四国河川ニュース《3/9(土)〜3/15(金)》No.30
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1.「那賀川流域フォーラム2030」委員35人決まる (那賀川水系 徳島県)
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那賀川河川整備計画の原案の骨子づくりに向け、流域の方達が審議する「那賀川流域フォーラム2030」の委員35人が決定されました。
@委員の選考は「那賀川流域運営会議」(会長:三井宏徳島文理大学教授)によるもので。
A流域関係市町村113名の応募のなかから「那賀川に対する思い」をテーマとした作文による
審査等により決定。
B地域に偏りがないよう上流域(鷲敷町上流)、下流域T(阿南市)、下流域U(小松島市、羽ノ
浦町、那賀川町)の3地域を設定。
Cまた、人口比率、応募者比率、年齢、性別、那賀川との関わりなどを考慮。
D結果、上流域10名、下流域T15名、下流域U10名を決定。
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2.潜水艦型水中探査ロボット進水式
(吉野川水系吉野川 早明浦ダム 高知県)
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3月12日、早明浦ダムにおいて水質観測機器及び水中ビデオカメラ等、世界最先端の技術を導入した潜水艦型水中探査ロボットの進水式が行われました。
本ロボットは、四国地方の湖沼・ダム貯水池の堆砂状況や水質調査、湖底面の画像収録など環境情報を広範囲に調査・観測するもので、その操作方法は、
@GPSによる位置情報を入力することにより自動で潜行する運転方法
(AUV:AutonomousUnderwaterVehicle)と、
A光電力複合ケーブルを用いて遠隔操縦によりリアルタイム観察を行う運転方法
(ROV:Remotely Operated UnderwaterVehicle)を併せ持ち、使用目的に応じた柔軟な行動が可能なシステム構造となっています。
このロボットの導入によりダム湖内の状況等を、的確かつ迅速に把握し、更なる適切な管理の可能性を期待されています。
[主要目]
設計深度 :200m
全 長 :2.3m
重 量 :210kg
前進速力 :2.5ノット
航続距離 :15km
航続時間 :2ノット潜航4時間
主要機器 :ソナー(高度・前方・ドップラー)、CTDOセンサ(水温、電気伝導度、DO)、
クロロフィルセンサ、透過率計、pHセンサ、画像収録用カメラ、顕微鏡カメラ、
採水器、堆積土砂センサ
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3.第4回「四国のみずべ八十八ヵ所実行委員会」 開催
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3月14日、第4回「四国のみずべ八十八カ所実行委員会」が高松市で開催されました。
本委員会は、四国地方において21世紀に伝えたい、地域が誇れるみずべ空間の保全、創出をテーマとして、「歴史、文化、風土に潜む魅力創出」、「情ある人間交流の再形成」、「地域の特長を活かした活性化」、「四季折々に魅力あふれるみずべ」の視点から「四国のみずべ八十八カ所」の選定に平成12年度より取り組んでいるもので、今回は、昨年9月から募集していたロゴマークの決定及び表彰式、4県部会の活動状況、みずべの応募状況の報告及び今後の進め方について、協議がされました。
【ロゴマークの決定】
四国内を主として全国各地より77件の応募があり最優秀賞に徳島市在住の四国大学短期大学生森前久美子さん(20歳)が選ばれました。
3月5日現在のみずべの応募状況
190カ所(応募人数255人)
応募期間は、今年の9月30日までです。
皆様の応募を待っています。
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【着工・竣工情報】
4.中筋川改修山路地区堤防竣工 (渡川水系中筋川 高知県)
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3月17日、中筋川唯一の無堤地区であり、これまでに幾度となく洪水による被害を被っており早期の堤防締め切りが望まれていた山路堤防が竣工しました。
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(連絡先)四国地方整備局 河川部河川計画課 事業対策官小野重充、
課長補佐岡本和宣
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