四国河川ニュース《１１/２４（土）〜１１/３０（金）》No.１8

１．「河川文化ディスカバーフォーラムｉｎ四国」　開催

〜新世紀における水辺を考えよう〜　あそぶ・まもる・つくる

　１２月１日、人とつながりの深い川との新しい関係を探る「河川文化ディスカバーﾌｫｰﾗﾑin四国」が、四国４県から約４００人参加して高松市で開催されました。

　２００３年京都を中心に行われる「第３回世界水フォーラム」に向け、日本の河川文化の再発見・再構築を呼びかけようと全国で展開されている「河川文化ディスカバーキャンペーン」の一環として行われたもので、女優の中野良子さんが「川の魅力」と題して「住民一人ひとりが水辺の魅力を再発見して行動することが大切」と講演した後、河川を守る活動に取り組む各地の市民団体による事例報告、「あそぶ」「まもる」「つくる」の三テーマの分科会に４県の団体の代表一人ずつと四国地方整備局の計５人がパネリストとして実践例の報告及び意見交換を行ったパネルディスカッション等、川の将来像をめぐって活発な意見がまじわされました。

　　　　（意見例）　　　
　　　 ・川を見ればその地域の心が見える
　　　 ・水に興味を持つ団体が交流連携し、四国の河川文化
　　　　 ネットワークを形成してはどうか
　　　 ・これからは、流域の活動のネットワーク化が必要

　「四国のみずべ八十八カ所実行委員会」会長である井原健雄香川大学教授による総括があった後、四国各地の厳選素材による「四国まぼろしうどん」の試食をしながら味覚でも水の大切さを味わう交流会で幕を閉じました。