四国河川ニュース《 4/13(土)〜4 /19(金)》No.35


1.四国の治水、利水、環境のため四国河川協議会、幹事会を開催
           〜本格的活動を開始〜

○平成14年4月17日(水)高知市において四国河川協議会(の第1回幹事会が開催されました。
○四国河川協議会(※)は、昨年10月15日に設立され、昨年度は今後の活動に向けた検討を行ってきましたが、この度の幹事会を皮切りに本格的に始動することになります。
○幹事会では、幹事・幹事長の選任、設立総会後の活動経緯報告、年間活動計画やインターネットによる情報発信などの今後の活動目標等について議論されました。
 なお、設立当時の会員数は194市町村でしたが、その後3月末までに新たに3市町村が会員となり 197市町村となりました。
 現在は、香川県、さぬき市誕生により、四国の212市町村の内193市町村が会員となっています。
  ※ 四国の河川関係の整備促進、適正な維持管理への支援及び河川等への愛護心の育成を図るとともに、今後の河川行政の推進の協力体制を確立するため、
    現在個別の改修要望等を実施している市町村及び河川関係の各要望組織の母体です。


2.「土砂災害・避難救助訓練」、「土砂災害防止推進の集い」、
     〜6月12日、高知県土佐町で開催決定〜

○毎年6月の「土砂災害防止月間」行事として直轄砂防事業区域内の10ヶ町村が持ち回りで開催している土砂災害防止推進の集いを、
  今年度は高知県土佐町で6月12日に開催することが決定しました。


3.四国水文観測検討会(4月17日)開催
〜四国水文観測のチェックリスト、手引き(試行版)を本年度試行〜

○水文観測は、国土管理・危機管理等において根幹をなすものであり、長期間に渡って,精度の高い,欠測の少ない良質なデータを整備・提供することが必要です。
○しかし、水文観測の初心者や実務経験の少ない者にとっては、正しい水文観測や観測機器の操作・点検などの監督・指導業務を行うことが困難となっています。
○そこで四国地方整備局においては、水文観測に関する知識や経験が豊富な職員を中心に、13年4月に「四国水文観測検討会」を発足し、
  「水文観測マニュアル(手引き,チェックリスト等)」検討してきました。
○水文観測チェックリスト、手引きは、水文観測の問題点や現場での体験・学んだことを議論し、整理し書き出して問題意識の共有化を図り、問題点に対する対処法を検討し、
  基準・専門図書と比べて管内の水文観測で応用し現場で実践できる試行版として、取りまとめました。
○今後、本冊子を試行していくなかで、国及び県の職員や受注業者の皆様が水文観測の品質確保に対する問題意識を共有していただくとともに、
  創意と工夫をもって問題に対処し、技術者として水文観測精度の向上の契機となれば幸いと考えています。


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      四国地方整備局 河川部 防災対策官 松尾裕治
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      TEL 087-851-8061(代) マイクロ88-3125(松尾)
      FAX 087-851-8474(河川計画課)

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