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四国河川ニュース

2/19(土)〜2/25()488

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                                                                        2011.2.28発行】

 

 

○ 四国・水こぼれ話談話室はお休みです。

 

○今週のニュース○

 

  ○四国地方ダム等管理フォローアップ委員会(個別課題検討会)を開催  (重信川水系石手川、吉野川水系銅山川 愛媛県)

 

  ○「みんなで体験!〜竹を使おうDAY!〜」を開催  (重信川水系 松山河川国道事務所)

 

  ○「第12回重信川の自然をはぐくむ会」総会及び「第14回重信川フォーラム」を開催  (重信川水系 愛媛県)

 

  ○銅山川の渇水状況  (吉野川水系銅山川 吉野川ダム統合管理事務所)

 

 

今週のニュース

 

1.四国地方ダム等管理フォローアップ委員会(個別課題検討会)を開催  (重信川水系石手川、吉野川水系銅山川 愛媛県)

 

○ 2月14日()に、四国地方ダム等管理フォローアップ委員会(個別課題 検討会)を、高松市内で開催しました。

 

○ 「ダム等の管理に係るフォローアップ制度」とは、ダム等について、ダム等管理フォローアップ委員会(以下「委員会」という。)を設け、同委員会より意見を伺い、洪水調節実績や環境への影響等の調査結果の分析と評価を客観的・科学的に行い、当該ダム等の適切な管理に資するとともに、ダム等の管理の効率性及び、その実施過程の透明性の一層の向上を図ることを目的としています。

 

○ 平成22年度の審議対象ダムは、石手川ダム(国土交通省管理)及び富郷ダム(水資源機構管理)です。これらのダムが審議対象となるのは、平成17年度以来2回目となります。

 

○ 個別課題検討会は、3つの部会(生物課題検討会、ダム管理課題検討会、水質課題検討会)に分けて行い、昨年12月に実施した「現地検討会」での意見・質問等に対する回答や、定期報告書への反映方針についてご確認いただいた後に、「定期報告書(案)」の内容説明を行い、分析方法や評価方法についてご審議いただきました。

 

○ 今後は、3月15日(火)開催予定の「総会」に向けて、今回の各課題検討会で頂いた意見、助言を基に、「定期報告書」を取りまとめていきます。

 

 

 

 

2.「みんなで体験!〜竹を使おうDAY!〜」を開催  (重信川水系 松山河川国道事務所)

 

○ 2月6日(日)、20日(日)に、「石手川ダム水源地域ビジョン推進委員会」の主催で「みんなで体験!〜竹を使おうDAY!〜」が行われました。

 

○ 石手川ダムの水源地域で問題となっている「放置竹林」についての取り組みとして、竹林の間伐を行い間伐した竹を使用して竹炭づくりや竹加工教室等により有効活用を行い、水源地域の自然環境の向上を目指すものです。

 

○ 一般公募での開催は今年が初めてで、両日とも松山市内等の親子連れら約40名が参加して頂きました。

 

○ 6日は第1部として、竹林の間伐作業を行い、切った竹をダムの炭焼釜に運び釜入れの作業を行いました。また、竹での器や箸づくり、竹を使ったツイストパン作りを行いました。

 

○ 20日は第2部として、完成した竹炭を参加者で取り出し、持ち帰っていただきました。また、竹を使ったプランターなどを作る竹加工教室が行われました。

 

○ 今後も、このような活動を通じて、水源地域の自然環境の向上に努めていきたいと思います。

 

 

3.「第12回重信川の自然をはぐくむ会」総会及び「第14回重信川フォーラム」を開催  (重信川水系 愛媛県)

 

○ 2月17日(水)に、「第12回重信川の自然をはぐくむ会」の総会及び「第14回重信川フォーラム」を、愛媛大学で開催しました。

 

○ 「第14回重信川フォーラム」は、愛大メディアセンター・メディアホールで、約90名の参加により開催し、川上小学校・川内中学校有志の「冒険夢の森から創志隊」の皆さんより「表川の水が枯れない訳 河之内の探索」。「伊予農希少植物群保全プロジェクトチーム」より「愛媛県レッドデータブック絶滅種「オカミミガイ」〜重信川河口、153日間の追跡調査〜」。重信川エコ リーダーより「今年度の活動報告等」。愛媛大学三宅講師より「重信川の地下にすむ生物」。愛媛大学江崎教授より「重信川流域のオオキンケイギクの防除対策」、日本野鳥の会愛媛岩本先生より「重信川河口の鳥類」。事務局より「重信川を利用した環境への取り組み」の発表があり、各団体が重信川流域で活動・研究した成果を詳しく説明いただき、聴講者も熱心に聞き入っていました。

 

○ 「第11回重信川の自然をはぐくむ会」の総会も、同じ愛大メディアセンターで模様替えをして、約50名の参加により開催し、平成22年度の活動報告と平成23年度の活動計画が審議され、活発な意見が出されました。  

 

 ※「重信川の自然をはぐくむ会」:環境悪化が進む重信川の保全・再生を目指し、地域の大学、学生、NPO、行政の協力・連携を図るため平成15年1月に設立された団体。

 ※「冒険夢の森から創志隊」:重信川上流域の東温市で環境学習活動を実施している川上小学校・川内中学校の有志のみなさん。

 ※「伊予農希少植物群保護プロジェクトチーム」:伊予農業高等学校学生による活動で、重信川河口ヨシ原再生事業を実施する際にWGに参加し、自主的にモニタリング等を実施している。

 ※ 「重信川エコリーダー」:松山在住の大学生の環境学習等を実施しているサークルであり、「重信川の自然をはぐくむ会」の構成メンバーで子供と大人を繋ぐ橋渡し的な存在。

 

 

4.銅山川の渇水状況 (吉野川水系銅山川 吉野川ダム統合管理事務所)

 

○ 2月25日(金)0時現在、1〜2月の月降雨量は、銅山川流域で77.2mm(平年値161.6mm)となっています。それに伴い、利水確保率は、銅山川ダム群で33.1%(平年値68.7%)と平年値を大きく下回っている状況になっています。

 

○ 銅山川においては2月14日より第4次取水制限(工業用水35%、上水道用水10%節水)を行っています。

 

○ 今後も引き続き、関係機関等との連携や協力もなお一層強化し、渇水対策に努めていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

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