四国河川ニュース《１２/２２（土）〜１/１１（金）》No.22

１．１２月２７日「中筋川河川整備計画」策定される　（渡川水系中筋川　高知県）

｢渡川水系中筋川河川整備計画｣[直轄管理区間]は､平成12年12月27日に四国の1級河川では初めて、全国の1級河川では5番目の整備計画として策定されました｡
この計画は､概ね20年間にて戦後最大洪水規模の流量を安全に流下させる事を目標としています。
また、新河川法の中で学識経験者･住民の意見を反映させることが定められており､当計画においても､流域委員会、地区住民説 明会、流域全戸対象のアンケート調査、資料の閲覧などを実施し､ 地域の意向を計画に反映させ､策定が行われました｡
　　　　　
詳細については､
http://www.skr.mlit.go.jp/nakamura/river/naka/s_plan/siryou. html に掲載中です｡

２．１月７日第三回「那賀川流域運営会議」開催　（那賀川水系　徳島県）

那賀川流域の河川整備計画の原案骨子を住民参加でつくる「那賀川流域フォーラム２０３０」の運営方法などを検討する「那賀川流域運営会議」の第3回会合が阿南市で開かれ、以下のような方針が決まりました。

１．フォーラムの正式名称について
「那賀川流域フォーラム２０３０」に決定。フォーラムが策定する河川整備計画原案骨子が３０年後の那賀川の姿を想定し２０３０とした。

２．流域懇談会（首長）のフォーラムへの参加について
流域の首長、県会議員の参加については自由意志に任せ、必要に応じ適宜フォーラムとの意見交換の場を設ける。
尚、県議会議員のフォーラムへの参加に関する詳細は次回に検討する。

３．フォーラム参加者の公募について
３０人程度の委員を小松島市、阿南市、那賀川町、羽ノ浦町、鷲敷町、相生町、上那賀町、木頭村、木沢村、日和佐町 の流域１０市町村に居住する個人を対象に１月中旬から２月 中旬にかけて、新聞・パンフレット・ポスター・ホームペー ジ（専用ホームページを今月中旬頃立ち上げ予定）などによ り広報し、募集する。

４．フォーラムの運営について
平成１５年度末までに整備計画骨子を策定することを目標とする。なお、議論の状況によってはさらに伸び、平成１６年度に策定することもありえる。

詳細については、
　http://www.skr.mlit.go.jp/nakagawa/kawa/unei/uneikaigi.html　那賀川運営会議に掲載中です。

３．１月１０日吉野川河川整備計画「検討の場」の準備等方針示す　（吉野川水系　徳島県）

１月１０日、徳島工事事務所は、吉野川の河川整備計画のあり方を話し合う「検討の場」設置の準備を、年内に行うとともに、住民参加と情報の公開・共有を図るため、流域住民を対象としたアンケートやシンポジウム、また、４月から事務所内に「河川整備計画相談室（仮称）」を開設し、事務所が所有する河川整備計画策定に向けて行った検討結果の内容を希望者に説明する等、よりよい吉野川づくりを目指した吉野川河川整備計画策定に向けての取り組み方針を示しました。
　　　
詳細については、
　　　http://www.toku-mlit.go.jp/river/kangaeru/yoriyoikawa/yoriyoi.htm 　「よりよい吉野川」に掲載中です。