***************************************************

四国河川ニュース

1/16(土)〜1/22()432

***************************************************

                                                                        2010.1.25発行】

 

 

○「四国・水こぼれ話談話室」は、今週、お休みです。

 

 

○今週のニュース○

 

  ○重信川洪水危機管理演習in松山市を開催          (重信川水系 愛媛県)

 

  ○横瀬川ダム環境モニタリング委員会(第1回)を開催    (渡川水系 高知県)

 

  ○「第3回 吉野川中流域 地域文化・景観懇話会」開催  (吉野川水系 徳島県)

 

 

 

 

今週のニュース

 

1.重信川洪水危機管理演習in松山市を開催 (重信川水系 愛媛県)

 

○ 四国地方整備局水災害予報センターでは直轄河川に係わる自治体を対象とした大規模洪水災害における防災担当者の危機管理への対処能力の向上に資することを目的として、平成22年1月15日(金)に愛媛県松山市において、「重信川洪水危機管理演習」を開催しました。

 

○ 演習は、四国地方整備局、松山河川国道事務所、愛媛県、松山市の防災担当者が連携し、松山市を流れる重信川の大規模な洪水災害を想定した情報収集及び伝達、状況判断、マスコミ対応、関係機関との連携等の具体的な対応を実践的に行うロールプレイング方式による模擬演習で実施し、演習部員・指揮部員・見学者を合わせ、約110名が参加しました。

 

○ 演習中は、終始実際の災害時と同様な緊張感の中で実施され、終了後には演習部員・指揮部員による検討会を実施し、各組織(部署)の現時点での課題が抽出されました。

 

○ 最後に高野河川部長及び中村松山市長より、演習全体の講評を頂きました。

 

○ 今後は、いつ発生するかわからない災害に向けて課題を整理し、現在の防災計画への反映も踏まえ、減災に向けた体制を強化していきたいと考えています。

 

 

 

2.横瀬川ダム環境モニタリング委員会(第1回)を開催 (渡川水系 高知県)

 

○ 1月20日(水)高知市内において、「横瀬川ダム環境モニタリング委員会(第1回)」を開催しました。

 

○ 本委員会は、H19〜H20年度に実施した「横瀬川ダム環境委員会」で取りまとめられた環境保全措置を踏まえて、下記に示す項目について、学識経験者から指導・助言を頂くことを目的として、中筋川総合開発工事事務所(事務局)が開催したものです。

  1.ダム見直し検証期間に必要最低限実施するモニタリング調査

  2.現在の工事による自然環境への影響を把握するために実施するモニタリング調査

 

○ 第1回の本委員会では、審議に先立ち、事務局より全国的なダムの検証スケジュールや横瀬川ダムの工事等の進捗状況の説明を行いました。

 

○ 同委員長に大年教授(高知大学教育研究部農学部門)が選出された後、下記の項目について審議を行いました。

  1.今年度実施した重要な植物が生育する水田の保全作業の内容と個体数確認の調査結果

  2.今年度実施した重要な植物の移植・モニタリング経過報告

  3.来年度に実施する、植物・鳥類・魚類・水質のモニタリング調査の計画

 

○ 委員からは、審議内容について、下記等のご意見を頂きました。

  1.新たな貴重な植物が確認された場合には委員の意見を聞きながら適宜対応していく

  2.鳥類に影響のある地域の森林の伐採状況についてできるだけ情報を入手する....など

 

○ 中筋川総合開発工事事務所としては、今後ともこうした意見を踏まえ、より確実なモニタリング調査等を実施していく予定です。

 

 

 

3.「第3回 吉野川中流域地域文化・景観懇話会」開催 (吉野川水系 徳島県)

 

○ 1月20日(水)に東みよし町三加茂庁舎において、「第3回 吉野川中流域地域文化・景観懇話会」を開催しました。

 

○ この「吉野川中流域地域文化・景観懇話会」は、吉野川の良好な景観形成に関する計画策定にあたり、吉野川中流部の無堤地区である加茂第二箇所をモデルケースに、幅広い観点からの検討を行うことを目的に設置され、平成21年2月17日に第1回懇話会を、平成21年10月23日に第2回懇話会を開催しています。

 

○ まず懇話会前半では、平成21年8月から地域住民の方々を対象に計5回に渡り開催してきたワークショップの開催結果が報告され、この報告内容をもとに、地域文化・景観に配慮した堤防整備の基本方針について討議が行われました。

 

○ また、懇話会後半では今回実施した懇話会・ワークショップの評価について討議が行われました。この中では、当初よりご協力いただいている徳島大学地域創生センターからは、今後の堤防整備への反映を確認するためのフォローアップ体制についてもご提案いただきました。

 

○ 今後徳島河川国道事務所では、この懇話会で取りまとめられた地域文化・景観に配慮した堤防整備の基本方針を設計に引き継いだ上で、関係機関と調整を行いながら、地域文化・景観に配慮した堤防整備を実現していきたいと思います。

 

 

 

 

 

 「四国河川ニュース」に関するご意見、ご要望や四国の河川についての資料の要求、また河川に関するニュースなどがありましたら、以下までご連絡をお願いいたします。

 

  ■連絡先■  四国地方整備局 河川部  河川管理課 課長補佐  香川 正好

          760-8554 高松市サンポート3番33号

          TEL 087-851-8061(代)マイクロ88-3753(香川) mailto:rivers-news@skr.mlit.go.jp

          FAX 087-811-8417(河川計画課)

  ────────────────────────────────────────── 

       四国地方整備局 ホームページURL(河川)

          http://www.skr.mlit.go.jp/kasen/index.html

         四国地方整備局 ホームページURL(四国河川ニュース)

               http://www.skr.mlit.go.jp/kasen/topics/news/news.html