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四国河川ニュース

7/14(土)〜7/20(金)》304号

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                                    ○今週のニュース○

 

 

   ○ 「武田川樋門銘板名習字大会」について  (肱川水系 愛媛県)

 

   ○ 長安口ダム体験見学会・平成19年度 森と湖のある風景画コンクール表彰伝達式開催  (那賀川水系 徳島県)

                                                                                         

   ○ 台風4号四国地方沖を通過。防災情報や水防活動により被害は最小限 (四国地方整備局 河川管理課)

 

 

 

1.「武田川樋門銘板名習字大会」について      (肱川水系 愛媛県)

 

○ 大洲河川国道事務所では、阿蔵地区の河川改修事業において、武田川樋門工事を発注し鋭意施工中であるが、公共工事への関心や樋門、堤防等の管理施設への興味、愛着を深めていただくことを目的に、樋門銘板名を作成する習字大会を地元久米小学校の生徒(3年生以上約120名)により実施しました。

 

○ 習字は、学校の学習時間を利用して、半紙幅20p×長さ60pに元気な書体で「武田川樋門」「武田川ひもん」「たけだがわひもん」と書いていただきました。

 

○ 習字の審査は久米小学校の先生により行われ、樋門の銘板名となる最優秀賞1名と、各学年毎に金賞(1名)・銀賞(2名)・銅賞(2名)の入賞者、

 計21名が選ばれました。

 

○ 7月20日には、入賞者への表彰式と記念品の授与及び、実際に武田川樋門に設置する銘板を囲んでの記念撮影会を行いました。

 

○ 入賞作品は、大洲河川国道事務所 1階ロビーにて7月31日まで展示しています。

 

 

 

2.長安口ダム体験見学会・平成19年度 森と湖のある風景画コンクール表彰伝達式開催 (那賀川水系 徳島県)

 

○ 長安口ダムでは、「森と湖に親しむ旬間(7月21日〜31日)」において、平成19年7月22日(日)に長安口ダム及びダム資料館(ビーバー館)にて、「長安口ダム体験見学会」、「平成19年度 森と湖のある風景画コンクール表彰伝達式」を開催しました。

 

○ 参加者は、那賀町内の小学生、その保護者が対象であり、午前、午後の2回開催し、55名の参加がありました。

 

○ 午後の見学会に先立ち、平成19年度 森と湖のある風景画コンクールの小学生高学年部門で銀賞を受賞した「鳴門教育大学附属中学校1年生 中西悠利香さん」の表彰伝達式もあわせて開催しました。

 

○ 当日は、ダム施設見学会による説明を行うとともに、四国山地砂防事務所から貸与しました「降雨体験装置(大粒くん小粒ちゃん)」、「土石流3D体験シアター」による降雨、土石流の体験をしていただきました。

 

○ 参加した小学生は、夏休みの自由研究のテーマにするため、ダムの役割について、熱心にメモをされておりました。

 

 

 

3.台風4号四国地方沖を通過。防災情報や水防活動により被害は最小限 (四国地方整備局 河川管理課)

 

○7月14日(土)から15日(日)にかけて、台風4号が鹿児島県大隅半島に上 陸後、四国地方の太平洋沖を通過しました。この台風4号の通過に伴う降雨により、四国地方の一級河川全てにおいて水防団待機水位(指定水位)を越える洪水が発生しました。

 

 ・レベル1(水防団待機水位(指定水位)を越えた河川)

      旧吉野川、土器川、重信川、石手川、矢落川、桑野川

 ・レベル2(はん濫注意水位(警戒水位)を越えた河川)

      肱川、後川、物部川、那賀川

 ・レベル3(避難判断水位を越えた河川)

      吉野川、中筋川

 ・レベル4(はん濫危険水位(危険水位)を越えた河川)

      仁淀川、四万十川

  ・レベル5(堤防の決壊)

      該当無し

 

○この洪水により、幸いにも大規模な被害は生じていませんが、四万十川や那賀川等では、堤防からの漏水(川の水位が高くなり、堤防にしみ込んで居住地側にしみ出してくること)が発生し、地元の水防団のみなさんによる適切な水防活動により、被害の防止が図られました。市町村の防災担当者、水防団の皆さんには感謝申し上げます。

 

○今回の出水では、上記(水位情報)のように、改善され分かりやすくなった防  災用語により、市町村に洪水予報(気象台と共同発表)や水防警報等の防災情報の提供を行いました。

 

○これまでの防災用語の中には、用語自体の理解が難しい、災害の状況が分からない、送り手の意図する意味が受け手に伝わらない等の指摘がありました。このため、用語そのものや表現を総点検し、住民や市町村防災担当者、報道 機関等の情報を受け取る側の立場に立ち、住民の的確かつ迅速な避難行動につながるように改善を行い、今年度の出水期から新用語、新発表形式により実施しています。

 

○四国地方は梅雨明けになりましたが、これからは本格的に台風シーズンを迎えます。今後とも、日常より、市町村の皆さんと密接に連絡・調整し、洪水対応を行ってまいりますので、よろしくお願いします。

 

 

 

 

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