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四国河川ニュース
《5/20(土)〜5/26(金)》245号
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【2006.5.29発行】
○四国・水こぼれ話談話室Vol.42○
○水3滴 (話) (高知県佐川町 榎並谷 哲夫町長)
○今週のニュース○
○「石手川ダム水源地域ビジョン推進委員会」を開催 (重信川水系 愛媛県)
○平成18年度 樋門操作員研修会を開催 (渡川水系 高知県)
1.四国・水こぼれ話談話室Vol.42
「水3滴 (話)」 (高知県佐川町 榎並谷 哲夫町長)
○ NHK大河ドラマ「功名が辻」でおなじみの土佐24万石山内一豊の筆頭家老佐川
1万石、初代当主深尾泉守重良の開いた「文教のまち」佐川町(高知県)の水のこぼれ話3題(水3滴)
○その1: 佐川1万石国家老深尾氏が菩提寺として開いた龍渕山青源寺の第3世の大牛和尚の命をかけた雨乞いの話
寛文8年(1668年)5月の小雨を最後に、その後60日余り全く雨をみない
天気が続いた。領内の人々は、この状況下、水争いにも疲れ果て、大自然の
脅威に成すすべもなく、思案にくれていた。思い余った住民は、協議の結果、
こうなっては、もう日頃から敬愛する大牛和尚にすがるしかないと青源寺に
駆け込み、事情を訴えた。沈痛な表情の住民の姿に、しばらく沈思した大牛
和尚は、何かを決意したように「よしっ」と快諾して住民を帰した。早速、
大牛和尚は春日川河原に青柴、草木を山と積んだ急造の祈祷小屋に入ると「2
夜3日断食の祈願、満願の刻がきても雨を見ぬときは、祈祷小屋に火をかけ
てわが身もろともに焼き払え」と住民に命じ、驚きためらう住民を叱って、
雨乞いの祈祷に入った。満願の3日目の午後に奇跡は起こり、たちまち空が
くもり、大粒の雨が落ち、衰弱し息も絶えだえの和尚は、住民に支えられ、
静かに帰山した。その足もとには、命を支える水が春日川を流れていたと言
い伝えられている。その偉大なる大牛和尚は今でも町民の敬愛が深く、墓は
佐川町上郷の山中にある。
○その2: 西谷の清水 大正以来百年続く近隣では名の通った老舗のうなぎ
屋「大正軒」三代目の店主、和田邦夫さんの話
大正軒のうなぎの味の原点は、西谷の清水にある。この四国名水にも選ば
れた清水でしめたうなぎこそ大正軒の味そのものである。この西谷の清水と
いうのは、世界的植物学者牧野富太郎博士の生誕地の100m位の所にあり、こ
の苔むした水飲み場の傍らには芭蕉が詠んだ「むすぶより早歯にひびく清水
哉」の句碑が建っている。また、この付近には「セルボーンの博物誌」の翻
訳で有名な英文学者西谷退三や、土井晩翠婦人・八枝、「緑の地平線」を歌い
天下を風びした流行歌手楠木繁夫の誕生の地でもある。このように古くから
佐川の生んだ偉人たちを育んできた水であり、今でもマニアには愛飲されて
いる。
○その3: 柳瀬川の氾濫
前述してきたように「雨乞い・清水」と水は人々の生活を支える命の源で
あり、大自然からの贈りものである。この恵みの水も時には人々の生命や財
産をも脅かす凶器となり、犠牲者はあとをたたない現実がある。柳瀬川は佐
川町尾川から黒岩を経て隣町の越知町で仁淀川と合流している。その合流点
付近のいくつかの集落は長年、浸水の被害にあっており地元住民からは何と
かならないものかと、諦めにもにた悲鳴が聞こえてきている。昨年来やっと
地元も立ち上がり、越知町と共同歩調を取り、仁淀川中流域を水害から守る
会を結成し、解決に向け立ち上がったばかりである。息の長い運動にはなる
と思われるが、関係機関のご支援を切にお願いしたいところである。“水を治
めるものは国を治める”との格言のとおり水との闘いは古今東西同じである。
環境を守り水を守ることは必ず人類の幸せと繁栄につながることを確信する
ものである。
○.なお、標記内容の詳細は、次の四国地方整備局HPにおいても掲載してい
ますので、ご覧下さい。またこのメールは、各市町村長様にもご担当より転
送して下さいますよう、お願い致します。
http://www.skr.mlit.go.jp/kasen/topics/mizukobore/index.html
2.「石手川ダム水源地域ビジョン推進委員会」を開催 (重信川水系 愛媛県)
○ 石手川ダム水源地域ビジョン推進委員会を設立し、第1回委員会をさる平成
18年5月22日(月)に松山市役所湯山支所にて開催しました。
(事務局・松山市及び松山河川国道事務所)
○ 会議では推進委員会規約により役員選出(委員長:鈴木幸一愛媛大学大学院
理工学研究科教授)を行い、今後の推進体制について協議を行いました。
○ 石手川ダム水源地域ビジョンは、平成17年2月に石手川ダムの水源地域および
受益地域の発展に寄与することを目的に策定されたもので、その精神に基づ
き今後の推進体制を統括する推進委員会が設立され、その下部組織として事
業の内容を協議・検討し実施する「推進連絡協議会」(6月1日(木)に第1回
推進連絡協議会を開催予定)を設け、今後の具体的な取り組みメニューを検
討していくこととしています。
3.平成18年度 樋門操作員研修会を開催 (渡川水系 高知県)
○5月15日、中村河川国道事務所管内の樋門、排水機場の操作員に対し、研
修会を開催しました。
○出水期を前に、沿川住民を内水被害から守るほか、水質事故や地震時などの
緊急時においても、職員と連携して確実な操作を行うことを再確認しまし
た。
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また河川に関するニュースなどがありましたら、以下までご連絡をお願いいたします。
■連絡先■ 四国地方整備局 河川部 河川管理課 課長補佐 永原 隆
〒760-8554高松市福岡町4丁目26−32
TEL 087-851-8061(代)マイクロ88-3753(永原)
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FAX 087-851-8474(河川計画課)
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