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                                 四国河川ニュース

                          8/1(土)〜8/7(金)》409号 

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                                                                        【2009.8.10発行】

 

 

○「四国・水こぼれ話談話室」は、今週、お休みです。

 

 

○今週のニュース○

 

  ○野村ダム 森と湖の旬間イベント開催! (肱川水系 愛媛県)

 

  ○吉野川フェスティバルについて (吉野川水系 徳島県)

 

  ○「H21年度 ダム技術勉強会(第2回)」を開催 (渡川水系 高知県)

 

 

 

今週のニュース

 

1.野村ダム 森と湖の旬間イベント開催! (肱川水系 愛媛県)

 

○ 野村ダムでは、森と湖に親しむ旬間イベントの一環として、7月28日水源地受益地交流クロッケー大会を愛媛県宇和島市で、31日ゲートボール大会を西予市で実施しました。

 

○ クロッケー大会当日は、強い日差しもなく雨も降らず、絶好のクロッケー日和で、大会には、地域の選抜メンバー約230人が参加しました。

 

○ 大会開会式では、野村ダム管理所長より、野村ダムの水質について近況を報告し、これからも水源地と受益地がお互いのことを思いやり、ひきつづき水質改善にご協力いただきたいとの思いを伝えました。

 

○ また、7月29日、30日は、ダム見学会を実施し、水源地及び受益地の方々をはじめ、遠くは東京からお越し頂き、2日間でのべ約140人の参加がありました。今年は渇水被害が多かったことから、渇水に関する問題についてたくさんの質問をいただきました。また、「ダムの中はひんやりして気持ちいい」、「これだけしっかり管理してくれていたら安心だ」、「普段、近くに住んでいてもダムの中は入ったことがなかったので、いい機会だった」との意見をいただきました。

 

○ 今後も小学生からご年配の方まで世代を超えて親しんでもらえる野村ダムを目指していきたいと思います。

 

 

 

2.吉野川フェスティバルについて (吉野川水系 徳島県)

 

○ 7月31日(金)〜8月2日(日)にかけて、徳島市内の吉野川橋南岸河川敷広場にて、「川を親しみ、川の魅力を語り、川と遊ぶための3日間」をテーマに「2009吉野川フェスティバル」が開催されました。

 

○ この吉野川フェスティバルは今年で21回目を数え、地元NPOを中心とした官民からなる吉野川フェスティバル実行委員会が毎年夏に開催してします。

 

○ フェスティバル当日は時折雨が降る生憎の天候ではありましたが、吉野川河川敷に設けられた特設会場では、様々なアーティストによるライブコンサートやバーベキュー、花火大会などたくさんの催し物が繰り広げられ、多くの来場者で賑わいました。

 

○ 徳島河川国道事務所からは「吉野川パネル展」、「建設機械と遊ぼう」の2つのブースを出展し、災害復旧の流れや出水に関するパネル展と建設機械の搭乗体験を行いました。

 

○ また、本フェスティバルはごみゼロを目指した環境配慮のエコイベントであり、1日(土)には吉野川クリーンアップ大作戦が実施され、吉野川フェスティバル本会場、名田橋下流左岸、第十堰左岸及び第十堰右岸の4箇所で清掃活動が実施されました。

 

○ この吉野川フェスティバルをとおして、ご来場いただいた多くの方々には、河川を美しく利用する気持ちを持っていただけたのではないかと思います。

 

 

 

3.「H21年度 ダム技術勉強会(第2回)」を開催 (渡川水系 高知県)

 

○ 8月3日、ダム技術の向上を目指した「ダム技術勉強会」を、5月22日の第1回目の開催に続き、サンポートホール高松において開催し、四国地整河川・ダム関係職員を中心に28名が参加しました。

 

○ 講師には水資源機構総合技術センターの方を招き「コンクリート・フィ ルダムの施工・ 施工計画」と「総合評価落札方式の実務」について講義をして頂きました。

 

○ この中で「コンクリート・フィルダム施工・ 施工計画」では、教科書には載っていない経験に基づく話もあり、ダム建設特有の施工計画やコスト縮減のポイント、施工管理の方法等を分かりやすく説明して頂きました。

 

○ また、「総合評価落札方式の実務」では、高度技術提案型で発注した大山ダムの実務を中心に説明頂きました。業者からの技術提案書に対する対応の仕方や技術提案を審査・評価するためには発注者にも高度な技術力を必要とし、発注者・受注者ともに多くの時間と労力、費用を費やしたことなど苦労話もありました。また、その経験を活かし発注者・受注者双方の負担軽減の課題に対する対応策についても教えて頂きました。

 

○ 今回の勉強会では、実際に現場を経験された技術者からの話や教科書には載っていないダム施工に関する話など、普段は耳にすることの出来ない話を聞くことが出来ました。

 

○ 本勉強会は、四国地整では久々となるダム建設を控え、これに関する様々な知識を今一度勉強しよう!という趣旨の元、開催しております。四国地整でのダム技術者の育成に向け、これからも開催を予定しておりますので皆さんの参加をお待ちしております。

 

 

 

 

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