四国河川ニュース《7/13(土)〜7 /19(金)》No.48
1,四国防災トップセミナー開催 〜災害時の対処 首長模擬演習〜
(四国地方整備局、徳島県)
○18日、市町村長に的確な危機管理をしてもらおうと四国防災トップセミナー(国土交通省四国地方整備局、徳島県主催)が鳴門市撫養町の鳴門県民体育館で開催された。
○徳島県内市町村長25名をはじめ防災機関関係職員、市民ら約520名が参加した。、模擬演習や講演で災害時の対処法を学んだ。
○模擬演習は、鳴門市、板野町など2市13町で構成される吉野川下流水防連絡会の職員、警察、自衛隊などの防災関係機関が「徳島県に大型台風が来襲し、
上板町、吉野川の北岸堤防が破堤した」との想定で実施した。
○まず、志方俊之帝京大学教授の基調講演が行われ、「危機管理の第一当事者は多くの場合が市町村。災害は予測を超える場合がほとんどで、
日頃から的確な判断力を養ってくことが必要だ」などと話された。
2.四国の渇水情報。石手川ダム取水制限さらに強化
(重信川水系、愛媛県)
・石手川 石手川ダム 第1次取水制限(6月27日〜7月17日午後5時)
↓ 上水5%、農水5.5%、かんがい10%
第2次取水制限(7月17日午後5時〜)
上水10%、農水11.1%、かんがい30%
四国の渇水情報については、以下のURLをご覧ください。
四国地方整備局 渇水関係ホームページ
http://www.river.or.jp/shikoku/
3,「平成13年9月6日高知県西南部豪雨災害体験集」の作成
(四国地方整備局・高知県)
○この度、四国地方整備局・高知県では、西南部豪雨災害における被災者や消防団などの方々の体験や教訓を後世に伝承するとともに、
地域の今後の防災対策に活かせるよう、水害体験者の方々の体験をとりまとめた冊子「平成十三年九月高知県西南部豪雨災害体験集」を作成しました。
○今後、四国管内の自治体、図書館、防災機関等に広く配布していく予定です。
○ご希望の方があれば、部数に限りはありますが下記まで、ご連絡下されば送付いたします。
四国地方整備局 TEL 087-851-8061(代表)河川部、河川計画課、福田浩
4.とびだす3次元那賀川マップを作成
(那賀川工事事務所)
○那賀川工事事務所では、学校での「総合的な学習の時間」などにおいて地域の地形の様子を知ってもらうことによって、
身近な川である那賀川に対する理解を深めてもらおうと「とびだす3次元那賀川マップ」を作成しました。
○マップは、那賀川下流域の航空写真に掲載している阿南市、小松島市、那賀川町、羽ノ浦町の小学校18校に配布しました。
参考画像は那賀川工事のホームページに掲載されています。
http://www.skr.mlit.go.jp/nakagawa/press/h14_07_16/3dmap.html
○ご希望の方は、部数に限りはありますが下記まで連絡くださればお送りします。
那賀川工事事務所 TEL0884-22-6461(代表) 調査課 池添好巨
5、7月13日「那賀川流域フォーラム」 第3回現地調査実施
(那賀川水系 徳島県)
○那賀川の河川整備計画原案の骨子づくりに向け、流域住民が審議する「那賀川流域フォーラム2030」は、委員25人(全委員35人)、運営会議委員4人(全委員6人)らが
参加し、那賀川上流域の森林整備や治山事業の状況について、那賀川の支流・坂州木頭村の上流域となる木沢村槍戸付近を視察しました。
○今後、月1回ペースで会合を開き、那賀川の課題整理を進めていく予定。
※お知らせ
7月16日付けで宇塚公一、河川部長が着任しました。前佐藤直良河川部長は水資源公団東京本社、企画部長に転出しました。
「四国河川ニュース」に関するご意見、ご要望や四国の河川についての資料の要求、
また河川に関するニュースなどがありましたら、以下までご連絡をお願いいたします。
■連絡先■
四国地方整備局 河川部 防災対策官 松尾裕治
〒760-8554高松市福岡町4丁目26−32
TEL 087-851-8061(代) マイクロ88-3125(松尾)
FAX 087-851-8474(河川計画課)