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四国河川ニュース

11/6(土)〜11/12()473

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                                                                        2010.11.15発行】

 

 

○ 四国・水こぼれ話談話室はお休みです。

 

○今週のニュース○

 

  ○「肱川を美しくするお花はん」による菜の花の種まきの実施   (肱川水系 愛媛県)

 

  ○平成22年度 吉野川現地(フィールド)講座「野鳥観察会」開催   (吉野川水系 徳島県)

 

  ○平成22年度 アカラギ谷堰堤管理用道路工事 福留開発株式会社   (四国山地砂防事務所)

 

  ○平成22年度 第1回公益活動推進会議(松山河川施設管理部会)との重信川合同巡視を実施   (重信川水系 愛媛県)

 

 

 

 

今週のニュース

 

1.「肱川を美しくするお花はん」による菜の花の種まきの実施 (肱川水系 愛媛県)

 

○ 平成22年11月1日(月)に、平成22年度第2回目として「肱川を美しくするお花はん」による菜の花の種まきを、肱川の高水敷(畑の前橋下流)にて9団体の団体会員を含む79名で実施しました。

 

○ 「お花はん」の活動としては、平成15年度より「肱川を美しくするお花はん」として、会員の皆さまとともに、肱川や矢落川を美しくする活動を進めており、今年で8年目を迎えます。

 

○ 今年度から大洲市の広報を活用して、一般の方にもご案内致しました。参加いただいた方を4班に分けて、4区画に分けた畑にそれぞれ菜の花の種及び肥料をまきました。今後は、各班単位で愛情をもって育てていく予定です。

 

○ 来年の3月には、見ごろを迎え、高水敷一面の黄色い菜の花が楽しめることと思います。また、今回種まきを実施した箇所は、春分の日に開催を予定している、「第11回 菜の花フェスタ」(大洲農業高校主催)の会場にも隣接しており、多くの家族連れなどが訪れ一層賑わうことでしょう。

 

 

 

2.平成22年度 吉野川現地(フィールド)講座「野鳥観察会」開催 (吉野川水系 徳島県)

 

○ 11月6日(土)に、第4回「吉野川現地(フィールド)講座(野鳥観察会)」を吉野川河口の沖ノ洲樋門付近において、冬の渡り鳥の観察を目的に、20名の参加者により開催いたしました。

○ 開催にあたっては、河川・渓流環境アドバイザーの小林先生、日本野鳥の会徳島の三宅代表と山橋さんに説明及びご指導を頂き、数多くの野鳥観察が出来ました。

 

○ 当日は、穏やかな天候にも恵まれ、ハマシギ、ダイゼン、ズグロカモメ、ミサゴや、集団で休憩しているシギ・チドリ、カモ、カワウなど約20種類を確認することができました。

 

○ 今後も、このような機会を通して野鳥にとって住みやすい環境を大切にし、身近な吉野川の自然に親しんでいただくとともに、関心を深めていただけたらと思います。

 

 

 

3.平成22年度 アカラギ谷堰堤管理用道路工事 福留開発株式会社 (四国山地砂防事務所)

 

  事務所名:四国山地砂防事務所 吉野川砂防出張所

 

○ 工事名 :平成22年度 アカラギ谷堰堤管理用道路工事

 

  工 期 :平成22年8月7日 〜 平成23年3月31日

 

  請負業者:福留開発株式会社

 

  工事場所:高知県土佐郡大川村船戸地先

 

○工事概要:(管理用道路アカラギ谷工区)

          土工:1式、法枠工:5092、張りコンクリート:170m3

          アンカー工:90本、軽量盛土工:305m3 、擁壁工:40m3

          排水構造物工:1式、路側防護工:1式、コンクリート舗装:276m2

 

           (管理用道路桃ヶ谷工区)

        土工:1式、擁壁工:144m3、ブロック積工:135m2

        排水構造物工:1式、坂路・階段工:1式、

    プレキャスト床版工:17.9m2

          アスファルト舗装工:1,230m2、路側防護工:1式

 

○事業の目的

 本事業箇所は、直轄砂防事業として、吉野川上流域の保全対策及び安全安心でいきいきと暮らせる地域づくりを推進するため、土石流対策施設の建設を実施するものです。本工事では、平成16年度の災害関連事業で施工された、アカラギ谷堰堤、桃ヶ谷堰堤の管理用道路の整備を実施しているものです。

 

○現在の施工状況

 現在の工事進捗率は10月末で約1%となっています。

 アカラギ谷工区は、道路土工、法枠工を、桃ヶ谷工区は道路土工、擁壁工に着手し、順次施工を進めているところです。

 

○現場の取り組み

 急勾配の道路計画のため、切土・盛土を少なくするように新技術の「EPS工法(軽量盛土工)」、「ダグシム工法(地山補強土工法)」を採用しています。

 また、景観保全と間伐材の有効利用を図るため、仮設物や看板類を木製にするなどの配慮を行っています。なお、山中の急峻な法面での作業となるので、安全管理には特に留意した指導を心がけて、工事を進めて行きたいと考えています。

 

 

 

4.平成22年度 第1回公益活動推進会議(松山河川施設管理部会)との重信川合同巡視を実施 (重信川水系 愛媛県)

 

○ 11月9日(火)に、重信川において「公益活動推進会議」(松山河川施設管理部会)と、松山河川国道事務所の河川担当職員等による、平成22年度 第1回重信川合同河川巡視を実施しました。

 

○ 「公益活動推進会議」は、国土交通行政の各分野で培った豊富な実務経験を生かし、社会貢献出来るような活動(ボランティア活動)を行うために、平成22年に松山河川・道路施設管理部会を発足させ、これを機に重信川合同河川巡視を計画しました。

 

○ 今回の重信川合同河川巡視は、「公益活動推進会議」(松山河川施設管理部会)会員9名、松山河川国道事務所の河川担当職員等17名の計26名が参加し、職員等が日頃問題意識を持っている重点箇所や河川状況全体を巡視を行いました。

 

○ 今回、参加頂いた「公益活動推進会議」(松山河川施設管理部会)会員の皆さんは、以下の方々です。

            高橋徹馬部会長

            岡田周三副部会長

            川田信夫副部会長

            上岡兼二副部会長・事務局

            原田重信

            濃野千秋

            河野睦朗

            中城康圓

            坂本英隆

 

○ 巡視中は、重点箇所のご指摘をはじめ、改修時の工夫や河川管理の仕方についてわかりやすくご指導・ご助言頂きました。

 

○ 巡視後、今回の重点箇所について、部会員、職員等により活発な意見交換が行われました。会員の方にはこの場をお借りして、お礼申し上げます。

 

 

 

 

 

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  ■連絡先■  四国地方整備局 河川部  河川管理課 課長補佐  藤田 博史

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          TEL 087-851-8061(代)マイクロ88-3753(藤田) mailto:rivers-news@skr.mlit.go.jp

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