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四国河川ニュース
《2/6(土)〜2/12(金)》435号
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【2010.2.15発行】
○「四国・水こぼれ話談話室」は、今週、お休みです。
○今週のニュース○
○「竹炭づくり」を開催 (重信川水系 愛媛県)
○「第1回全国河川・ダム管理技術検討会」の開催 (四国地方整備局)
今週のニュース
1.「竹炭づくり」を開催 (重信川水系 愛媛県)
○ 2月7日(日)に、「石手川ダム水源地域ビジョン推進委員会」の主催で、「竹炭づくり」が行われました。
○ 石手川ダムの水源地域では管理されなくなった竹が繁殖し、森林の保水力の機能が低下してきています。石手川ダム水源地域ビジョンでは水源地域の自然環境の向上に資することを目的としてこの様な竹の有効活用の一つとして、「竹炭づくり」を開催しました。
○ 今回の「竹炭づくり」には、石手川ダム水源地域ビジョンの委員や自然農の団体「水農里会」のメンバーら約20名の方が参加されました。
○ 当日は、事前(1月29日実施)に炭焼きを行った石手川ダム所有の炭焼き釜から竹炭の取り出しを行ったり、竹の切り出しや、竹を利用してお箸の作成も行いました。また、東雲女子大学の石川名誉教授には竹にまつわる生態系のお話、愛媛大学の鶴見教授には、炭焼き釜の構造の説明等、松山流域森林組合松山支所の中上支所長には、竹箸作成のご指導を頂きました。
○ 今後も、このような活動を通じて、水源地域の自然環境の向上に努めていきたいと思います。
2.「第1回全国河川・ダム管理技術検討会」の開催 (四国地方整備局)
○ 2月10日に東京で「第1回全国河川・ダム管理技術検討会」が開催されました。冒頭の佐藤河川局長の挨拶では、「情報公開」「製造物の責任」「不作為の罪」の3つのポイントとともに、培われたノウハウをフルに活かしていくようにお話がありました。
○ 全国から19議題の発表があり、四国からは、徳島河川国道事務所河川管理課山本係長が「河川巡視における取り組みについて」、吉野川ダム統合管理事務所柳瀬ダム管理支所岡崎係長が「柳瀬ダムにおける危機管理について」と題して発表いただきました。
○ 全国の事例は、コスト縮減等を図った「管理マネジメント」、除草や護岸・樹木管理などの「河道管理」、不法の工作物や係留船の「不法行為対策」、出水時のダム放流操作などの「危機管理」など様々な分野における課題に対して、関係者の努力・工夫が凝らされた発表でした。
○ 河川・ダム管理においては、各現場で様々な要因による課題があることから、全国の事例をそのまま適用することはできないと思いますが、ヒントが得られる事例がたくさんありました。四国の各現場においても情報共有を図り、今後更なる適正な河川・ダム管理が図れるよう努力していきたいと思います。
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■連絡先■ 四国地方整備局 河川部 河川管理課 課長補佐 香川 正好
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