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四国河川ニュース

5/29(土)〜6/4()450

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                                                                         2010.6.7発行】

 

 

 

○四国・水こぼれ話談話室Vol.169

 

  ○香川県 殿川ダム堰堤改良事業『堰堤改良事業 殿川ダム管理設備工事』   香川県小豆島総合事務所 片山 秀樹 次長

 

  ○『オリーブライフ小豆島〜煌く海、瞳輝く、実りのまち』   小豆島町 塩田 幸雄 町長

 

 

○今週のニュース○

 

  ○「平成22年度 水防工法技術講習会」を開催  (吉野川水系 徳島県)

 

  ○「平成22年度 特別巡視説明会及び現地訓練」を開催  (那賀川水系 那賀川河川事務所)

 

  ○ホタル鑑賞会および土器川ホタルまつりの開催  (土器川水系 香川県)

                                                

  ○平成22年度 肱川水防工法訓練を実施  (肱川水系 大洲河川国道事務所)

 

  ○平成22年度 第1回公益活動推進会議(香川河川施設管理部会)との合同巡視を実施  (土器川水系 香川県)

 

  ○「那賀川水防連絡会」の開催  (那賀川水系 徳島県) 

 

  ○『平成22年度 肱川水系水質汚濁防止連絡協議会(幹事会)』を開催  (肱川水系 愛媛県)

 

  ○「高知河川国道事務所管内の重要水防箇所の関係機関との合同巡視」を実施  (仁淀川・物部川水系 高知県)

 

  ○中筋川総合開発工事事務所所内研修を開催  (渡川水系 高知県)

 

  ○高知西南部地域活性化懇談会を開催  (渡川水系 高知県)

 

 

 

 

四国・水こぼれ話談話室Vol.169

 

1.香川県 殿川ダム堰堤改良事業『堰堤改良事業 殿川ダム管理設備工事』 香川県小豆島総合事務所 片山 秀樹 次長

 

●殿川ダムの概要

 @目  的  多目的ダム

 A経  過  昭和45年着工、昭和50年3月竣工

 B位  置  小豆郡小豆島町中山

 C河川名  二級河川 伝法川水系 殿川

 D諸  元  重力式コンクリートダム

          堤高:35.6m 堤体積:65,663m3

          総貯水容量:690千m3

          集水面積:5.6ku

● 事業の必要性・効果

 ○ 洪水時における放流操作に必要な、ダム管理用制御処理設備(ダムコン)及び放流警報設備(テレメータ)については、毎年定期点検・整備を実施し適正な管理に努めていますが、老朽化が著しいとともに、交換部品等の手配が難しくなってきている状況です。

 

 ○ そのため、堰堤改良事業により、ダム管理設備の改良・更新を行い、放流操作・情報伝達の確実性・信頼性を向上させ、安全・安心を目指し、ダム管理の適正化及び効率化を図っているところです。

 

● 事業の内容

 ○全体事業費  445百万円

 ○事業期間   平成20年度〜平成22年度

 ○工事概要   ダム管理用制御処理設備改良

            テレメータ・放流警報設備改良

            情報収集設備改良

            クレストゲート放流設備改良

 

 

 

2.『オリーブライフ小豆島〜煌く海、瞳輝く、実りのまち』 小豆島町 塩田 幸雄 町長 

 

○ 小豆島は、瀬戸内海国立公園に浮かぶ島で、土庄町.小豆島町の2町から成る、面積153ku、周囲126qの、瀬戸内海では淡路島に次ぐ大きな島で、小豆島町は、小豆島中央から東に位置する、海と山の美しい自然に恵まれた町です。

 

○ 地形は島の大部分が山地で、最高峰の星が城山(816m)がそびえています。気候は温暖少雨の瀬戸内海式気候で、年間降水量は1200o程度しかなく、地形も急峻で大きな水源がないため、従来からたびたび水不足に悩まされてきました。特に、昭和42年の渇水時には、約50日間、一日6時間の給水制限を行い、海上給水運搬に頼るという異常事態に陥いりました。

 

○ この様な経験から、昭和49年度に完成した殿川ダムを始め、粟地ダム(昭和55年度完成)、吉田ダム(平成8年度完成)を建設し、現在も、新たな水源確保のため、内海ダム再開発事業を進めるなど、小豆島町の水道用水供給のためにダムが果たす役割は大きなものとなっています。

