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四国河川ニュース
《7/24(土)〜7/30(金)》458号
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【2010.8.2発行】
○ 四国・水こぼれ話談話室はお休みです。
○今週のニュース○
○「今切川水辺整備完成式典」を開催 (吉野川水系 徳島河川国道事務所)
○第6回だんだん肱川<流域DEエコ>を開催 〜市民ボランティアが主催する流域の高校生と考える私たちにできる地球温暖化防止〜 (肱川水系 愛媛県)
○「河川水難事故防止啓発講座」を開催 (渡川水系 高知県)
○鹿野川ダム見学ツアーの開催 (肱川水系 山鳥坂ダム工事事務所)
○平成22年度 第1回公益活動推進会議(香川河川施設管理部会)との合同巡視の報告会を実施 (土器川水系 香川県)
○排水ポンプ車による実排水操作訓練を実施 (肱川水系 大洲河川国道事務所)
○平成22年度水生生物調査を実施 (土器川水系 香川県)
○中筋川ダムで「第15回蛍湖まつり」を開催 (渡川水系 高知県)
○三原小学校児童が水生生物調査等を「蛍湖まつり」で発表 (渡川水系 中筋川総合開発工事事務所)
○野村ダム 森と湖の旬間イベント開催! (肱川水系 野村ダム管理所)
○河川管理施設の安全利用点検を実施 (重信川水系 松山河川国道事務所)
○平成22年度河川水難事故防止指導者育成講座を開催 (重信川水系 愛媛県)
○第7回 河口ワーキング部会開催 (重信川水系 愛媛県)
今週のニュース
1.「今切川水辺整備完成式典」を開催 (吉野川水系 徳島河川国道事務所)
○ 7月23日(金)、徳島県板野郡北島町百石須地先(今切川左岸11K/0付近)の高水敷において、「今切川水辺整備完成式典」を開催しました。
○ 「今切川水辺整備」は、平成19年度より、北島町と協同で整備を進めている「水辺プラザ」の一環として、国土交通省の整備部分が完成したものです。
○ 式典には、地元の北島町長をはじめ、関係機関・地元関係者約120名の参加者を得て盛大に開催され、地域の皆さんの「水辺整備」への期待が十分感じられました。
○ 完成式典の後、北島南小学校の6年生の皆さんをはじめ、地域の方多数の参加により、パネル展、現地見学、災害対策用機械・建設機械の体験展示、川からの視察等の関連行事を行いました。
2.第6回だんだん肱川<流域DEエコ>を開催 〜市民ボランティアが主催する流域の高校生と考える私たちにできる地球温暖化防止〜 (肱川水系 愛媛県)
○ 平成22年7月24日(土)に、肱川流域会議(通称「水中めがね」)の主催で、肱川水系肱川において流域内の高校生25人を参加者として、流域でできる球温暖化防止を考えるテーマで、「だんだん肱川(肱川上下流交流)」が行われました。
○ だんだん肱川とは、「だんだん=ありがとう」を意味するこの言葉をイベント名に、今年は第6回を迎えた肱川の上下流交流を目的としたイベントです。
○ 今回のだんだん肱川は、近年、問題になっている地球温暖化について、流域のリーダーとして次世代を担う高校生に参加してもらい、大人と一緒に自分たちでできる防止策について考えようという試みです。
○ 当日は、バスで肱川町「風の博物館」に行くまでに、環境省作成のDVDで予習し、愛媛大学防災情報センター長の鳥居謙一教授の講義をうけました。そのあと、水中めがねの会長、副会長、鳥居教授と高校生達でディスカッションを行い、自分たちでできる地球温暖化防止について意見交換を行いました。
○ また、午後からは、流域内で実施されるクリーンエネルギーの現場を感じてもらうために、風の博物館の風力発電と、野村ダムで行われている水力発電の現場見学を行いました。
○ そのあと、全員で肱川源流にのぼり、肱川の最初の一滴を知ってもらいました。
