四国河川ニュース《12/11(土)〜12/17(金)》 No.172


○今週のニュース○
    ○四国山地砂防事務所安全協議会を開催(吉野川水系 徳島県)
         〜元宝塚ジェンヌが特別講演〜
    ○「松原泉を再生・保全する会」が開催される (重信川水系 愛媛県)
    ○矢落川水質浄化施設の愛称を募集 (肱川水系 愛媛県)

1.四国山地砂防事務所安全協議会を開催(吉野川水系 徳島県)
     〜元宝塚ジェンヌが特別講演〜

 ○12月13日(月)、四国山地砂防事務所安全協議会の定例会を池田町保険センターで開催しました。

 ○協議会は、今年度より新たに業務部会を加えて行われ、会議では事故事例・工事安全事例など4題が紹介された後、池田労働基準監督署及び池田警察署による説明が行われました。

 ○昨年度より実施している特別講演は、元宝塚歌劇団星組トップスターの瀬戸内美八さん(徳島県出身・在住)の講演が行われました。

 ○瀬戸内さんのお話は、舞台では素晴らしい演劇を観客に見せるという目的を持って組内約百人のメンバーがトップスターを頂点に各自の持ち場で最大限の演技を行うことが重要であること。

 ○また、トップから若手まで指示系統が一本で上手くいっているなど、工事の施工現場や危機管理にも共通する内容のもので、参加者(約90名)からは非常に有意義な講演であったとの評価でした。

2.「松原泉を再生・保全する会」が開催される (重信川水系 愛媛県)

 ○12月14日(火)、松山市浮穴公民館において、「松原泉を再生・保全する会(会長:森田光一)」の主催で「松原泉の再生に向けたワ−クショップ」が開催されました。

 ○ワ−クショップは再生・保全する会の会員22名が参加し、重信川の自然をはぐくむ会の協力のもと行われました。

 ○これに先立ち、12月4日には「松原泉復活大作戦!!(作戦4)」として浮穴地区の小学6年生とその父兄の計16名が参加しワークショップが行  われました。

 ○この作戦4では、前回出た意見に、今回参加した子供たちも含め、さらに意見を出し合いました。意見の中には、飛び込み台や滑り台など遊びに関するものや、泉博物館や俳句ポストなど学習に関する意見もありました。

 ○出し合った意見をもとに、1/250の縮尺で作製した松原泉のイメ−ジ模型を子供たちの夢見る松原泉へと変えました。用意していたパ−ツに無いものは自分で粘土を使って作るなど、松原泉の復活に対する熱意が感じられました。

 ○12月6日には、実際にホタル水路を造っている香川県丸亀市の土器川生物公園において、香川河川国道事務所の担当者の案内でホタル水路の状況などを見学しました。

 ○担当者の説明の後、土器川のホタルの状況など熱心に質問する、実際に水路の流れ、河床の材料、水際の状況などを触って確かめるなど、松原泉と小川の再生・保存の参考になったようです。

 ○場所を土器川水防センタ−に写し、土器川の感想、参考になった点などについてワ−クショップが行われました。

 ○今回(14日)ワークショップではさらなる松原泉復活のための意見を出し合い、その結果、大人が夢見る松原泉のイメ−ジが完成しました。その中にはホタルが住むゾ−ンや魚が住むゾ−ン、子供たちが遊べるゾ−ンなどが盛り込まれました。

 ○来月からは、浮穴公民館と松山市立南第二中学校で行っているワ−クショップの結果をもとに、全体会議を開催し、地元地域の夢みる松原泉を計画する予定です。

3.矢落川水質浄化施設の愛称を募集 (肱川水系 愛媛県)

 ○肱川の右支川である矢落川は、近年の著しい開発にともなって水質悪化が進み、環境基準を満足していない状況にあります。

 ○この矢落川の水質をきれいにするために、国土交通省において平成15年度に水質浄化施設の建設に着手し平成16年11月に完成しました。

 ○この水質浄化施設は、水の汚れが特に著しい矢落川(やおちがわ)の支川都谷川(とやがわ)に建設し、都谷川の水をきれいにして流すことにより  矢落川の水質を改善します。

 ○しかしながら、水質保全については行政による取り組みだけでなく、住民の皆様方一人ひとりの取り組みが大切であると考えます。

 ○そこで、当施設を広く皆様方に知って頂き、水質保全に皆様方の積極的な参加を頂くため、その愛称について一般公募する事としました。

 ○応募要領については次のとおりです。
   1.応募内容
     ・愛称
     ・命名の理由
     ・住所
     ・氏名
     ・年齢
     ・職業(学校)
     ・電話番号
      尚、応募用紙については特に問いません。又、応募用紙はお返し致しませんのであらかじめご了承下さい。

    3.作品の送り先
      〒795−8512
       大洲市北只1503−1
       国土交通省大洲河川国道事務所 工務第一課
       「矢落川水質浄化施設の愛称大募集」係
       (メールアドレス PA−51408810@skr.mlit.go.jp)

    4.応募締切
       平成16年12月31日(当日消印有効)

    5.入賞作品の発表
       入賞作品については、入賞者ご本人に通知することで発表にかえさせていただきます。
       ●最優秀作品〔1点〕に記念品を贈呈し、愛称を採用させていただきます。
       ●優秀作品〔数点〕に記念品を贈呈いたします。
        尚、入賞作品の著作権は、当事務所に帰属することとさせて頂きます。

    6.お問い合わせ先
       国土交通省大洲河川国道事務所工務第一課「矢落川水質浄化施設の愛称大募集」係
      (TEL 0893−24−5185)
       矢落川水質浄化施設の愛称募集については、大洲河川国道事務所のホームページに掲載しています。
      http://www.skr.mlit.go.jp/oozu/top/index.html


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■連絡先■  四国地方整備局 河川部 防災対策官 則  勢
      〒760-8554高松市福岡町4丁目26−32
     TEL 087-851-8061(代)マイクロ88-3125(則)
      FAX 087-851-8474(河川計画課)

四国地方整備局 ホームページURL(河川)
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