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四国河川ニュース
《5/9(土)〜5/15(金)》397号
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【2009.5.18発行】
○ 「四国・水こぼれ話談話室」は、今週、お休みです。
○今週のニュース○
○「第3回マイヅルテンナンショウの会」総会及び第26回四万十川自然観察会の開催 (渡川水系 高知県)
○ 平成21年度 洪水対応演習の実施について (四国地方整備局)
今週のニュース
1.「第3回マイヅルテンナンショウの会」総会及び第26回四万十川自然観察 会の開催 (渡川水系 高知県)
○ 5月9日(土)に、「第3回マイヅルテンナンショウの会」の総会が、四万十市防災センターで開催されました。会員等約50名が参加して、20年度事業報告や、21年度の事業計画が話され、今後どのように保護、育成していくのかを確認し、観察会や除草作業等を実施していくことを決定しました。
○ 総会後半には、香川大学農学部助教授の小林氏より、植物の「稼ぎ方」と「稼ぎの使い方」−テンナンショウの光合成と生活史−と題し講演。植物はどのようにして成長し、繁殖していくのかを分かりやすく説明してくれました。
○ 総会終了後、入田の四万十川河川敷へ移動し、『第26回四万十川自然観察会』が行われました。参加者は約70名で、自生地に新たに生息しているマイヅルテンナンショウの個体を見つけ、目印を立てる作業をおこないました。
○ この日発見された個体数は600個以上で、今後とも市民の協力を得ながら保護、育成に取り組んでいきたいと話しました。
○ また、マイヅルテンナンショウの保護・育成を目的に5月17日には、会員等で、自生地の草刈を予定しています。
2.平成21年度 洪水対応演習の実施について (四国地方整備局)
○ 平成21年の出水期を控え、5月12日(火)に「洪水対応演習」を実施しました。
○ 「洪水対応演習」は、出水等の危機管理時における防災体制に万全を期するため、以下の目的で、毎年出水期前に実施しています。
@メールを利用した迅速かつ的確な情報伝達
A被災想定箇所の被害軽減対策の検討
B関係機関との連携等、実践的な演習による的確な情報伝達方法の習得・確認
○ 参加機関は四国地整管内12事務所・2管理所、気象台、水資源機構、四国電力(株)、住友共同電力(株)、四国4県、並びに関係市町村、消防団、警察等です。
○ 河川関係は、国管理の8河川と県管理の4河川を合わせた12河川を対象に関係機関(県、市町村)への雨量、水位、洪水予報、水防警報の情報伝達、基準地点における水位予測、被害軽減対策(被害把握・災害復旧等)、樋門等の操作確認及び河川工事現場関係者への情報伝達等の訓練、TV会議システムを利用した状況報告訓練、情報コンセントによる映像配信及び現地リポート、災害対策機械の出動等、総合的に一連の訓練を実施しました。
○ ダム関係は、四国管内の国・県・水資源機構・電力会社のダムを対象に関係機関への通知、連絡等の情報伝達演習とゲート操作の模擬演習を実施しました。
○ 海岸関係は高知海岸(直轄工事区域)、砂防関係は直轄砂防施行区域を対象に関係機関への気象情報及び災害情報の伝達演習を実施しました。
○ 本演習により、的確な情報伝達方法の習得・確認、各防災機関との連携と水防体制の強化、防災意識の高揚等が図られたものと思われます。今年度も出水期を迎えますが、防災関係者一同、「洪水から地域を守る」決意を新たにして防災業務に臨みたいと思います。
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■連絡先■ 四国地方整備局 河川部 河川管理課 課長補佐 香川 正好
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TEL 087-851-8061(代)マイクロ88-3753(香川)
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