○ ケガなく、一日を楽しく終えることができました。流域のリーダーとして次世代を担う高校生と、同じ目線で同じ事柄を学習でき、貴重な体験となりました。
3.「河川水難事故防止啓発講座」を開催 (渡川水系 高知県)
○ 7月の『河川愛護月間』の取り組みと連携し、『河川水難事故防止週間(7月1日〜7月7日)』の一環として、7月25日(日)に「四万十川流域住民ネットワーク」と「渡川水系水難事故等防止連絡会」が連携して、水難事故を防ぐため小学生や保護者等に啓発講座を行いました。
○ 啓発講座の講師は、四万十市社会体育指導員や、四万十消防署及び中村警察署で、参加したのは小学生4〜6年生の17名、一般からは見学者を含み約40名です。
○ 最初に、救助されるための命綱を結ぶため「ロープワーク」を行った後、川の楽しさも知ってもらうため「シュノーケリング教室」を実施し、保護者等は四万十消防署員から、心肺蘇生法やAEDの操作方法について学びました。
○ その後、万一川で流された場合、安全な流され方や流された時の救助法として、スローバックの投げ方を教わった後、実際に子どもを救助する実演も体験しました。
○ 中村警察署員の方は、発射銃を用いたロープ渡しのデモンストレーションを行い、河渡救助訓練として川に斜めにロープを張り、最初に練習した命綱に、登山用のカラビナを取り付け流されながら対岸へ渡る実演も行いました。
○ 今回の啓発講座を通じて、水難事故を防ぐための危険回避方法や救助の仕方を習得してもらえたと思います。
4.鹿野川ダム見学ツアーの開催 (肱川水系 山鳥坂ダム工事事務所)
○ 山鳥坂ダム工事事務所では、森と湖に親しむ旬間イベントの一環として、7月25日(日)に「鹿野川ダム見学ツアー」を実施しました。
○ 小さいお子さんからご年配の方々まで、午前の部、午後の部あわせて31名の方に参加いただきました。
○ ツアーでは、ダムの仕組みや目的の説明の他、監査廊や操作室の見学と巡視船によるダム湖内の見学を行いました。普段入ることの出来ない監査廊や操作室の見学に、参加者の方々は終始目移りしている様子で、満足いただけたことと思います。
○ 今後も地域の方々に、親しんでもらえる鹿野川ダムを目指していきたいと思います。
5.平成22年度 第1回公益活動推進会議(香川河川施設管理部会)との合同巡視の報告会を実施 (土器川水系 香川県)
○ 5月31日(月)に、土器川において「公益活動推進会議」(香川河川施設管理部会)と、香川河川国道事務所の河川担当職員等による、平成22年度 第1回土器川合同河川巡視を実施しましたが、今回、7月26(月)に巡視結果の報告会を行いました。
○ 前回の河川ニュース(450号)でも紹介しましたが、「公益活動推進会議」は、国土交通行政の各分野で培った豊富な実務経験を生かし、社会貢献が出来る活動(ボランティア活動)を行うために、平成18年に設立されました。設立以降、平成18年に1回の土器川合同河川巡視を行い、平成19年からは毎年2回行っています。
○ 今回の土器川合同河川巡視の報告会には、「公益活動推進会議」(香川河川施設管理部会)会員17名、事務所河川担当職員等13名の計30名が参加し、土器川上流部を3班に分かれて【1班が祓川橋〜満濃大橋、2班が満濃大橋〜長炭橋、3班が長炭橋〜直轄管理区間上流端】行われた、合同巡視の結果について全体会議で班毎に報告を行いました。
○ 今回、参加頂いた「公益活動推進会議」(香川河川施設管理部会)会員の皆さんは、以下の方々です。(部会長、副部会長を除き、五十音順)
第1班(6名) 三谷 健
氏(部会長)
伊井 貞博 氏
小野 重充 氏
川田 通
氏
中條 徳翁 氏
藤目 信行 氏
第2班(5名) 三好 規雄 氏(副部会長)
伊藤 数馬 氏
則 勢
氏
村上 光男 氏
山地 忠孝 氏
第3班(7名) 藤本 久雄 氏(副部会長)
金沢 孝欣 氏
