四国河川ニュース《7/2(土)〜7/8(金)》 No.200

○今週のニュース○
    ○大渡ダム管理情報  (仁淀川水系 高知県)
    ○「防災・減災フォーラム2005in香川」の開催について  (土器川水系 香川県)

1.大渡ダム管理情報       (仁淀川水系 高知県)

○7月3日(日)、大渡ダムでは梅雨前線によるダム上流域の集中豪雨の影響により、8時からの10分間にダム流入量が約900m3/s増加するといったダム管理開始以来、最大の流入量の増加を記録しましたが、ダムの調節効果により下流河道の急激な水位上昇の低減(最大1.5時間程度の遅延)を図ることが出来ました。

○この時期下流では鮎漁が盛んで、休日ともあいまって川遊びを行っている方々も見られ、下流河川の急激な水位上昇を低減できた意義は大きいものと考えます。

2.「防災・減災フォーラム2005in香川」の開催について(土器川水系 香川県)

○7月6日(水)、四国新聞社主催・国土交通省等後援による「防災・減災フォーラム2005in香川」をサンポート高松の「かがわ国際会議場」で開催し、行政の防災施策や情報伝達、地域での防災意識の高揚を図ることの重要性などについて理解を深めました。

○当フォーラムの基調講演では見城美枝子さん(青森大学教授元TBSアナウンサー)が「防災に配慮したライフスタイル」と題して、地域の地形等がどのような状況なのか日頃から観察しておくこと、地震に備えて物のある部屋は整理しておくなど、日常生活での心構えの大切さを指摘されました。

○パネルディスカションでは、「あなたのまちの備えは万全ですか」と題して、白木渡(香川大学工学部教授)、平野清(大野原町長)、古田辰男(高松市連合自治会副会長)、見城美枝子、菊池良介(河川部長)をパネリストに迎え、中野等(四国新聞社論説委員)のコディネーターにより、昨年度相次いで香川県を襲った台風や高潮被害を教訓に、国、自治体、地域住民が自然災害にどう備えるべきか等について、ディスカションが行われました。

○また、当日のフォーラム会場には、昨年発生した香川県内の災害写真のパネルを展示しました。


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