 

○ 小豆島町は、壺井榮の小説「二十四の瞳」の舞台として、また、日本におけるオリーブ発祥の地として、全国的に知られています。

 

○ 本町とオリーブの関わりは、明治41年、当時の農商務省が三重、香川(小豆島)、鹿児島の3県を指定して、アメリカから輸入した苗木で試作を行い、小豆島町に植えたオリーブだけが順調に成育し、大正初めには搾油ができるまでになりました。近年になり、消費者の健康志向やオリーブの持つ平和の象徴などのイメージからオリーブ製品の人気が高まり、オリーブを小豆島ブランドとして国産志向も相まって需要が増えています。

 

○ 本町出身の小説家壺井栄の名作「二十四の瞳」は、『農山漁村の名が全部あてはまるような、瀬戸内海べりの一寒村へ、若い先生が赴任してきた』こんな書きだしで始まり、戦前から戦後にかけて、おなご先生と十二人の教え子の心のふれあいを描いた作品で、昭和29年に木下恵介監督により映画化され、昭和62年にリメイクされて、現在「二十四の瞳」の地には、再映画化のセットを保存した「二十四の瞳」映画村があり、多くの観光客で賑わっています。また、日本三大渓谷美に数えられる寒霞渓など数多くの観光スポットを有しています。

 

○ 殿川ダム周辺の中山地区には、日本の名水100選である湯舟の名水を水源に、標高150〜250mの急峻な山腹に733枚の、大小さまざまな棚田が波形模様に広がって田園の美しい風景が堪能できます。その清流殿川では、5月中旬から6月中旬になるとホタルが飛び交い、沢山の人がホタルを見ようとつめかけます。

 

○ また、江戸時代後期から明治、大正の隆盛期を経て今日に至るまで、春日神社の奉納芝居として中山農村歌舞伎の上演が続けられ、観客は舞台の演技と一体になって夜の更けるまで見物します。また、歌舞伎舞台は天保年間以前に、琴平の旧金丸座を参考にして建築されたと伝えられています。なお、歌舞伎は県の無形民族文化財に、舞台は国の有形民俗文化財として指定されています。

 

○ 今年は、小豆島外6つの島と高松港周辺で、瀬戸内国際芸術際2010が開催されますので、ぜひ小豆島町を訪問頂き、心癒す瀬戸内海の風景と島の文化や美しい景観を楽しんでいただきたいと思います。

 

 

 

○ なお、標記内容の詳細は、次の四国地方整備局HPにおいても掲載していますので、ご覧下さい。またこのメールは、各市町村長様にもご担当より転送して下さいますよう、お願い致します。

 

   http://www.skr.mlit.go.jp/kasen/topics/mizukobore/index.html

 

 

 

 

今週のニュース

 

3.「平成22年度 水防工法技術講習会」を開催 (吉野川水系 徳島県)

 

○ 5月26日(水)、徳島県美馬郡つるぎ町貞光地先(吉野川右岸53K/6付近)「道の駅貞光ゆうゆう館」及び、吉野川高水敷において「水防工法技術講習会」を開催しました。

 

○ 参加者は、徳島河川国道事務所の河川系技術職員を中心に20名、つるぎ町から7名の計27名の参加により実施しました。

 

○ 講習内容は、防災エキスパートを講師に招き「講義」と「工法訓練」を行いました。

 

○ 講義では、防災エキスパートの山本邦一氏より「水防に関する基礎知識」と題して、法的背景・技術的課題・減災への対応等についてお話がありました。

 

○ 工法訓練では、ロープワークや土のう作りの準備工を実施したのち、2班に分かれ、月の輪工、木流し工を防災エキスパート4名の指導の下、手順を確認しながら実施し、洪水への対処法を学びました。

 

○ 徳島河川国道事務所では、地域の防災リーダー及び、水防工法の指導員となるべき国土交通省職員等の、水防技術の習得及び向上を目指すとともに、水防技術の継承を図るため、今後も継続していきたいと考えています。

 

 

 

4.「平成22年度 特別巡視説明会及び現地訓練」を開催 (那賀川水系 那賀川河川事務所)

 