亀山 忠
氏
竹島 和司 氏
武智 幹雄 氏
藤本 一仁 氏
山下 久男 氏
○ 今回の報告会で報告された内容は、許可工作物の管理状況の不備が最も多く、その他では、護岸目地部の雑草等による管理の問題点、河川標識管理の不備(記載内容が実態にそぐわない、水位表示板の目的との不一致)、河川管理施設の不備(水制工の間詰石流失、魚道の機能不全)などの問題を指摘して頂きました。
○ 前述の問題点・改善意見について、許可工作物については、その管理者に改善に向けての指導を行い、直轄管理施設については、予算の許す範囲で改善していきたいと考えています。
○ 「公益活動推進会議」の皆さんにはお忙しい中、合同巡視、そして報告会と2日に渡りご指導頂きました。この場をお借りしてお礼申し上げます。また、秋に行う予定の第2回公益活動推進会議でも、ご指導よろしくお願い致 します。
6.排水ポンプ車による実排水操作訓練を実施 (肱川水系 大洲河川国道事務所)
○ 7月26日(月)に、大洲市柚木の肱川右岸河川敷において、「平成22年 度排水ポンプ車操作訓練」を実施しました。
○ 当日は、大洲河川国道事務所が保有する排水ポンプ車6台(150m3/min級:1台、30m3/min級:5台)を使用し、災害出動時に各ポンプ車を担当する土木業者の作業員41名が、操作手順や設置作業のノウハウを習得すべく、夏の暑い日射しの中にも関わらず熱心に取り組みました。
○ 今年度の操作訓練では、新しい取り組みとして、大洲河川国道事務所に所属する緊急災害対策派遣隊(TEC−FORCE)の職員及び、ポンプ車出動時の現地状況連絡担当職員ら総勢11名が訓練に参加しました。
○ 訓練では、各担当業者と共に排水ポンプの投入やホースの敷設、ポンプの運転操作などを職員自ら実際に行い、災害対応技術力の向上を目指して、汗だくになりながらも、取扱い方法や仕組みを学ぶため真剣に取り組んでいました。
○ また、照明車や簡易型の照明装置も現地にて点灯させ、排水ポンプ車と併せて稼働確認を行い、不具合等が無いことを確認しました。今後の本格的な出水シーズンに向けて、ハード、ソフトの両面で万全の態勢を整えることができました。
7.平成22年度水生生物調査を実施 (土器川水系 香川県)
○ 7月27日(火)に土器川の3箇所(丸亀大橋、高速道路橋、祓川橋)で、同時に水生生物調査を実施しました。
○ この調査は、河川愛護月間の行事の一環として、四国技術事務所との共同開催で実施しました。
○ 今回の調査は、丸亀市・まんのう町教育委員会を後援として、丸亀市・まんのう町の皆さんに一般公募でお願いしたところ、3箇所93名もの参加がありました。
○ 当日は、天候に恵まれたなかで実施し各箇所では、
丸亀大橋地点:Vのきたない水(昨年と同じ)
高速道路橋地点:Vきたない水(昨年と同じ)
祓川橋地点:Tきれいな水(昨年はきたない水)
の結果がでました。
○ 暑い日が続く中、子供達にとって憩いのひとときになったようで、調査終了後、解散宣言を行っても、いつまでも川で遊ぶ子供が居たりして楽しんで頂けたと思います。
8.中筋川ダムで「第15回蛍湖まつり」を開催 (渡川水系 高知県)
○ 「森と湖に親しむ旬間」中の7月25日(日)の猛暑中、中筋川ダムサイト等において「第15回蛍湖まつり」が開催され親子連れなど約1,500人が来場し、各種イベントを楽しみました。
○ この「蛍湖まつり」は、地元宿毛市、四万十市、三原村の各自治体、商工会議所、観光協会、婦人会等の団体からなる「中筋川の未来を考える会」の幹事会による「蛍湖まつり実行委員会」が主催するもので、平成8年度より毎年この時期に行われており、今年で15回目を迎えます。
○ 管理庁舎前のメインステージ等では、蛍湖まつり実行委員会会長の開会挨拶に始まり、「パフォーマンスショー」、「マジックショー」、「三原小学校調査発表会」、「いごっそ太鼓」等が行われました。
