四国河川ニュース《2/12(土)〜2/18(金)》 No.180
○今週のニュース○
○肱川の倒木を地域住民に提供 (肱川水系 愛媛県)
○飯山水辺の楽校の開校式 (土器川水系 香川県)
1.肱川の倒木を地域住民に提供 (肱川水系 愛媛県)
○大洲河川国道事務所では、昨年の出水により発生した河川内の倒木(洪水で倒れた樹木)を撤去しています。
○従来は、中間処分場への処理や炭やチップとしてリサイクルしていましたが、資源の有効利用のほかに更なるコスト縮減(運搬費とリサイクル費用の削減)の観点から、地域住民の皆様への提供を行っています。
○皆様に提供・活用して頂くことで、地域住民の方とのコミュニケーション(河川事業のPR・河川管理への理解)を深めることが出来ればと考えています。
○提供は、平成16年2月6日〜3月末までの間、大洲市若宮の高水敷(五郎大橋下)に木を仮置し、毎週日・月の10時〜16時の間で、必要な方は各自で自由に持ち帰って頂くものです。
○なお、木は、軽トラックの荷台の長さに切るなどして持ち帰りやすい状態にしております。持ち帰りの際の積み込み、運搬は各自で行って頂いております。
○現地でお聞ききした結果では、持ち帰った木は薪・炭・山道の補修等、多方面に利用されているようです。
○2月15日現在で第1回撤去分は、ほぼお持ち帰り頂きました。今後も撤去を行っていきますので、ご入り用の方はお持ち帰り下さい。
○なお、詳しいことは大洲河川国道事務所HPをご覧下さい。
http://www.skr.mlit.go.jp/oozu/KISYA/index.html
○問合せ先
国土交通省 大洲河川国道事務所 肱川出張所
TEL 0893−25−4649
2.飯山水辺の楽校の開校式 (土器川水系 香川県)
○2月15日(火)に、飯山町高柳地区に整備された「水辺の楽校」の開校式(主催:飯山町)が、関係者約70名の参加により行われました。
○「水辺の楽校」は、平成13年3月に地元学校、PTA、自治会、利水者などからなる「水辺の楽校プロジェクト推進協議会」が発足し、この協議会で整備計画を策定した上で、国土交通省と飯山町が整備を進め、このたび開校となったものです。
○整備にあたっては、土器川の治水工法として昔から残る霞堤(かすみてい)や、かんがい用水の取水施設である出水(ですい)などを利用して行われ、子ども達が治水・利水の歴史を学び、自然体験学習や水遊びができる空間として整備されています。
○親水池、ビオトープなどが整備された公園の名称は、地域の小学生などの応募の中から「Doki!土器パーク」に決定されました。
○式典では、記念植樹や通水式などが行われ、最後に出席者と、子ども達が2グループに分かれ全員で施設内を散策しました。
○参加した小学生からは、「公園に来て生物を観察したい」「夏は水遊びができて楽しそう」などの声が聞かれ、楽しみにしている様子がうかがえました。
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■連絡先■
四国地方整備局 河川部 防災対策官 則 勢
〒760-8554高松市福岡町4丁目26−32
TEL 087-851-8061(代) マイクロ88-3125(則)
FAX 087-851-8474(河川計画課)
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