四国河川ニュース《2/26(土)〜3/4(金)》 No.182


○今週のニュース○
    ○第7回 重信川フォーラムを開催(重信川水系 愛媛県)
    ○四国地区土砂災害防止講習会が開催される(吉野川水系 徳島県)
    ○四国のみずべ八十八カ所」フォトコンテスト〜第3期 作品応募結果〜
                   (四国のみずべ八十八カ所」実行委員会)
    ○吉野川水系吉野川浸水想定区域図をリニューアル(吉野川水系 徳島県)

1.第7回 重信川フォーラムを開催(重信川水系 愛媛県)

 ○3月2日(水)愛媛大学工学部4号館において、重信川の自然をはぐくむ会(会長:愛媛大学工学部教授 矢田部龍一)の主催により「第7回重信川フォーラム」が開催されました。

 ○「松原泉の再生事業」について、松山河川国道事務所 川田信夫 副所長から、自然再生事業箇所の1つである松原泉と小川について、地域住民が参  画し設計を行った経緯と、設計された泉と小川の構造についての説明があ  りました。

 ○「松山平野の水資源賦存量と水収支」について、松山市役所水資源担当の永野 哲技官から、松山市の現状と将来に必要な水量について、モデル結果をもとに、わかりやすく紹介がありました。

 ○「重信川の生態系復元に向けて−瀬切れの解消への取り組み−」について、愛媛大学工学部 矢田部龍一教授が講演。現在の社会が抱えている問題などを通し、子供たちをはぐくむこと、そのためにも環境教育の大切さ、自然環境の再生が必要であること、特に近年に瀬切れが起きている砥部川下流の状況について説明がありました。

 ○フォーラムには、大学生、NPO、行政など約100名が参加し熱心に聴き入っていました。

 ○重信川の自然をはぐくむ会では、平成17年度に数回のフォーラムを開催し、今後の重信川のあるべき姿について、議論、意見交換を行っていく予定です。

2.四国地区土砂災害防止講習会が開催される(吉野川水系 徳島県)

○3月2日(水)愛媛大学工学部4号館において、重信川の自然をはぐくむ会(会長:愛媛大学工学部教授 矢田部龍一)の主催により「第7回重信川フォーラム」が開催されました。

 ○「松原泉の再生事業」について、松山河川国道事務所 川田信夫 副所長から、自然再生事業箇所の1つである松原泉と小川について、地域住民が参画し設計を行った経緯と、設計された泉と小川の構造についての説明がありました。

 ○「松山平野の水資源賦存量と水収支」について、松山市役所水資源担当の永野 哲技官から、松山市の現状と将来に必要な水量について、モデル結  果をもとに、わかりやすく紹介がありました。

 ○「重信川の生態系復元に向けて−瀬切れの解消への取り組み−」について、愛媛大学工学部 矢田部龍一教授が講演。現在の社会が抱えている問題などを通し、子供たちをはぐくむこと、そのためにも環境教育の大切さ、自然環境の再生が必要であること、特に近年に瀬切れが起きている砥部川下流の状況について説明がありました。

 ○フォーラムには、大学生、NPO、行政など約100名が参加し熱心に聴き入っていました。

 ○重信川の自然をはぐくむ会では、平成17年度に数回のフォーラムを開催し、今後の重信川のあるべき姿について、議論、意見交換を行っていく予定です。


2.四国地区土砂災害防止講習会が開催される(吉野川水系 徳島県)

 ○3月4日(金)、徳島県池田町において、第3回四国地区土砂災害防止講習会(主催:四国山地砂防ボランティア協会、四国山地砂防事務所)が開催されました。

 ○この講習会は、平成16年のような度重なる台風や豪雨による土砂災害、さらに近い将来発生することが予想されている南海地震に備え、土砂災害への再認識、技術及び対応能力の向上を図ることを目的に実施しています。

 ○講習会では、四国管内の砂防ボランティアをはじめ、関係市町村の議員、防災担当者、土木技術者、婦人会はじめ一般市民など約200名の参加がありました。

 ○講習では、国土交通省の近藤砂防部長が「砂防行政をとりまく最近の情勢について」と題して、昨年の土砂災害の状況と砂防の新規施策について講演がありました。

 ○また、(財)砂防フロンティアの森理事長が「砂防ボランティア活動について」と題して、阪神淡路大震災から始まった砂防ボランティアの歴史や避難時の心理学について講演がありました。

 ○さらに、テレビでお馴染みの四国放送の山下気象情報室長が「去年の異常気象と今後の予測」と題して、昨年の台風災害が太平洋高気圧が例年に比べ北東に位置していたことが影響したなどについて講演がありました。

 ○最後に、四国山地砂防及び各県の砂防ボランティア協会からは、「災害及びボランティア活動報告」として平成16年災害と活動の報告がされました。

 ○なお、来年度は、香川県で開催を予定しております。

3.四国のみずべ八十八カ所」フォトコンテスト〜第3期 作品応募結果〜
      (四国のみずべ八十八カ所」実行委員会)

 ○H16.12.1〜H17.2.28の期間で行われた「四国のみずべ八十八カ所」フォトコンテスト(第3期)に49件の応募がありました。
  テーマ毎、県毎の応募結果は次のとおりです。

  ☆テーマ毎の集計結果
   テーマ名        作品数
   「みずべ」と人     11
   歴史・文化と「みずべ」 7
   自然と「みずべ」    21
   「みずべ」のおいしい水 3
   「みずべ」の秘密    3
   携帯からの応募     4
     合 計       49

  ☆県毎の集計結果
  県名   作品数
   徳島県   14
   高知県   10
   愛媛県   21
   香川県    4
   合計    49

 ○3期までの応募作品は677件にのぼっています。現在も、第4期(5月31日まで)の募集を行っています。ふるってご応募下さい。

4.吉野川浸水想定区域図のHPをリニューアル(吉野川水系 徳島県)

 ○徳島河川国道事務所では、平成14年8月30日から浸水想定区域図の縦覧を行っています。また、ホームページ上でも公開し閲覧できるようにしています。

 ○ホームページ上の公開では、これまで画像容量の制限から精細な図面の表示は困難でした。

 ○今回、新しい技術を使って、浸水想定区域図を拡大表示できるよう、リニューアルしました。特にユーザ側に新たなソフトを必要とせず、これまで同様にブラウザ上で精細な浸水想定区域を閲覧することができます。
 
 ○図面が精細なことから、近隣地区の詳細な浸水エリア及び浸水深を把握することができ、住民の防災意識の向上と洪水時等のより安全な避難に活用されることが期待されます。

  「浸水想定区域図」:計画規模の大雨が降った時に想定される洪水による浸水エリア や浸水深を示した図。

  吉野川浸水想定区域図HP
  http://www.toku-mlit.go.jp/river/sonaeru/kouzuimap/index.htm

  徳島河川国道事務所HP
  http://www.toku-mlit.go.jp/


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    ■連絡先■
      四国地方整備局 河川部 防災対策官 則 勢
      〒760-8554高松市福岡町4丁目26−32
       FAX 087-851-8474(河川計画課)

四国地方整備局 ホームページURL(河川)
 http://www.skr.mlit.go.jp/kasen/index.html
 四国地方整備局 ホームページURL(四国河川ニュース)
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