○ また、管理庁舎内では、「ダム内部の見学会」、「児童絵画作品展」、「アニメ上映」が、ダム周辺では「降雨体験機」、「土石流3D体感シアター」、婦人会による「うまいもの市」、建設協会の「陶芸教室」、「災害対策機器展示」、環境防災コーナーとして「中筋川ダム周辺の動植物、災害のパネル展」等が、蛍湖周辺では「蛍湖ゴルフ大会」、「蛍湖ゲートボール大会」がそれぞれ開催され、祭を盛り上げました。
○ これからも、「蛍湖まつり」を通じて、地域との交流の発展やダムを含む治水事業への理解が深められるよう、実行委員会と協働しながら取り組んでいきたいと思います。
9.三原小学校児童が水生生物調査等を「蛍湖まつり」で発表 (渡川水系 中筋川総合開発工事事務所)
○ 7月25日、中筋川ダムでは恒例の蛍湖まつりを実施しました。今年の蛍湖まつりでは、中筋川ダム周辺の環境や保全の取り組み等を紹介するコーナーを設置し実施しました。
○ その取り組みの一環として、三原村立三原小学校の5年生による「水生生物調査」の発表会を特設ステージで行いました。内容は、6月に行った水生生物調査結果や生物と水質の関係、そして、子供達自身が考え行った水質調査、それに対する考察というものでした。
○ 子供達は、写真や図表等を手作りで作成したり、夏休み返上で何度も練習したり、発表直前まで控え室でリハーサルを行うなど、とにかく一所懸命の様子でした。そして、子供達だけでなく、三原小学校の校長先生を始め、教頭、担任の先生にも理解・共感して精力的に取り組んでいただきました。
○ 発表内容も申し分ないものでしたが、子供達の懸命の取り組みと堂々とした発表に、参加者からは、「よう調べちょう。たいしたもんだ。」「私たちも勉強しなおさないと。」「子供に言われたら川をきれいにせんといかんねや。」などといった感想が聞かれるなど、会場一杯の拍手と感動を起こしました。こうしたイベントにより、ますます河川やダムへの理解浸透と地域全体の環境保全等の取り組みが、拡がっていくものと実感できた発表でした。
○ 中筋川総合開発工事事務所では、今年度において三原小学校、宿毛市校長会、そして各教育員会と環境学習等に関する協定を結び協力・協働でとりくんでいくことにしています。今回の発表の成功により、ますます協働の取り組みが発展されるものと期待されます。
10.野村ダム 森と湖の旬間イベント開催! (肱川水系 野村ダム管理所)
○ 野村ダムでは、森と湖に親しむ旬間のイベントとして、7月21日(水)、22日(木)にダム見学会を、26日(月)に水生生物調査を行いました。
○ ダム見学会では、水源地及び受益地の方々をはじめ、遠くは松山からお越し頂き、2日間で約50名の参加がありました。参加して頂いた方からは、「野村ダムの役割がわかった」、「ダムの中は温度が低くて気持ちいい」、「近くに住んでいてもダムの中や操作室には入ったことがなかったので、いい機会だった」との意見を頂きました。
○ 水生生物調査では、約40名の参加がありました。気温が35度を超える猛暑の中、川の浅瀬で泳ぐ小学生の姿も見られました。今年は梅雨の雨量が多く、川の水量が多かったため例年と比べ生物が少なかったようですが、参加して頂いた方からは、「川の中にいろいろな生物がいて驚いた」、「水生生物から水質を知ることができることを初めて知った」、「川の水を汚してはいけないと思った、また調査してみたい」との意見を頂きました。
○ また、水源地受益地交流として7月25日(日)に、森と湖に親しむ旬間ゲートボール大会が愛媛県西予市で、7月28日(水)に森と湖に親しむ旬間クロッケー大会が八幡浜市で行われました。
○ ゲートボール大会では18チーム、クロッケー大会では56チーム、両日あわせて約400名の参加がありました。ゲートボール大会は暑さ厳しい中でのゲームとなり、クロッケー大会は雨による一時中断にもなりましたが、両日とも白熱したゲームが見られました。
