********************************************************

四国河川ニュース

6/19(土)〜6/25()453

********************************************************

                                                                       2010.6.28発行】

 

 

○ 四国・水こぼれ話談話室はお休みです。

 

 

○今週のニュース○

 

  ○災害対策用機械類の操作訓練を実施  (四国技術事務所)

 

  ○工事伐採木の配布  (重信川水系 四国山地砂防事務所)

 

  ○石手川ダム水源地域ビジョン推進委員会・推進連絡協議会を開催  (重信川水系 松山河川国道事務所) 

 

  ○排水ポンプ車訓練を実施  (仁淀川水系 高知河川国道事務所) 

 

  ○排水ポンプ車による排水操作訓練を実施  (香川河川国道事務所・四国技術事務所) 

 

  ○石手川ダム見学を今年度も開催中  (重信川水系・松山河川国道事務所)

 

 

 

 

今週のニュース

 

1.災害対策用機械類の操作訓練を実施  (四国技術事務所)

 

○ 四国技術事務所において、6月17日(木)・18日(金)に「災害対策用機械類及び情報通信システムの操作訓練(香川・徳島地区)」を、整備局職員・建設業者を対象として実施しました。

 

○ この操作訓練は、平成9年度より毎年実施しており、四国地方整備局が保有する、災害対策用機械及び情報通信システムの操作方法を習得すると共に、現地作業員への的確な指導が行える人材の育成を目的として行っています。

 

○ 訓練には整備局職員・建設業者など計83名が参加し、照明車、衛星小型画像伝送装置(Ku-SAT)など10種類の機械の操作を行いました。

 

○ 四国地方は13日に梅雨入りし、これから災害発生の危険性も増してくることから、今回の訓練の成果を生かし、万全の体制で臨みたいと考えております

 

 

 

2.工事伐採木の配布  (重信川水系 四国山地砂防事務所)

 

○ 四国山地砂防事務所では、重信川砂防工事で発生した伐採木を処分するに当たり、コスト縮減及び資源の有効活用の観点より、地域の皆様に伐採木の配布を計画しております。

 

 

○ 伐採木の配布は、619日(土)〜27日(日)で行われ、配布前には記者発表も行い、新聞に記事として広く公表され、地域の皆さんに配布の目的や場所など十分な周知が出来ました。

 

○ 配布は伐採木を軽トラックに載る程度の長さに切りそろえ、仮置き場に存置して希望者に取りに来てもらうという方法で実施しました。

 

○ 伐採木は、燃料や木工などいろいろと利用出来るとあって、当日の天気は曇り、前日が雨天というあまり良い条件ではありませんでしたが、初日は1時間前から車約20台の行列ができました。

 

○ 配布を予定していた、約45m3の伐採木は1920日の2日間でなくなり、産業廃棄物処理をした場合と比較すると約10万円のコスト縮減になりました。

 

○ 四国山地砂防事務所では、今後もコスト縮減および資源の有効利用に取り組んでいきます。

 

 

 

3.石手川ダム水源地域ビジョン推進委員会・推進連絡協議会を開催  (重信川水系 松山河川国道事務所)

 

○ 平成22年6月11日(金)に、石手川ダム管理支所において石手川ダム水源地域ビジョン推進委員会が開催されました。

 

○ 石手川ダム水源地域ビジョンでは、石手川ダムの水源地域の活性化や、環境保全のため様々な活動をしています。

  

○ 毎年この時期に、学識経験者や地元代表者等で構成される推進委員会を開催しており、今年度においても学識経験者ら、9名(代理出席含む・全委員数11名)が出席し、事務局から昨年度の活動報告を受け、今年度のビジョンの方針等を話し合いました。

 

○ 今年度においても、昨年度の活動を踏まえつつ活発な活動をしていくことが確認されました。

 

○ また、同日夜には地元公民館において、石手川ダム水源地ビジョン推進連絡協議会が開催されました。

 

○ 推進連絡協議会では、推進委員会で出された今年度の方針を受けて、具体的にどのような活動を行っていくかについて話し合われました。

 

○ 会議には、学識経験者や地元代表者等で構成される、推進連絡協議会の構成員ら22名(代理出席含む・全構成員数30名)が参加し、活発な意見交換が行われました。

 

○ その中で今年度についても昨年度同様、放置竹林対策の取り組みや水源地域における自然観察会等を実施することが決定されました。

 