○ 那賀川河川国道事務所は、5月27日(木)に『平成22年度 特別巡視説明会及び現地訓練』を、阿南市富岡町において開催しました。

 

○ 那賀川河川事務所が管理している那賀川・派川那賀川・桑野川の直轄管理区間における堤防等点検の仕方や、無線による報告等を巡視ルートを走行しながら行うなど、各班、出水時の状況を想定した訓練を行いました。

 

○ 訓練には作業員と職員等約30名が参加しました。

 

○ 説明会・訓練では、巡視のルート、無線の操作・感度、重要水防箇所、報告内容などについて再確認しました。

 

 

 

5.ホタル鑑賞会および土器川ホタルまつりの開催 (土器川水系 香川県)

 

○ 5月29日(土)に、土器川生物公園で土器川ホタル同好会主催による「ホタルまつり」を開催しました。

 

○ 本イベントは、「きれいな川の象徴であるホタルを復活させよう」という同好会主旨のもと、ほたるの鑑賞会をとおした土器川河川愛護、美化啓発を目的に、平成8年より毎年5月末に開かれているもので、今年で14回目となります。                                                     

 

○ 「ホタルまつり」では土器川生物研究会の協力を得て、ホタルの鑑賞や生態についての説明を行うと共に、土器川に生息する水生生物の展示や、生物の紹介を行う「ホタルの一生・魚類探検コーナー」、網を張ったテントに放しているホタルが何匹いるかを当てる数当てクイズ、水風船のヨーヨー吊り、楽しみながら水の循環について学ぶ体験型ゲーム、サイコロゲーム、土器川の現状や「水辺の88カ所」を紹介するパネルの展示など様々な催し物を行いました。

 

○ 今年は例年に比べてホタルの数は少なかったのですが、地域住民を中心に約800名もの参加者を迎えたイベントとなりました。

 

○ また、6月4日(金)から6月6日(日)については、土器川出張所(丸亀市土器町東150)にて、「ホタル鑑賞会」を開催しました。

 

 

 

6.平成22年度 肱川水防工法訓練を実施(肱川水系 大洲河川国道事務所)

 

○ 平成22年5月30日(日)、大洲市若宮の肱川防災ステーションにおいて国、愛媛県、大洲市、大洲地区広域消防事務組合、大洲消防団、大洲市自主防災組織の総勢約150名が参加し、水防工法訓練を行いました。

 

○ この訓練は、5月の水防月間にあわせて毎年実施されているもので、平成13年に防災ステーションで合同訓練を行うようになってから、今回で10年目を迎えます。

 

○ 肱川沿川地域は、過去に平成7年7月の梅雨前線豪雨、平成16年8月の台風16号、平成17年9月の台風14号など、多くの洪水被害を経験してきており、6月からは肱川の出水期を迎えることから、水害被害の軽減や未然防止のための対策を、事前に関係諸機関や地域住民と合同で行うことで、本番の水防活動に万全の体制で臨むことを目的としています。

 

○ 訓練では、消防署、消防団、自主防災組織と行政機関の各班に別れ、約1時間半にわたり改良積み土のう工や月の輪工等水防工法の実践、水防工法の基本となるロープワークの習得、土のうの作り方などを、4名の防災エキスパートのご指導をいただきながら実施しました。

 

○ 昨年の肱川流域は、大きな出水はありませんでしたが、「備えあれば憂いなし」のことわざのとおり、いざという時の備えを怠らないようにしておく必要があります。そのためには、古新聞や古雑誌を整理するときに、ロープワークテクニックを積極的に活用するなど、日常生活に水防工法を取り入れる工夫をしてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

7.平成22年度 第1回公益活動推進会議(香川河川施設管理部会)との合同巡視を実施  (土器川水系 香川県)

 

○ 5月31日(月)に、土器川において「公益活動推進会議」(香川河川施設管理部会)と、香川河川国道事務所の河川担当職員等による、平成22年度 第1回土器川合同河川巡視を実施しました。

 

○ 「公益活動推進会議」は、国土交通行政の各分野で培った豊富な実務経験を生かし、社会貢献出来るような活動(ボランティア活動)を行うために、平成18年に設立されました。設立以降、平成18年に1回の土器川合同河 川巡視を行い、平成19年からは毎年2回行っています。

 