○ 今後も水源地及び受益地の方々をはじめ多くの方々に、また小学生からご年配の方まで世代を超えて親しんでもらえる、野村ダムを目指していきたいと思います。
11.河川管理施設の安全利用点検を実施 (重信川水系 松山河川国道事務所)
○ 松山河川国道事務所では、7月21日(水)〜23日(木)にかけて重信川、石手川、石手川ダムの27箇所の河川管理施設を対象に、安全利用点検を実施しました。
○ 近年、河川の水辺は都市化の進展等により、水と緑の貴重な空間として、安らぎや憩いを求める場、スポーツやレクリエーション活動等の場として多くの人々に利用されているところです。
○ 従来から、河川巡視や堤防等の河川管理施設点検を実施してきたところですが、今回は、河川に大勢の人が集まる夏休みの前に、一般の利用者が安心して川に親しむことができるように、河川管理者と占用者と河川愛護モニターが一緒に点検しました。
○ 今回の点検により、利用するうえで危険と考えられる箇所については、危険箇所の周知及び応急的な措置として、立入禁止柵及び注意看板等の設置を行いました。
12.平成22年度河川水難事故防止指導者育成講座を開催 (重信川水系 愛媛県)
○ 平成22年7月26日(月)に、重信川・石手川水防等連絡会主催による、平成22年度河川水難事故防止指導者育成講座」を、東温市役所会議室(学科講習)及び東温市山之内〔重信川距離標21.1q〕(実地講習)の、二会場において開催しました。
○ 本講座は、川の水難事故の危険性について体験的を通じて理解し、危険を回避する能力を身につけていただくとともに、地域の子供たちを中心とする河川利用者に対し、安全面での指導ができるようになっていただくことを目的としています。
○ 当日は、講師として、福岡県より、川に学ぶ体験活動協議会(RAC)トレーナーの村崎講師と、NPO法人直方川づくりの会副理事長渕上講師の二名においでいただき、学科講習においては、河川水難事故の基礎知識である、川の危険とメカニズム等について講義をしていただき、実地講習においては、セルフレスキュー実習を主体として実施していただきました。
○ 今回の受講者は、重信川流域の市、町、消防局並びに国、県の職員合計20名で行われ、育成講座修了後には受講者から、「受講経験を何かの時に生かしたい。」、「来年実施されるのであれば職場の仲間にも行ってもらうようにしたい。」という意見をいただきました。
13.第7回 河口ワーキング部会開催 (重信川水系 愛媛県)
○ 7月29日(木)に、松山河川国道事務所会議室および重信川河口の現地にて、「重信川の自然をはぐくむ会」のワーキング部会を開催しました。
○ 本部会は平成20年6月から始まり、今回で7回目の開催となり委員17名、オブザーバー6名の参加がありました。
○ 重信川では、平成20年度より自然再生事業として河口のヨシ原再生を実施していますが、「河口ワーキング部会」の中で意見交換をしながら整備を進めています。
○ 重信川河口は環境省の「シギ・チドリ類重要渡来地域」「日本の重要湿地500」に選定されるなど、野鳥の楽園となっています。しかし、近年の河川環境の変化に伴い、ヨシ原が減少し、ヨシ原を営巣場、エサ場とするオオヨシキリや、エサ場、休息場とするシギ・チドリ類も年々減少傾向にます。そのため、この河口のヨシ原を再生することを事業の目的としています
○ 会議では、これまでの工事した箇所のモニタリング結果や、今後の工事予定について意見交換を行いました。
○ 参加した委員からは、「シミュレーションなどの検討しながら進めてもらいたい。」「生物に適した環境を把握することは難しいので現場をよく見ながら進めてもらいたい」などの意見をいただきました。
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