四国河川ニュース《4/9(土)〜4/15(金)》 No.188

○今週のニュース○
    ○阿南市が那賀川・桑野川ハザードマップを公表 (那賀川水系 徳島県)
    ○第1回四万十川の水辺88箇所フォトコンテスト優秀作品を表彰 (渡川水系 高知県)

1.阿南市が那賀川・桑野川ハザードマップを公表 (那賀川水系 徳島県)

 ○平成17年3月末、阿南市は那賀川・桑野川下流域におけるハザードマップを公表しました。徳島県下においては、徳島市、北島町についで3番目の自治体となります。

 ○那賀川、桑野川がもしも破堤し、氾濫した場合には、市の中心部は浸水し、甚大な被害が発生する恐れがあります。近年、両河川では大きな洪水が頻発しており、市ではこうした”いざという時に備えて”、洪水時の対応を日頃から住民の方々に充分に認識してもらうため、市内全戸にハザードマップを配布したものです。

 ○ハザードマップは冊子+図面(概ねA1サイズで2枚)の構成となっています。冊子には、日頃の心構えや降雨、水位についての記載がされており、また図面には、那賀川河川事務所で作成した浸水想定区域図をベースに避難場所や過去の内水浸水箇所などが表示されています。

2.第1回四万十川の水辺88箇所フォトコンテスト優秀作品を表彰
                       (渡川水系 高知県)

 ○四万十川自然再生協議会は、4月10日、「第1回四万十川の水辺88箇所フォトコンテスト」優秀作品の表彰式を、四万十市の発足に併せて実施しました。当日は、表彰式に先だち、政派雅楽与会(せいはうたよかい)の皆さんによる琴演奏が披露され、会場の雰囲気を盛り上げて頂きました。

 ○四万十川自然再生協議会では、より良い四万十川の河川環境を後世に引き継いでいくために、「四万十川の水辺88箇所選定事業」を進めています。
  「四万十川の水辺88箇所フォトコンテスト」は、その事業の一環として取り組んでいるものです。

 ○作品の応募は、平成16年12月から平成17年2月の間で実施し、全体で120点の応募がありました。

 ○応募作品の中から厳正な選考により
1)中村河川国道事務所長賞 1名(中村市具同、富田様)
2)四万十川自然再生協議会総会会長賞 1名 (中村市古津賀、竹葉様)
3)審査員特別賞 1名 (中村市於東町、橋本様)
4)入賞 5名
5)入選 8名
の各賞、合計16名を表彰しました。

 ○次回のフォトコンテストは、平成17年5月〜8月の間で実施の予定です。
  また優秀作品の発表については、平成17年10月に開催される「川での福祉と教育の全国大会in四万十川」の場で、発表・表彰する予定です。


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