○ 今回の土器川合同河川巡視は、「公益活動推進会議」(香川河川施設管理部会)会員17名、事務所河川担当職員等12名の計29名が参加し、土器川上流部を3班に分かれ【1班が祓川橋〜満濃大橋、2班が満濃大橋〜長炭橋、3班が長炭橋〜直轄管理区間上流端】、以下の5点を重点巡視項目として実施しました。

 

   @河川管理施設の機能点検、許可工作物の管理状況、公園等の安全利用点検(占用地の管理状況)、不法投棄など、河川管理・利用上の問題点を総合的に巡視する。

   A特に、床止め工群の機能状況を確認する。

   B河川利用者が人身事故に遭わないための施設点検を行う。

   C河床低下、河岸浸食の進行による河川管理施設への影響を確認する。

   D河道内樹木の繁茂による流水阻害や河川管理施設への影響を確認する。

 

○ 今回、参加頂いた「公益活動推進会議」(香川河川施設管理部会)会員の皆さんは、以下の方々です。(部会長、副部会長を除き、五十音順)

 

  第1班(6名)   三谷  健  氏(部会長)

             伊井 貞博 氏

             小野 重充 氏

             川田  通  氏

             中條 徳翁 氏

             藤目 信行 氏

 

  第2班(4名)   三好 規雄 氏(副部会長)

             則  勢  氏

             村上 光男 氏

             山地 忠孝 氏

 

  第3班(7名)   藤本 久雄 氏(副部会長)

             金沢 孝欣 氏

             亀山  忠  氏

             竹島 和司 氏

             武智 幹雄 氏

             藤本 一仁 氏

             山下 久男 氏

 

○ 巡視中は、重点巡視項目に関するご指摘をはじめ、箇所毎に整備時の工夫や変化の状況などをわかりやすくご助言・ご指導頂きました。

  この場をお借りして、お礼申し上げます。

 

○ 今後は、今回の巡視結果を取りまとめて、報告会を行うこととなっています。

 

 

 

8.「那賀川水防連絡会」の開催 (那賀川水系 徳島県)

 

○ 5月31日(月)、阿南市役所において、市、県、国の委員等出席のもと「那賀川水防連絡会」が開催されました。(会長:岩浅阿南市長)

 

○ この連絡会は、那賀川水系における水害を防止し、又は軽減を図るために、関係機関と水防に関する連絡、調整の円滑化を図ることを目的として、毎年開催しているものです。

 

○ 連絡会を通じて、国、県、市町村で行っている、水防に関する取り組みについて情報提供を行うことで、各種訓練への参加を促し、水防技術の向上及び出水時の連携強化を図っています。

 

○ 連絡会では重要水防箇所の確認、洪水予報及び水防警報の確認などを行い、各機関との情報の共有とともに、お互いの出水に対する共通認識を持つ良い機会になりました。

 

○ また、会議終了後には、那賀川水系の重要水防箇所の巡視を関係機関と合同で行いました。

 

○ 今後も、関係機関との情報共有・連携を図りながら、梅雨や台風シーズンの出水に備えていきたいと思います。

 

 

 

9.『平成22年度 肱川水系水質汚濁防止連絡協議会(幹事会)』を開催 (肱川水系 愛媛県)

 

○ 6月2日(水)に、事務所会議室において平成22年度 肱川水系水質汚濁防止連絡協議会の幹事会を開催しました。

 

○ 幹事会は大洲河川国道事務所、山鳥坂ダム工事事務所、野村ダム管理所、愛媛県、大洲市、伊予市、西予市、砥部町、内子町、大洲警察署の各機関等の幹事(33名)により組織しています。

 

○ 幹事会では組織変更に伴う規約改正の後、水質事故発生時の連絡体制、作業分担、緊急資材の保有状況などについて、事務局からの提案を基に討議されました。また、平成21年水質測定結果や、水生生物による水質の簡易調査結果及び、平成21年4月以降の水質事故について報告しました。

 

○ 本幹事会においては、肱川水系における水質事故発生時の、迅速で的確な情報連絡や、関係機関相互の連携協力体制などについて再確認できました。

 

 

 

10.「高知河川国道事務所管内の重要水防箇所の関係機関との合同巡視」を実施 (仁淀川・物部川水系 高知県)