○ 石手川ダム水源地域ビジョンでは、上記で決定した活動を通して今後も石手川ダムの水源地域の活性化や、環境保全を目指していきたいと思います。

 

 

 

4.排水ポンプ車訓練を実施  (仁淀川水系 高知河川国道事務所)

 

○ 平成22年6月22日(火)に、高知県高知市春野町仁西地先の高水敷において、排水ポンプ車の操作訓練を開催いたしました。

 

○ 高知河川国道事務所では、150m3 /min×1台、60m3 /min×1台、30m3 /min×4台の計6台の排水ポンプ車を保有しております。

 

○ 当日の訓練には、実際に操作を行う委託業者および関係機関を含めて98名の参加がありました。 また、自治体からも10名程度の参加がありました。

 

○ 訓練では、作業員が1つ1つの作業を確実に行うとともに、排水ポンプ車の状態が万全であるかも確認しました。また、担当になっている職員は、クレーン車と排水ポンプ車の位置関係や、現場での設置位置を想定に入れながら見学を行いました。

 

○ これから出水期を迎えるにあたり、防災関係者一同万全の備えを行っていきたいと考えております。

 

 

 

5.排水ポンプ車による排水操作訓練を実施  (香川河川国道事務所・四国技術事務所)

 

○ 6月22日(火)に、高松市東植田町の公渕(きんぶち)池において「排水ポンプ車の操作訓練」を実施しました。

 

○ 訓練は、四国技術事務所保有の排水ポンプ車(150m3/min水中ポンプ式)1台と、香川河川国道事務所保有の排水ポンプ車(30m3/min軽量水中ポンプ式)2台の計3台を使用し、整備局職員、作業を担当する建設業者及び、日本建設機械化協会四国支部の支援班等、総勢約60名が参加しました。

 

○ 今回の訓練では、初めて排水ポンプ車を操作する建設業者の方も多く、整備局職員の指導のもと、操作手順や設置作業のノウハウを習得すべく、夏の強い日射しの中、熱心に取り組んでいただきました。

 

○ 梅雨入り後の本格的な出水期を迎え、いざというときには訓練の成果が十分に発揮できるものと考えております。

 

 

 

6.石手川ダム見学を今年度も開催中  (重信川水系・松山河川国道事務所)

 

○ 石手川ダムでは、石手川ダムの役割や、重要性を広く一般の方に知ってもらうため、毎年、松山市内の小学校を中心にダム見学を行っています。今年も、たくさんの方々がダム見学に訪れています。

 

○ 見学には、パネルを使って石手川ダムの規模や役割等の説明をしたり、普段は見る事のできない操作室の見学、ダム本体内の監査路を使って下流面の下に降り、ホロージェットバルブの放水を、間近で見たりすることなどを行っています。

 

○ 昨年度は、24団体1,680名の方がダム見学に訪れ、今年は、13団体1,054名(平成22年6月18日時点)の方々がダムに訪れています。

 

○ 見学者の皆さんからは、「石手川ダムの役割や、水を大切にすることなどについての理解を深めることができました。」「こんなに近くでゲートから水が出ているのを見て迫力がありました。」等の感想を頂いており、有意義なダム見学となっております。

 

○ 今後の予定は、森と湖に親しむ旬間中の、7月29日(木)、30日(金)の2日間にダム見学会を予定しており、どなたでも参加可能となっております。また、通常のダム見学も随時受付(土日祝日は不可)しており、申し込みを頂ければ見学が可能です。

 

○ 石手川ダムでは、これからもダム見学を通じて石手川ダムの役割等、石手川ダムの広報活動に努めていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 「四国河川ニュース」に関するご意見、ご要望や四国の河川についての資料の要求、また河川に関するニュースなどがありましたら、以下までご連絡をお願いいたします。

 

  ■連絡先■  四国地方整備局 河川部  河川管理課 課長補佐  藤田 博史

          760-8554 高松市サンポート3番33号

          TEL 087-851-8061(代)マイクロ88-3753(藤田) mailto:rivers-news@skr.mlit.go.jp

          FAX 087-811-8417(河川計画課)

  ────────────────────────────────────────── 

       四国地方整備局 ホームページURL(河川)

          http://www.skr.mlit.go.jp/kasen/index.html

         四国地方整備局 ホームページURL(四国河川ニュース)

               http://www.skr.mlit.go.jp/kasen/topics/news/news.html