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四国河川ニュース

4/17(土)〜4/23()445

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                                                                       2010.4.26発行】

 

 

○ 四国・水こぼれ話談話室はお休みです。

 

 

○今週のニュース○

 

 

  ○ 平成22年度重信川・石手川河川愛護モニター委嘱式及び説明会を開催 (松山河川国道事務所)

 

  ○ 「平成22年度 河川愛護モニター連絡会議」を開催 (高知河川国道事務所)

 

  ○ 土器川・YOU・遊フェスタ〜泳げ鯉のぼり〜の開催 (土器川水系 香川県)

 

  ○ 「那賀川源流碑開き」の開催  (那賀川水系 徳島県)

 

  ○ 那賀川水系で許可樋門点検を実施 (那賀川河川事務所)

 

 

 

 

 

今週のニュース

 

1.平成22年度重信川・石手川河川愛護モニター委嘱式及び説明会を開催 (松山河川国道事務所)

 

○ 平成22年4月16日(金)に、松山河川国道事務所会議室において、「平成22年度重信川・石手川河川愛護モニター委嘱式及び説明会」を開催しました。

 

○ 河川愛護モニター制度の主旨は、河川の整備や利用、環境に関する地域の要望を把握し、河川愛護思想の啓発、河川の適正な維持管理に資することを目的とし、散歩や通勤など日常的に河川を利用している住民の方々に、河川愛護モニターになっていただくことで、「日常生活で気づいた河川に関する情報をお聞きしたい。」という主旨で制度化されているものです。

 

○ 委嘱式は平日にも関わらず、9担当区全員の方に出席していただくことが出来ました。式では五十川泰史松山河川国道事務所長より、「河川の標識損壊や不法投棄など、いろいろな情報を寄せて欲しい」と要請し、モニターの一人一人に委嘱状が手渡されました。

 

○ 重信川の一部を担当する和田美幸さんは、「何らかの形で社会貢献をしたかった。掃除が好きなのでモニターに応募した」と抱負を述べていました。

 

○ 河川愛護モニター制度が創設されて、今年で35年目を迎えております。各愛護モニターさんからは、常に河川内に投棄されたゴミのことが報告されてきます。ゴミ問題は今後も引き続き継続する大きなテーマの一つです。

 

○ 最後に、「河川管理者は、地域の方々のお手伝いを頂きながら、安全で安心な河川利用、より良い河川環境づくりに努めて参ります。そのためにも河川愛護モニターさんのご協力が必要なのでよろしくお願いします。」という言葉で無事閉会しました。

 

 

 

 

2.「平成22年度 河川愛護モニター連絡会議」を開催(高知河川国道事務所)

 

○ 4月20日(火)高知河川国道事務所において、河川愛護思想の普及啓発及び河川の適正な維持管理に資することを目的とし、河川愛護モニター連絡会議を開催しました。

 

○ 河川愛護モニターとは、日常の生活の範囲で知り得た物部川・仁淀川に関する情報で、河川利用、不法行為、河川環境等の異常を認めた場合に、その状況を河川管理者へ伝えていただくものです。

 

○ 物部川及び仁淀川の国が管理する区間で、11名(物部川4名、仁淀川7名)の河川愛護モニターを選任し、委嘱しました。

 

○ 当日は、物部川の河川愛護モニター3名、仁淀川の河川愛護モニター7名の方々に参加頂き、両河川における様々な河川利用や河川施設の改善点について、積極的な意見交換がなされました。

 

【事務局】

 なお、香川河川国道事務所、大洲河川国道事務所、那賀川河川事務所においても、今回ご紹介しました事務所と同様に、河川愛護モニターの委嘱式を行っております。

 

 

 

 

3.土器川・YOU・遊フェスタ〜泳げ鯉のぼり〜の開催 (土器川水系 香川県)

 

○ 初夏の風を受けて、土器川の空にはたくさんの鯉のぼりが泳いでいます。

 

○ この鯉のぼりは、地元の城東幼稚園・青ノ山・土居・ふたば保育所の園児や城東小学校の児童達の手作りで、今年は約340匹を2本のロープで土器川の川幅いっぱいに、4月14日から5月31日まで泳がせます。

 

○ 4月20日(火)丸亀市立城東小学校前の土器川河川敷「みんなの広場」において、「土器川・YOU・遊フェスタ」が開催されました。前夜から雨が降り続き、天候が心配されましたが、当日の朝には雨も止み、なんとか開催することができました。

 

○ この行事は、平成12年度に丸亀市立城東幼稚園の呼びかけにより始まりました。端午の節句にちなみ、子供達の成長を祝うとともに、子供達が地域のシンボルである土器川の清掃を実施し、淡水魚に接することにより、自然を大切にし、美しくする心を育てることを目的に実施しています。今年で11回目を迎え、今では土器川の風物詩として定着しています。

 

○ 当日は、丸亀市長や香川河川国道事務所長等も参加し、楽しいお祝いゲームや丸亀警察署による水難事故防止啓発劇、土器川生物研究会による淡水魚の説明等が行われました。そのあと、土器川河川敷のクリーン作戦を行い、きれいになった土器川に、丸亀市淡水漁業組合より提供のあったフナ、和金、モロコなど約3,500匹の稚魚を放流しました。

 

○ みなさん、丸亀の近くを訪れた際はぜひ、たくさんの手作り鯉のぼりを観賞してください。お待ちしています。

 

 

 

 

4.「那賀川源流碑開き」の開催 (那賀川水系 徳島県)

 

○ 4月18日(日)10時半から、徳島県那賀郡那賀町木頭北川の那賀川源流碑建立地点(剣山トンネル西側広場)において、「那賀川アフターフォーラム」の主催で恒例となっている「那賀川源流碑開き」が行われました。

 

○ 那賀川アフターフォーラムは、那賀川河川整備計画の提言を行った「那賀川流域フォーラム2030」の有志で結成された組織で、那賀川源流をシンボルとした流域内交流推進活動を行っています。

 

○ 最初に源流碑前広場において、渇水、洪水の無いように安全祈願を参加者全員(190人)で実施しました。

 

○ 引き続き、「上下流交流会」として、阿南市立横見小学校児童と那賀町立北川小学校児童、那賀町立木頭中学校生徒が校歌の斉唱、学校の紹介、学習発表などを行い、那賀川の上下流の親交を深めました。

 

○ さらに源流碑前広場の清掃活動を行い、昼食後には、小学生を中心に源流地点で、簡易水質テスト(PHCOD・透明度)を実施し河川環境についても勉強しました。

 

○ 今年一年、上下流で交流が進み、災害のない那賀川でありますように。

 

 

 

 

5.那賀川水系で許可樋門点検を実施 (那賀川河川事務所)

 

○ 419日、22日、23日に那賀川水系で許可樋門(27樋門)の点検を実施しました。

○ 事務所と樋門管理者と共同で実施する出水期前の重要な点検であり、樋門の外観、機械設備の稼働状況、堤防や護岸など施設周辺の状況について点検を行いました

○ 出水時のゲート操作における苦労話を聞いたり、手動ゲートの場合には、事務所と樋門管理者と協力して開閉操作を行い汗をかき、お互いの出水に対する共通認識を持つ良い機会にもなりました。

 

 

 

 

 

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