 

○ 梅雨や台風シーズンの出水に備えて、6月1日(火)〜2日(水)で仁淀川・物部川の重要水防箇所の巡視を、流域市町村などの関係機関と合同で行いました。

 

○ 重要水防箇所とは、洪水時に堤防が崩れたり、洪水が堤防を越えるなどの水害を受ける恐れがあり、重点的な見回りや点検が必要な箇所のことです。今年は例年になく大規模出水が見込まれる年でもあることから、特に注意が必要と考えています。

 

○ 国や市町村や水防団などの関係機関が、合同で重要水防箇所などの現地を確認することによって情報を共有し、いざという時の水防体制の充実を図るものです。

 

○ 巡視は下記の日程で行われました。

 6月1日  仁淀川(高知市、土佐市、いの町、日高村)の重要水防箇所

 6月2日  物部川(南国市、香南市、香美市)の重要水防箇所

 

○ 巡視を行ったのは、仁淀川・物部川・高知海岸の水防連絡会を構成する下記の機関です。

 

 【仁淀川重要水防箇所巡視の参加機関】

   高知県、土佐市、いの町、日高村、いの町消防団、仁淀消防組合、国土交通省など。

 

 【物部川重要水防箇所の参加機関】

   高知県、南国市、香南市、国土交通省など。

 

○ 今後も、このような水防体制の充実に向けた取り組みを積極的に行ってまいります。

 

 

 

11.中筋川総合開発工事事務所所内研修を開催 (渡川水系 高知県)

 

○ 5月27日(木)に「中筋川総合開発工事事務所所内研修」を開催しました。

 

○ 講師に、香川大学の井原健雄名誉教授、元徳島県青年会議所理事長をされていた、立木写真館常務の立木さとみさんをお迎えして、事務所職員の幅広い知識の集約を目的に行いました。

 

○ 今回の研修では、事前に事務所職員の質問内容を講師の方に送り、講師の方に職員の質問に答えていただくという形式で行い、活発な意見交換が図れました。

 

○ 井原教授には、環境などの費用便益分析の方法、高齢者主体の地域活性化について、地方分権の意義と国土交通行政への助言、高速道路無料化の評価と経済効果、社会資本整備の今後のあるべき方向性と必要性について講義いただきました。

 

○ 立木さんには、上勝町の「いろどり」についての苦労や、成功の秘訣、上勝の「いろどり」を行っている、おばあちゃん達の声などを基に、地域活性化の成功の裏側について講義いただきました。

 

○ 公共とは何か、環境の評価方法、高齢者の視点、一般の方から見る国土交通行政や、地域活性化の成功例の裏に隠された苦労や仕組みなど、幅広い知識を得る良い機会になりました。

 

 

 

12.高知西南部地域活性化懇談会を開催 (渡川水系 高知県)

 

○ 5月28日(金)に四万十市立文化センターにて「高知西南部地域活性化懇談会」を開催しました。

 

○ 幡多地域6市町村の青年会議所が主体で、中筋川総合開発工事事務所などがバックアップし、幡多地域の商工会・商工会議所、各行政団体等が一同に集まり、地域の産業振興や地域づくり等について、現在抱えている問題に対して、講師の方を交えて意見を交換しました。

 

○ 講師に香川大学の井原健雄名誉教授、元徳島県青年会議所理事長をされていた立木写真館常務の立木さとみさん、早明浦ダム湖面利用者協議会事務局長の石川水愛(みめ)さん、ヨーガ、ピラティス認定講師の牧野由佳さん、四国地方整備局小池企画部長をお迎えして、幡多地域が抱える問題についてご意見やアドバイスを頂きました。

 

○ 幡多地域は、一次産業の衰退、後継者の減少、宿泊客の減少等の問題を抱えており、地域が活性化するためにはどうすればいいかという問いに対して、講師の方からは幡多地域の目指すべきビジョン、どのような人に来て欲しいかという事をきちんと考える必要がある、成功している所はやり続けているなどの意見を頂きました。

 

○ 今回の懇談会では、様々な問題に対して広く意見を交換し合いましたが、次回の懇談会では、特定の課題に対して深く話し合い、幡多地域の抱える問題に対しての解決策を模索していく予定です。

 

 

 

 

 

 

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