮所では津波高さ(最大波)は7.3m以上を観測し、同じく茨城県大洗の検潮所では4.2m、岩手県釜石の検潮所では4.1m以上を観測し、沿岸各所に甚大な被害をもたらしました。

 

○ このため国土交通本省は、11日14時46分に国土交通本省非常体制を執り国土交通省非常災害対策本部を設置、同日15時15分に国土交通省緊急災害対策本部を設置し、その後の対策会議で「被災状況の早期把握と応急対応に全力を挙げるようにお願いする。」旨の指示が国土交通大臣からあり、合わせて副大臣からも「大臣指示を踏まえ、現在の被災状況、対応を把握、迅速かつ的確な初動対応を実施すること。また、政府、関係機関や自治体等と相互に緊密な連携を図り、人命被害を最小限に食い止めることを最優先に実施すること。」の旨の指示がありました。

 

○ 四国地方整備局においても、11日14時49分に災害対策本部を設置し、同日16時8分に非常体制に入りました。四国の津波観測状況は、大津波警報が発令された太平洋側において、高知県須崎港の検潮所で最大波2.6mを観測しました。また、高知県高知の検潮所では最大波0.6m、瀬戸内側の香川県高松検潮所では最大波0.2m、愛媛県松山検潮所では最大波0.2mを観測しました。

 

○ 12日(土)20時20分に津波警報が解除され、大きな被害が発生していないことが確認されましたので、13日(日)9時30分災害対策本部を解散しました。

 

○ なお、11日(金)14時49分に災害対策本部と併せ、東北地方の災害復旧支援のための、四国地方整備局支援連絡室を設け同日15時1分に支援対策本部に移行しておりましたが、今回の地震による甚大な被害及びこれに伴う社会的な影響に鑑み総合的な対応を実施するため、14日(月)10時に「四国地方整備局 平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震総 合対策本部(本部長:四国地方整備局長 足立敏之)」を設置し、被災地に対し引き続き総合的な対策を行っていきます。

 

○ これに合わせ11日(金)16時8分に、四国地整災害対策用ヘリコプター「愛らんど号」が高松空港を出発し、被災地調査に向かった。また、緊急災害対策派遣隊(TEC−FORCE)を編成し、河川、砂防、道路、機械、電気通信、港湾空港班の職員29名及び、災害対策用機械の操作員、運転手(各事務所協力業者の皆さん)の37名を12日(土)15時に現地に向けて派遣しました。

 

○ TEC−FORCEの河川・砂防班は、3班9名で構成されており14日(月)に現地の郡山国道事務所に到着し、被災調査を行う箇所の打合せを行い、15日(火)より北上川水系江合川左右岸の堤防被災調査を、18日(金)まで実施し地震による被災の状況などメモと写真により記録し整理しました。今後の災害査定において、復旧工法の選定など貴重な資料となると思います。

 

○ また、機械班の災害対策用機械については、照明車5台、排水ポンプ車5台、対策本部車1台、待機支援車2台が派遣され、14日(月)に福島河川国道事務所郡山出張所に到着し、東北地方整備局からの要請に合わせて活動しています。

 

○ 東北地方の災害復旧の支援については、まだ始まったばかりです。被災地の1日も早い復興に向けてこれからも頑張って参りたいと考えております。皆様におかれましても、身の回りから出来る小さいことからで構いません、少しでも被災地の皆様のために何か考えて行きましょう。

 

 

 

 

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  ■連絡先■  四国地方整備局 河川部  河川管理課 課長補佐  藤田 博史

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          TEL 087-851-8061(代)マイクロ88-3753(藤田) mailto:rivers-news@skr.mlit.go.jp

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