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四国河川ニュース

4/15(土)〜4/21(金)》240号

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2006.4.24発行】

○四国・水こぼれ話談話室Vol.38○

              ○海からの贈り物「海洋深層水」     (高知県 室戸市長 武井 啓平市長)

 

                   ○今週のニュース○

       ○河川愛護モニター会議を開催      (渡川水系 高知県)

 

 

1.四国・水こぼれ話談話室Vol.38     海からの贈り物「海洋深層水」 (高知県 室戸市長 武井 啓平市長)

 

1 はじめに

  室戸市は、高知県の東南端に位置し、年間を通じて温暖な気候に恵まれています。太平洋に向かってV字型に鋭く突き出た48kmの海岸線は室戸阿南海岸国定公園に指定され、周辺には88カ所の霊場など空海ゆかりの史跡が点在。お遍路さんの錫杖の音は年中絶えることがありません。

 

2 「海洋深層水」

 

  室戸市で今最も力を入れて取り組んでいるのが海洋深層水事業です。室戸市が海洋深層水に関わりを持つようになったのは、1985年に科学技術庁(現文部科学省)の「アクアマリン計画」として、モデル海域の指定を受けたことでした。以来高知県と協力し全国に先駆けて海洋深層水の研究及び特性を活かした商品開発に取り組み、ミネラルウォーター・お酒・塩・化粧品・深層水なすなどを中心に、平成16年の海洋深層水関連商品の売上高は154億円に達し、高知県指折りの一大産業へと発展しています。

 

3 「ディープシーワールド」

  今年7月には市が建設する海洋深層水を使った温水プールをメインとする健康増進施設「バーデハウス室戸」と民間のシュウウエムラさんが建設するディープシーテラピー施設やホテルが同時オープンします。これらの施設は「健康」をキーワードに、高齢化社会に対応した病気予防また、ストレス社会に対応した「癒し効果」による利用者の健康づくりの推進に役立てるものです。また、併せて都市住民との交流促進の拠点施設として地域の活性化を図るものであります。

  この度、この地域を「ディープシーワールド」と名付けました。ここを訪れる皆さんにとって心と体の休まるいやしの場となることを願っています。

 

4 終わりに

 室戸市は古くより海の恵みを多く受けて発展してきました。そして今また、新たな海からの贈り物を受けました。この大事な贈り物を大切に育て、室戸市のさらなる発展を目指し、魅力あるまちづくりに果敢に挑戦していきます。

 

 

2.河川愛護モニター会議を開催  (渡川水系 高知県)

 

○4月14日、今年度新たに委嘱した河川愛護モニターに集まって頂き、河川愛護モニター会議を開催しました。委嘱人数は、平成17年度は37名でしたが、本年度は40名で増員・拡充が図られました。

 

○今後1年間、河川の適正な維持管理に資するきめ細かな情報を頂けるよう、活動内容や河川愛護モニターの心得などについて、説明をしました。委託河川巡視では得難い貴重な河川に関する情報を頂ける体制が出来ました。

 

○参加者からは河川を愛する活発な意見が出され、この1年事故の無いよう活動することを確認しました。

 

 

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